自分のスキルや資格を活かして教室を開く!「”教える”を仕事にするまでを詳しく聞いてみたい!」トークイベントのようす

枚方市立地域活性化支援センター主催、お茶しながら起業についてのリアルな話が聞ける!

第6回ひらかたビジネスカフェ
が、2017年11月26日(日)鍵屋別館の4階のひらばで開催されました。

今回のテーマは…
「"教える"を仕事にする!〜教室を開いて、仕事につなげるまでを詳しく聞いてみたい!
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今年度、第6回目の「ひらかたビジネスカフェ」。

「ビジネスカフェ」とは、経営者・フリーランスの方など様々な分野で活躍されている方をゲストに迎え、起業や経営についての体験談やコツなどをお茶しながら聞けるセミナーです。
(→過去のビジネスカフェのようす

今回のテーマは、"教える"を仕事にする!
「自分の資格やスキルを活かして教室を開きたい!」と考えている方もいらっしゃるはず。
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(司会は枚方つーしん・タクワン@ひらつー

今回は「教える」を仕事につなげた3名の女性ゲストをお迎えし、教えることを始めたきっかけや、仕事につなげるまでのエピソードなど、講師業にまつわるリアルなお話を伺っていきます。

↓第6回ひらかたビジネスカフェゲストのみなさん。
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左から松風 さやかさん(料理)、浜崎 亜由美さん(英語・スポーツ)、當座 祐久子 さん(パソコンスキル)

ちなみに、ビジネスカフェでは毎回参加者のみなさんに、お好きなドリンクと枚方名物のお菓子をご用意しております。
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今回は、枚方公園で人気の「イロハベーカリー」のラスクでした。

それでは、当日の様子を抜粋してご紹介します!

第1部  ゲスト講演

事務プロ
當座 祐久子 (とうざ ゆくこ)さん
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エクセルなどのパソコンスキルの講師として活動している當座祐久子と申します。

枚方市内でスキルアップを目指して事務職に就きたいと考えている女性や教えることにも興味がある方に、エクセルスキルだけではなく、「教え方」を学べる講座を設けることで、今後講師として一緒に働く人を増やしていきたいという思いから事業をスタートさせました。

枚方の中の女性、あるいは企業に、「エクセルだったら事務プロに任せよう!」と思っていただけるような存在になることが今の目標です。

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まず教える仕事を始めたきっかけと経歴からお話させていただきます。

この仕事を始める前は、CAD(コンピュータによる設計支援ツール)の小さなソフト会社に勤めていました。建築CADを工務店さんに販売し、あまり機械の得意ではない工務店さんに使い方を伝えるという仕事を担当していました。それが教えることを始めた一番初めのきっかけです。

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その後、職業訓練校で半年ほどエクセルなどのパソコン関係のことを学び、派遣社員として企業の中に入って企業研修や大学の研修カリキュラムを立てたり、事務的な業務から一度離れて講師業のみに集中している時期もありました。

企業に関わって仕事をしていくとなると、やはりいろいろな決まりがあるんです。その枠を超えて、今後は自分の教えたいことを教えたい、そう思って起業しました。ちょうど2年前のことです。

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起業する前の1年間はこのビジネスカフェを主催している「枚方市立地域活性化支援センター創業実践塾」で、創業についてのノウハウを学ばせていただきました。

1年間学んでいても、どうしても「自分一人だけでやっていけるかな」という不安はありましたね。

これからどうしていこうかと思った時に、自分のビジネスプランを発表する審査に合格し、地域活性化支援センターのインキュベートルームに入居することが決まりました。その出来事に後押しされて「もうここまで行ったら始めなきゃだめだな」と思えたのかもしれません。

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(インキュベートルームは「輝きプラザきらら」の中にあります)

インキュベートルームは原則3年間と入居期間が決まっています。早いもので2年の月日が流れ、私は来年の3月までにこの場所を出て、次の事務所を探して移転することになっています。

活動場所としては、今日の会場である「ひらば」が行っているスクール事業「ひらばの学校」でエクセル講師を担当させていただいたり、その他にはこれまで継続してきた企業や大学の講師業などを担当しているので、事務所の外で過ごす時間が多いですね。

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ひらばで行われた講座のようす)

