枚方市駅そばに建設予定の「(仮称)枚方市総合文化芸術センター」の新しいイメージパースなどいろいろ

本日6月17日(日)にラポールひらかたで開催された「(仮称)枚方市総合文化芸術センターに関する説明会」に参加してきましたので、そこで判明した(仮称)枚方市総合文化芸術センターについての新しいイメージパースや情報をご紹介します。

総合文化センター説明会-30
(会場のようす)

そもそも「(仮称)枚方市総合文化芸術センター」とは何かといいますと、市民会館に代わる総合文化施設のことで、ラポール枚方と関西医大の間あたりに作る予定の文化施設です。

地図画像でいうとこんな感じ↓
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緑の線で囲った、現在は主にラポールひらかたの駐車場があるあたりです。
なお、施設の北側には道路が新設される予定で、おそらくそちらからも旧1号線に出ることができるようになるんじゃないでしょうか。

写真で見てみるとこの位置↓
ラポール-1802201
左の関西医大と右のガラス張りのラポールひらかたのあいだあたり。
写真に写っている歩道橋の階段あたりから奥の方へ歩行者デッキが(仮称)枚方市総合文化芸術センターとつながる予定です。

そして今回載せるのは、全てあくまで案の段階なので、今後オープンまでに変更されることは充分にありえます。

では、詳しく見ていきます。

建物の全体について

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地下1階地上5階建てで、高さ29mを予定。

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施設は大ホール、小ホール、イベントホール、美術ギャラリー、リハーサル室等により構成。

 旧1号線の歩道橋にエスカレーターが設置予定

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既存のエレベーターに加え、エスカレーターが新設される模様。

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旧1号線の市駅ちかくのココの交差点にある歩道橋の、

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おそらくこの辺りにエスカレーターが設置されるものと思われます。

イメージパース(※全てクリックで拡大できます)

大ホール

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イメージはオーケストラをしてる時の画像。客席は3層構造で1468席とのこと。

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2層目席からのパース。
ホールの出入口は2階にあるので歩行者デッキからスムーズに入ることができるようになっているそう。

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3層目席からの。
電動のオーケストラピットがあって、オペラや大規模オーケストラにも対応可能だそうです。

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演者側からみた客席。

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ホワイエ部分。ホワイエはロビー的な意味です。

小ホール

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客席は325席。

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浮き床式になっていて、遮音や振動を抑える構造になっているそうです。箱の中に箱があるイメージ。

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演者側から。

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ホワイエ。連続窓で明るい空間に。


イベントホール

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席数は200席ほど。

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施設前広場

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2回ホールメインフロアに続く歩行者デッキでアクセスが可能に。
ガラス製の壁で景観に配慮したつくりになるそうです。

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みてわかるとおり、地面は芝生で、広場には市の花である桜を植えたりもするようです。

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ラポール側は目線を配慮して特に緑が多めになる予定だそう。

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写真左手の1階はガーデンカフェのイメージ。その近くに屋外から出入りできるトイレを設置予定で、リムジンバス利用者なども使えるようにする予定だそう。
建物には軒先緑化を取り入れ、緑あふれる外観になる予定。

エントランスロビー

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質疑応答の時間では、多目的のトイレの数が大ホールに4つ、施設全体としては10ヶ所に設置される予定であることや、駐車場の台数は約100台が予定されていて、有料になる予定であることがわかりました。

工期はこんな感じ↓
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今年H30年10月着工、32年度で工事終了、33年度に開館予定。つまりは今から約3年後ですね。

総合文化センター説明会-29
(会場のようす)

今回の説明会ではイメージパースやスケジュールが具体的になって、エスカレーター等が設置されることなどがわかったかたち。
また、説明会後半では上記イメージパースに360°画像のような処理がされていて、3次元感のある動画のイメージパースを見ることができました。

聞いている感じでは、全体的に緑と自然光が積極的に取り入れられる印象。

今後も(仮称)枚方市総合文化芸術センターがどのように推移していくのか、引き続き見ていこうと思います。名前が何になるかも気になるところ!

