久御山に北陸新幹線の車両基地ができるかも。現地に行ってきた

\枚方市民も気になる近隣ネタ/

北陸新幹線の車両基地が計画されている京都府久御山町に行ってきました。

久御山町の車両基地予定地ちかくに広がる田園

敦賀から新大阪までのルートは、2026年7月15日に与党の整備委員会が「小浜・京都ルート」の「桂川案」に決定。以前にも記事にしています。
そのルートの途中で車両基地の予定地になっているのが久御山町。
現地の様子は動画にまとめているので、あわせてどうぞ。

車両基地はざっくり言うと新幹線の車庫と整備工場をあわせたような場所。夜に新幹線が泊まったり、日々の点検を受けたりするところです。

北陸新幹線では石川県の白山や福井県の敦賀にもあって、敦賀の車両基地では2日に1回のペースで台車やブレーキなどを点検しているんだとか。

Google Earthで見た巨椋池干拓地

予定地は久御山町の東の端で、宇治市との境目あたり。南北に細長い形で計画されていて、宇治川と木津川にはさまれた旧巨椋池の干拓地。

「北陸新幹線の整備に係る取組について」(国土交通省鉄道局・鉄道・運輸機構)より引用

計画エリアは「北陸新幹線の整備に係る取組について」(国土交通省鉄道局・鉄道・運輸機構)の図で確認できます。

巨椋池干拓地の広々とした田んぼ

国などの説明では、車両基地の面積は最大約30万㎡になるそう。ひらパーでいうとだいたい2個分の広さです。
ここにずらっと新幹線が並ぶかも。

予定地南側の宇治市側で行われている宅地の整備工事

予定地の南のほうは宇治市にもかかっていて、行ってみると宇治市側は工事の真っ最中。看板を見ると宅地の整備工事でした。

Google Earthで見た枚方市駅周辺

枚方市民として気になるのは、北陸新幹線は大阪府内をトンネルで通る計画になっているところ。枚方市域も通るとされていますが、地下なので走っている姿は見られません。

久御山に車両基地ができれば、枚方から一番近い「地上で北陸新幹線が見られる場所」になりそう。

石川県の白山総合車両所には、連絡橋から点検の様子を見学できる「トレインパーク白山」という施設も。
久御山にそういうものができるかはまったく決まっていませんが、枚方からなら子ども連れで気軽に行ける距離ですね。

鉄道の駅がない久御山町の倉庫が並ぶ道路

じつは久御山町は町内に鉄道の駅がない町。町では車両基地を活かして新しい駅をつくれないか検討を始めたそうです。

お手本になっているのが福岡の博多南駅。博多南線は新幹線の車両基地への回送線を旅客用にしたJRの在来線で、運賃と特急料金あわせて330円で新幹線の車両に乗れるという仕組み。

久御山の駅は計画として決まっているわけではありませんが、もし実現したら京都南部の交通が大きく変わるかもしれません。

JR松井山手駅の駅名

もう2つ枚方市民として見逃せないのが松井山手の新駅。
松井山手駅は住所こそ京田辺市ですが、学研都市線で長尾駅のおとなり。

1989年に開業した駅で、京阪が大規模な住宅地の開発にあわせて資金を出し、JRに設置してもらった請願駅なんだとか。

松井山手駅周辺の案内地図

新幹線の駅はJR松井山手駅近くの地下にできる計画。以前にも記事にしています。
松井山手に新幹線が停まるようになれば、枚方の東部から京都や新大阪まで出なくても北陸へ行けるようになりそう。

久御山町の田んぼと遠くの山並み

気になるのはいつできるのかというところ。
与党の整備委員会は早ければ2027年度中の着工を目指す方向とのこと。

ただ工期は桂川案でおよそ26年と見込まれていて、建設費は最大5兆5千億円にのぼる見込み。

開業は早くても2050年代になりそう。まだまだ先の話ですが、枚方のすぐ近くでまちの形が変わるかもしれない大きな計画です。

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