起業すれば、ずっと教室にいられるかというとそうでもなく、今までいただいてきた仕事と自分のやりたい仕事をバランス良く両立させていくことが大事なのですが、これがなかなか難しい。

教えるためには事前準備が何より大切なので、忙しさのあまり本来自分がやりたいと思っていたことをできる時間が取れなくなってきたなと感じています。それが今後の課題です。

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お金の面に関しては、難しい面もありますが、先ほどお話させていただいたインキュベートルームに入るタイミングで、国の補助金制度に申し込んだりしました。最初のスタートは何かとお金がかかるものですが、補助金の制度に随分助けられました。

なかなか一歩踏み出せなかった自分をこうした周りの状況が後押ししてくれたのかもしれません。

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私が本当にやりたいと考えていることは、自分がもってるエクセルやパワーポイントのスキルを分かりやすく伝えること。どうすれば伝わるのか、満足してもらえるような講座ができるかということを日々考え続けています。

起業してからは、やはり朝から夜までずっと仕事のことを考えているので、好きでやっているけれど、頭から仕事のことが離れなくてプライベートないというのが今のちょっとした悩みです。それすらも、楽しめたらいいですね。

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今日参加されてる方は教えることに興味がある方々かと思われます。最初にお話させていただいたとおり、「パソコンスキルを教えたい!」という方を募集してますので、もし興味があったらお声掛けください。



ストレングス&コンディショニングコーチ
ECCジュニア・J-SHINE 講師
浜崎 亜由美(はまさき あゆみ)さん
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 SCコーチ( ストレングス&コンディショニング)とECCジュニアの英語講師を担当している、浜崎亜由美です。

本業であるSC( ストレングス&コンディショニング)コーチを2011年に、ECCジュニアの講師は今年の4月にスタートさせ、主に小学校低学年と高学年のクラスを担当しています。

その他に、今年の夏に枚方市の中学校部活指導者に登録しました。これは部活動の先生のもとで、より専門的な指導を担当するというものです。

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分野は大きくわけると「スポーツ」と「語学」。教えるということに関しては、まだまだ経歴は長いとは言えませんが、何か皆さんのきっかけとなれば幸いです。

では、今日はまずはじめに私自身の経歴からお話させていただきます。

学生時代は、ソフトボールに熱中しながら、体育学科を卒業しました。卒業したのは体育学科なのですが、当時から海外や英語にすごく興味があったので、なんとなく受けた英会話スクールの入社試験に無事合格し、社会人として経験を積ませていただきました。

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現在も、ECCジュニアの講師として活動していますが、決して英語に関する大学を出ているというわけではなく、専門分野はあくまで体育。そのおかげか、レッスン中もどこかしら体育会系な雰囲気がにじみ出ている気がします(笑)

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(ECCジュニアレッスンのようす)

体育科を出て就職した英会話スクールでは「スクールディレクター」というスクールの運営を担当していました。在籍生や新規の方に向けてのレッスンの案内や集客、新人教育まで幅広く携わらせていただきました。

1人での学校運営は本当に大変なので、ネイティブ・邦人講師やスタッフとの関わり方、コミュニケーションが重要です。生徒は下は幼児クラスの1.5歳から上は年齢制限がありません。

先生もアメリカやイギリスなど英語圏の留学経験が豊富で、英語力だけでなく人としての魅力や個性が強い。これが異文化なんだと改めて実感しました。

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この時に、新人教育を任されたことが今思い返すと人に何かを教えるというはじめての経験だったのかもしれません。私は、当時4人の新人教育を担当していました。

教えることに関しては、たとえ教える内容の基本が同じであっても、性格や家族構成など一人ひとりに合わせてどう伝えるかを工夫しました。例えば、しっかり者のお姉さんタイプには、1から10までこちらから教えるのではなく、反対にどんどん質問したり任せたり頼ったりしていく中でその人の持つ力を引き出していくよう工夫します。

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当時は、私より年上の方を部下として新人教育する機会もありました。前職でキャリアを積まれていたり、英語のスキルが高く、プライドをお持ちの方もいらっしゃいましたので、そういう方には英語に関する内容については一切触れず、その方が大切にされている部分を認め褒めながら、新人教育を行いました。