最後にコレまでに判明していることまとめ↓

★平成32年度に工事終了、33年度に開館予定
★(仮称)枚方市総合文化芸術センターの愛称やロゴマークは公募
★来館者数見込みは3年目までは年間約30万人
★経費は131億円を見込み(今回の説明会では言及なし)
★H30年10月から工事着手予定

センター内の施設に関する概要↓

★大ホール
→客席からの視認性を検証し、客席数1,468席(身障者用8席含む)/ 身障者用は、中央固定席を取り外し可能なものとすることで、最大12席の追加が可能

★小ホール
→臨時席14席を含め、客席数325席(身障者用2席含む)/ 身障者用は、前方固定席を取り外し可能なものとすることで、最大8席程度の追加が可能

★大小ホール共通の内容
・併用利用を考慮し、小ホールの躯体を切り離すとともに、浮き床式とすることで徹底した遮音性能を確保多様な演出を実現するための舞台設備(吊物機構、床機構、幕設備)
・舞台照明や音響設備は多様な活動に考慮し、外部からの持ち込み機器へも対応
・搬出入時の作業音に配慮し、北側搬入出口にシャッターを設置
・音の反響及びコストメリットから内装の壁面にレンガを使用
★エントランスロビー
→1階からの歩行者動線を補うためにエスカレーター(1基)を設置(上下切り替えに対応)

★イベントホール
→床下収納式ステージを採用し、舞台利用と平土間利用の両立が可能 / エントランスロビーとの可動間仕切り壁は気密性を高め、遮音性能を確保

★美術ギャラリー
→展示室は可動壁により3分割可能な仕様とし、一部3.5mの天井高を確保(面積:270㎡)

★リハーサル室
→大ホール等への影響を考慮した浮き床式とすることで、遮音性能を確保 / 大ホールの控室としても利用が可能

★創作活動室兼会議室
→100席程度の会議室で2分割が可能 / 大、小ホールの臨時控室としても利用が可能な動線を確保

★保育室
→幼児用トイレとミニキッチンを設置(保育活動スペースの面積:約25㎡)

★多目的活用施設

→広場を活用したガーデンカフェの運営が可能 / (用途)1階:カフェ 2階:フリースペース(面積)1階:約80㎡ 2階:約90㎡ 2階建物内:50㎡

★バリアフリー
→館内のエレベーターにより、すべての諸室に車椅子等でアプローチが可能 / 車椅子を利用される出演者が、舞台まで段差なくスムーズかつ安全に移動が可能 / エントランスロビー内のエレベーターはストレッチャー対応

★施設前広場
→地域全体の憩いスペースとなる芝生を主とした広場 / 屋外イベントに必要な設備(ステージ、電源盤、水道、排水設備等)を整備 / 植栽基盤は排水性能と耐荷重を確保

★駐車場 / 駐輪場
→自動車の影響に考慮し東面(住宅地側)に目隠し遮音フェンスを設置
・自動車利用時の利便性向上のため車寄せスペースを整備
・雨天時の配慮として身障者用駐車場及び車寄せに面した部分に屋根を設置
・駐車場:103台(うち身障者用2台、北側駐車場16台)他に関係者用駐車スペースを9台程度確保
・駐輪場:120台(施設前広場を臨時駐輪場としても使用可能)、自動二輪:7台 / 原動機付自転車:15台

★北側道路
→幅員:7.55m(有効幅員6.75 m)、延長:約120m

★歩行者デッキ
→幅員:4m(有効幅3.5m) 勾配:約3.8% 延長:約65m

・府道京都守口線横断デッキから本施設へは緩い下り勾配となる(高低差:約2.3m)
・勾配の無いフラットな踊り場を2ヵ所、通路中央には手すりを設置
・2階ホール出入り口前のデッキ上部に屋根を設置

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