現役枚方高校生が理事長のNPO法人ができてる

現役枚方高校生が理事長の「NPO法人 枚方生物飼育部LABO」ができています。

団体職員の方々

「NPO法人 枚方生物飼育部LABO」という名前で勘付いた方もいるかもしれませんが、このNPO法人はひらつーでも何度も記事にしてきた、枚方高校生物飼育部の部員やOBOGによる法人です。(→公式サイト

これまで笑い飯・西田さんとコラボしたり、池の水を抜いたり、絶滅危惧種の繁殖に成功したりと、枚方の生物界をリードしてきた枚方高校生物飼育部。

今回はNPO法人を作ったということで、お話を伺ってきました↓

やってきたのは黄金野のとある住宅。元々空き家だったこのお家を改装して、法人の拠点にするんだとか。

室内

なおその改装すら、建築系の進路にすすんだ枚方高校生物飼育部のOBの子が担当するそうです。なんとなくエコな気持ち。

ちょうど伺った時は現役高校生の理事長である石飛さんはいなかったんですが、同じく現役の井内さんやOBの2人、そして枚方高校生物飼育部の顧問である三井先生が。

空き家に残る渋い照明

このNPO法人ではどういった活動をするのか聞いてみたところ、ものすごく単純にいうと「部活の続き」をするNPO法人なんだそうです。

改装のために畳を剥がしているところ

NPO法人を作るにいたったきっかけは、枚方高校生物飼育部のOBOGが、現役生のためにできることを模索する中で、クラブ活動の続きもできるということで、設立にいたったそう。

「自然を相手にするなら、3年間は短い」という言葉が印象的でした。

趣ある正方形みたいなお風呂

顧問をつとめる三井先生としても、先生が異動になったりして顧問が変わると部活も大きく変わってしまうという側面があることから、きちんとした立場から引き続き生物飼育部としての活動を見守ることができるという点もあり、NPO法人設立を後押ししたんだとか。

室内にあった味のある文字

そんなわけでNPO法人の活動内容としては、先程書いたとおり「部活の続き」となっていて、引き続き生物調査・生物の飼育研究・外来種の駆除・清掃・里山保全・展示やワークショップによる地域での環境教育を行うそうです。

NPO法人のバッジ

黄金野の拠点についても、改装して地域の人が生物を観察できるような場所をつくるそう。

どんなんになるか楽しみ!

最後に理事長である石飛さんにオンラインで伺ったことをいくつかお届けします。

ー理事長に就任した理由を教えてください。

NPO法人を設立しようと決めた時に誰よりも頑張れる自信があったからです!
単純に理事長という役職がカッコイイとも思ってしまいました!

ーNPO法人の今後の展開について教えてください。

地域の小さい子から大人の方にも身近にいる生き物や環境について知ってもらえるように様々な活動を行いたいです。
また、家で生き物が飼えない子の癒しの場になるような空間を作ります。

とのこと。他の方々にも話を伺ってみると、穂谷の山を買って水族館をつくる夢を叶えるためだとか、居場所づくりだとか、いろいろありました。

そんなわけで、枚方の生物レベルがまた1つ上にあがりそうな今回の出来事。最新情報はTwitterで発信していて、今後はクラウドファンディングも予定しているそう。

また、枚方市内の他の生物系NPO法人とのコラボも考えているそうですし、今後の活動に注目ですね〜!



なお黄金野の建物改装の様子については市役所のページでも見ることができますので、気になる方はぜひ↓

便利なまとめ記事をどうぞ!



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