一人ひとりの個性に合わせて教え方を変えたことで、その人の成長が見られる。そんな楽しさを感じた経験でした。

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本業であるSC( ストレングス&コンディショニング)コーチは、スポーツ選手のパフォーマンスを上げるためのサポートが中心となります。

こちらの画像を見てください。野球の大谷翔平選手が使っていた「マンダラシート」いわゆる目標設定シートです。大谷選手はこのシートに「ドラフトで8球団から指名されるにはどうしたらいいのか」というテーマに沿って、あらゆる方法を派生させて細かく記入されています。

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(大谷選手のマンダラシート)

スピード160km、変化球、運、人間性、メンタル、体づくり、コントロール、キレ。ここから、スピード160kmを出せるようにするためには・・・?と更に細かく派生させていきます。

私も大谷選手を真似て「マンダラシート」を中学生向けに作ってみました。まず、休養、メンタル、栄養、トレーニングなどがあげられます。そこから具体的になにをしていくかを考えていく。例えば休養であれば、ストレッチで体をほぐす、入浴などがあげられます。

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(浜崎さんが作成した中学生向けのマンダラシート)

資料を作る際にも、生徒の目線に合わせて、視覚的にわかりやすいものを作っていく。教える側が喋りすぎずに、しっかりとコミュニケーションを取りながら進めることを大事にしたいですね。

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一方、ECCジュニアのレッスンで大切にしているのはインタラクション(相互作用)。レッスンはインタラクションがすべてだと思っています。

例えば私の指示が悪いと、当然生徒は動作がうまくできない。レッスンの楽しみが半減したことになってしまいます。だから、まず集客より教える工夫。インストラクションをいかに工夫するかを常に考えています。

子どもたちには一人ひとり個性があるので、叱り方にも当然工夫が必要。4月にECCジュニアの教室をスタートさせてから2度、生徒に注意をしたことがありますが、叱った後は毎回これで良かったのかなとすごく考えさせられます。ここも経験を積んでいきたいですね。

レッスンを通して一番気をつけているのは誰かと比べたり、批判は絶対にしないこと。

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あるレッスン中に、音読がすごくよくできる子が苦手な子対して「なんでできないの?」って言ったんです。ああ、これはいけないなと思ってその子に「もし〇〇くんが、走るのが苦手だとするよね。その時〇〇くんよりもっと速く走れる子から『なんで遅いの?』って言われたらどんな気持ち?」と聞いてみたんです。

人それぞれ持ってるものは違いますし、得意不得意も違うと思うので、それを伝えたかった。生徒同士でも比較・批判はしないように心がけています。

最後になりましたが、まず何よりもレッスンは参加していただいたみなさまと一緒に作り上げていくものだといつも思っています。

参加者の方のカラーによって毎回違うものになりますし、私自身が楽しもうという気持ちを忘れないようにしていきたい。教える側が楽しくないレッスンなんてぜったい面白くないじゃないですか。

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あとは、今日は講演という機会をいただいたので、ずっとしゃべっているのですが、基本的には3回聞いて自分が1回話すぐらいにしたいなと心がけています。

あと理論的に説明したり、進行だったりが下手なので結果から伝えたり、数字を使うなどの工夫をしています。

「今日はこれを伝えたいんです。なぜかと言うと・・・」という風に結論を先に伝えて、そこに動機をつけていく感じに近いのかもしれません。今日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。



 ☆野菜Ristoranteシェフ兼料理講師
松風 さやか(まつかぜ さやか)さん
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枚方市三矢町にある自家栽培のお野菜をメインにした家庭料理を出している「☆野菜Ristorante」というお店で、メインシェフをさせていただきながら空いた曜日に料理教室をしております。松風さやかと申します。

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☆野菜Ristoranteの外観)

まずはじめに、私自身の経歴から簡単にお話させていただきます。もともとは大手のお料理教室で講師業に加えてスタジオ運営、営業、企画、研修、スタッフ育成といったマネジメント業を担当していました。

当時から心の何処かでずっと自分の仕事を持って生きていきたいなという気持ちがあり、独立を考えていました。

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現在は料理教室をしておりますが、最初に始めたのはアロマオイルトリートメントのリラクゼーションサロン。2012年で自宅からスタートさせたのですが、開業1ヶ月後に病気が発覚して、そこからサロンをやりながら2年間の闘病生活を過ごすことになります。

食事療法について学んでいくうちに、こんな大切なことならもっと早く知りたかった、元気なうちに知っていたらこんな病気にもならなかったんじゃないかという思いがすごく大きくなっていきました。この出来事が改めて食事について考え、見直すきっかけになったのだと思います。

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2年間の闘病生活を経て、「知ること」、「食事で体を良くすること」、「きっかけづくり」をコンセプトしたお料理教室をサロンと並行してスタートさせました。

私は、自宅マンションを利用していたので、自己資金や初期費用もさほどかけずに始めることができました。

ただしみなさんに気をつけていただきたいことは、マンションには管理契約があり、自宅営業を禁止するマンションも多いです。十分注意しながら開催されることをお勧めします。

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やはり1人で教室を続けていると壁にもぶち当たりますし、落ち込む時もあるんですね。うまくいかない日々が続くと、どうしても「私には向いてないのかな?」というネガティブな思いが沸々とが湧き上がってきてしまいます。

そんな時に「じゃあなんでこの仕事を始めたんだったっけな」と原点に戻ることができるのが、私はコンセプトだと思っています。

ただお料理が好きだから、作ることが好きだかというだけでは、壁にぶち当たった時に続けていくのはそう簡単ではありません。

私のコンセプトは、自分の料理で元気な人を1人でも多く作りたい。これは私の夢でもありますし、そこに立ち返ることで、自分がやりたかったことを再確認できていると感じています。

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次に、教室の特徴をご紹介させていただきます。私は最初1クラスだけでスタートしましたが、より選びやすく通いやすくするために徐々にコースを増やしていきました。

家庭のご飯を作るようなメニューを出すっていう「おうちごはんコース」、「美腸クラス」、そして「おやつクラス」の3コースを作りました、松・竹・梅のイメージですね。

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なぜ美腸クラスかと言いますと、私が患ったのが腸の病気だったんです。当時、腸に関する勉強や食べることそのものについても一生懸命勉強していく中で、「ああ、みなさんにこういうことを早く知っていただきたいな」と考えるようになりました。

それで、腸を美しく長く保っていただけるようなクラスにしたいという思いから「美腸クラス」と名付けました。

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ちょうど世間でも腸内環境の重要性がテレビで頻繁に取り上げら、「美腸」というキーワードがお客さまとマッチし、このクラスは教室の看板となりました。

現在は、日本の伝統食品である梅干やお味噌、ぬか床、おなかに優しい発酵食品、甘酒、塩麹、醤油麹といったものをみなさんと一緒に手作りしています。

でも、ただ作っておうちに持って帰っても、一体どうやって使ったらいいのかわからないですよね。ですから、どんな料理に使えるのか、手作りするとなぜ良いのかまでをお伝えして初めてレッスンだと考えています。

今日の会場であるひらばが主催しているイベント「女子が好きなものだけ集めたマルシェ」でも一度塩麹のイベントをさせていただいたことがあります。

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(塩麹イベントのようす)

続いて、集客についてお話させていただきます。私は一主婦でしたので、自分のお小遣い程度の金額から始めたいという思いがありました。まずは小さく始めて長くゆっくり大きくしていこうと、できる範囲のお金でスタートさせました。

最初に始めたのは、当時飼っていた犬のことを中心に書いていたアメーバブログをカスタマイズしたこと。その当時で25,000円ぐらい、わたしのお小遣いギリギリです(笑)

最初の頃はもちろんお客様も全然来ません。私はゆっくりやっていこうと思っていましたが、ただただ自分のメンタルとの勝負です。

いろんなことを考えて時間をかけて作ったのに「あー1人だけか…」というがっかり感に悩まされた時期もありましたが、そんな日も含めて楽しみながらやっていこうと思ってきました。

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あまりにもお客様が来なさすぎた時期は、地域のタウン情報誌にも出しました。8分の1サイズってほんとに小さいサイズでも5~7万円するんです!

でもこれでいっぱい増えるなら1回やってみようと思い切ってやってみました。そしたら1回目はうまいこと、3人来てくださったんです。そこからご紹介も増えたので、掲載して良かったと思いました。

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それで私も味をしめてしまい、半年後にもう1度なけなしのお金で広告を出したんですけれど、2回目は残念ながらゼロ。集客には繋がりませんでした。

自分の懐から出した大金がゼロになったことで、費用対効果がなさすぎると思ってやめたのですが、その頃からアメブロや紹介を通して、ほんとに少しずつですがお客様が増えていくようになりました。

お客さまが増えていくと今度は、自宅マンションでは手狭になってきます。他の場所を探していたら現在の「☆野菜Ristorante」のオーナーと出会って、「使ってないキッチンがあるのでそこでやったらどうですか?」と声をかけていただきました。

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(☆野菜Ristoranteのオーナーと松風さん)

現在はそこでシェフ業をメインに、休みの日を利用して料理教室をさせていただいています。

もし私のように食べ物を使ったお教室をお考えなのであれば、1つ必ず気をつけた方がいいのが、掲載する写真のクオリティー。パッと見ておいしそうだな、きれいだな、食べたいなって思うような写真を載せることがすごく集客に影響します。

私自身、写真の重要性を痛感してカメラの講座なんかがあれば受けるようにしていました。

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「☆野菜Ristorante(ほしやさいりすとらんて)」の『星の琴ひきランチ』より

独立後は広報、メニュー考案、レシピ作成、集客など多岐にわたって仕事量が一気に増えていきます。肝心のレッスンにたどり着くまでの行程がとにかく多く、自分の時間がなくなってしまうのは大きな課題ですね。

私の周りの料理教室仲間は、みんな口をそろえて「レシピどうしよう、いつまでにアップせなあかん!」と話しています。

でも家のことがある、お子さんの送り迎えがある、じゃあ夜中にやらなきゃ・・・そうすると結果的に自分の睡眠時間を減らさないといけないわけですよね。

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ですから、開業してお料理系の教室を検討されている方は、ちょっとしたアイデアや自分が作った晩ごはんなどを書き留めておくことをおすすめします。

それから、教える仕事は「伝える」ということがすごく大切になりますので、どれだけわかりやすく伝えるかが常にテーマになります。

難しい言葉を使わない、ゆっくり話す、声のトーンを抑えめにするとかちょっとしたことなんですけれども、相手は心地よかったりとか「わかりやすいな」と思ってもらえるのではないでしょうか。

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あとは生徒さんには笑顔で帰っていただきたいなと思ってるので、まずは自分が笑顔で接する。「あー、先生今日もいつもと一緒やなぁ」って思ってもらえるように努力したいですね。

自分のメンタル部分はいつも一定に。いくら生徒さんの数が多くても、1人であっても同じ。1人しか生徒がいないからといって、暗い顔されたらつらいじゃないですか(笑)いつもと同じ笑顔でお迎えしてお見送りをするという部分を大切にしています。

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大変なことは多いですが、多くの時間をかけて自分で作ったレシピを生徒さんに「子供が全然これ食べなかったのに食べるようになった」とか「すごく体調が良くなった」と言っていただけた瞬間は本当に嬉しいですね。

それが私の喜びでもありますし、働いて良かったと思える一番の瞬間です。

開業すると、たくさん仕事には追われますが、その一言をいただけるだけでまた頑張ろうって思えるので、レシピ作りは今後も精一杯力を込めていきたいですね。

第2部 質疑応答&フリートーク

Q 教室や講座を開催するにあたって、時間設定はどのように決められていますか?
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 浜崎:「英語の教室は小学校のスケジュールを把握して決めています。

水曜日が比較的に学校が早く終わるので、低学年だったら4時台、高学年だったら5時台。小学校から帰ってレッスンに間に合う時間になるように工夫しています。」

 當座
:「私は、講座に来てもらうターゲット層は、現在勤務していない人を考えているので、平日のお昼が多いですね。反対に平日は難しいという方には、土曜日と平日と各月で設定したり、ある程度来てくれる方のニーズに合わせています。」

 松風:「私はだいたい午前中開催が多いですね。最初の頃は不定休でいつでも来られる状態でみたいな形でやっていたんですけれど、人間ってどこでもいいよと言われると意外と予約が入らなくてですね・・・。

この日が休みですって言うとそれ以外のところで探して予約を入れようという形に不思議となるんですね。ですから、ご自身でされる場合は思い切って定休日を作られてもいいんじゃないかなと思います。」

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 Qライバルがすごく多い業種で講師業をやりたいと考えています。周りと差をつけられる集客方法を教えてください。

 松風「それは私の課題でもあるので私も教えてほしいくらい(笑)パン教室やお菓子教室など、お料理教室ってほんとにたくさんありますのでそこと比べてしまって落ち込むこともあります。

でも人は楽しい所に集まると思うんですよね。ですから、おいしそうに見える写真をアップする、生徒さんの許可をいただいて授業風景なんかもアップしたりと地道な努力を続けています。」

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 浜崎:「私が実際やって反応があったのは教室の近くのマンションや住宅にポスティングしたこと。体を動かすことが好きなので楽しかったですし、お客さんの反応は早かったですね。」

 當座:「私はSNSでいうとFacebookをやっています。あと枚方つーしんをみてくださっている方々が自分の求めてるターゲットに近いので、枚方つーしんで広告を出しています。自分のターゲットに近い人が見ているところに発信していくことも1つの手ではないでしょうか。」

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 Q 講座の価格設定はどのように決められていますか?

 浜崎:「ECCの場合はもう決まってますので、100分のレッスンがお月謝で10,800円、60分のレッスンが6,480円です。
ストレッチ講座などのワークショップの価格設定は自分で決めることができますが、インプットの自己投資に自分が使った費用を考えて、価格を決めるということはないですね。

私の主観ではなく、家に帰って自宅でも続けれるなと思っていただいたり、生活にとってプラスの変化になると感じてお金を使っていただきたいという思いがありますので、そのあたりを考慮してレッスン料を決めています。」

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 松風:「私はワークショップの時は、開催場所によっても価格設定が変わってくると思っています。周りが1,000円や1,500円、あとは500円なんかでレッスンされてるのに、私だけ5,000円だとお客様も来てくださらないですよね。

その結果、いつも自分がいただいてるレッスン料より安くなってしまったとしても、知ってもらうための宣伝費だと思って開催することもあります。」

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 當座:「私も知ってもらうきっかけという意味では、お試し講座は比較的安く設定してます。まちには本当にたくさんのパソコン教室がありますよね。

そことは差別化しないとやっていけないので、『転職や仕事に直結させたい人だけ』というようにターゲットを絞っています。ですから、できれば仕事に就いた後も、困った時にはサポートするようにしています。そういう意味では他のところとは差別化できているのかもしれません。」

Q 経営が軌道に乗るまでにどれぐらいの期間がかかりましたか?
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 浜崎:「私は、最初に想像していたより生徒さんが集まったなぁという印象です。いきなりたくさんは来ないですがこじんまりとできている人数は早い段階で集まりました。」

 松風:「私は半年ぐらいで、一般の人から1人ぽつんと申し込みが入ったという感じでした。お教室をやってますと言える程度になるまでに、2年かかりましたね。

それに、私はどんどんレッスンの形や場所を変えているのですが、形や場所が変わると生徒さんの数は一時的に減るんですよね。なので減ったり増えたりのくり返しというところでもあります。」

 當座:「すごく多いというわけではないですが、スタートさせてから2年ぐらいでしょうか。

最近になって過去に出した枚方つーしんの記事を見てお問い合わせがあったりとかすることもあるので、これからが勝負かなと。」

Q 「こんなこともあったなあ〜」という失敗談があれば教えてください。
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 松風:「小さい失敗はしょっちゅうしてますよ。何でもトライしてトライアンドエラーのくり返しだと思っています。

ビックリするような失敗は材料買い忘れたこと!冷や汗が出てお客様いらっしゃるのに買いに出たっていう前代未聞の回が一度ありました(笑)」

 當座:「講座の案内を出すタイミングを、早く出したいと思いながらギリギリになってしまったりタイミングを逃してしまったことですね。タイミングっていうのはすごく大事で、それを逃したら次につながらないということがやっぱりあります。」



最後にゲストのみなさまから、メッセージをいただきました!
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 當座:「何事も始めるタイミングが本当に大切だと思っています。今回ビジネスカフェに参加していただいた皆さんの中にも、パソコン系の講師を考えている方がいらっしゃると伺っています。

講師業を目指す方対象の講座も12月から開催する予定ですので、教えることをやってみたいなと思う方は是非そこでお会いできたらなと思います。本日は貴重な機会をありがとうございました。」

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 浜崎:「やりたいことがあるなら、是非やってみてください。できることでいいと思います。例えばクッキーが上手に焼ける方でしたら手作り市などで20枚売ってみようとか、いきなり大きなことを始めるのでなくても、まずはできることから少しずつ。

好きなことでお金をもらっているということがまた次につながっていきますし、自分のパワーにもなりますので、是非またどこかでお会いできることを楽しみにしています。今日はありがとうございました。」

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 松風:「元気なうちにやりたいことをやるっていうのは自分が病気をして感じたことなんです。人生は一生に1回きり。

失敗しても誰に何を言われても自分の人生ですので、自分が悔いなく終わればいいのかなと思います。自分がやりたいと思うことはタイミングを大切にして、一歩を踏み出していただけたらと思います。

今日みなさんとお会いできたのも何かのご縁ですので、こんな私で良ければいつでもご相談にのりますし、同じような業界の方でしたら一緒に頑張っていけたらなと思います。今日は本当にありがとうございました。」

参加された皆さんの感想

松風さんの「先生は常に一定であれ」というお話が印象に残りました。色々なヒントを頂きました
ありがとうございました。

まずはやっていきたいことを明確にしていかなければと感じました。

初心に立ち返るコンセプト作りを深めていきたいと感じました。漠然と考えるだけではなく手を動かしていきたいです。

ゲストの先生方のタイミングが大切という言葉に、背中を押していただきました。考えているだけではなく、行動していきたいです。

まだ講師業に対して漠然としたイメージしか持てなかったのですが、ためになる知識や情報が得られてしっかりとしたイメージを持つことができました。教室を開いた後の宣伝については、努力していかないといけないなと感じました。

以上、ビジネスカフェの様子を抜粋してお送りしました!

枚方市立地域活性化支援センターでは様々なイベントや講演会を開催されています。

最後に今回のゲストスピーカーの皆さまを改めてご紹介して記事を締めくくりたいと思います。素敵なお話をありがとうございました!


事務プロ
當座 祐久子(とうざ ゆくこ)さん
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【プロフィール】
最初に勤めたCADソフト会社で顧客に教えたことが「教える」の始まり。
その後、個人向けパソコン教室でさらに教えることの楽しさを実感し、2000年以降、大手電機メーカーで大学や社員研修の企画・講師・運営をしながら、様々なノウハウを蓄積。もっとじっくり丁寧に実務に役立つテクニックを伝えたいという思いで、2015年に「事務プロ」を立ち上げた。個人向けに「求人票の『Excelできる人になる』講座」、企業向けに「1日で学ぶ!業務効率化のための時短ワザ」講座などを開催中。受講生のレベルや達成目標に応じて、内容やスピードなど臨機応変に対応できることが強みである。

ストレングス&コンディショニングコーチ
ECCジュニア・J-SHINE 講師
浜崎 亜由美(はまさき あゆみ)さん
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【プロフィール】
体育学科卒業後、海外や英語への憧れから英会話スクールへ就職。海外では語学+専門のスキ
ルが必要だと感じ、得意のスポーツに関わる資格を取得。
2011年よりキャリアチェンジし、韓国や日本で野球・ソフトボール・バスケチームのトレーニング指導に携わる。2016年により自身のスキルアップとして、アメリカへ。本場のスポーツ・トレーニングを体験・そして見ることができ非常に有意義な経験となる。帰国後は小学生へ英会話教室を開く傍らカラダを動かすワークショップなども実施。様々なテーマに沿った座学や実技を行っている。

☆野菜Ristoranteシェフ兼料理講師
松風 さやか(まつかぜ さやか)さん
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【プロフィール】
幼い頃から料理と食べる事が大好きで大手料理教室に就職し、講師業、レシピ開発、営業企画、スタジオ運営全般に携わる。自分自身の闘病生活がきっかけで、統合治療やマクロビオティックなどの自然療法や食事療法に興味を持ち、食養の大切さを元気なうちから知って欲しいという思いで『きっかけ作り・知るコト』をコンセプトに2014年にオーガニック料理教室『Salon de Lukuri』を自宅で開講。更にたくさんの方に知ってもらう為、自宅サロンから現在は☆野菜Ristoranteでメインシェフを務めながら美腸料理教室に改め運営中。


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