
ひらつーメンバーや読者が日常で気になるアレコレを枚方の各クリニックの先生に質問!
「ひらつークリニック」のお時間です。
▼今回の質問はこちら▼
最近「胎児ドック」をよく聞くようになったんですが、普通の妊婦健診とどう違うんでしょうか?
受けた方がいいものなのか、ちょっと気になっています…!
(30代 女性)


「胎児ドック」ってなんぞや…?
どんなことを調べるのかあきせウィメンズクリニックの明瀬院長に話をお聞きしました!
「胎児ドック」ってどんな検査?

「胎児ドック」って、普通の妊婦健診とどう違うんですか?

「胎児ドック」は妊婦健診とは別に行われる、赤ちゃんの発育や体の構造を1時間かけて詳しく確認するスクリーニング検査のこと。
妊婦健診では赤ちゃんの心拍や体重、羊水の量などを中心に確認しますが、胎児ドックでは、エコー(超音波)を使って赤ちゃんの臓器や骨の形、血流など、先天性の病気の可能性や異常がないかを細かくチェックしていきます。


あくまで診断ではなくスクリーニング(ふるい分け)なので、「異常がある」と断定するものではありません。
ただ、必要に応じて追加の検査をご案内するための判断材料につながります。
費用はかかりますが、高齢出産の場合や遺伝的リスクが高い方、また赤ちゃんの健康状態を詳しく知りたい方が検査を検討されることが多いです。
いつ頃受けるのがいいの?


検査を受けるとしたら、いつ頃がいいんでしょうか?

検査時期としては、妊娠12~13週ごろの「初期スクリーニング」と、妊娠20〜22週ごろの「中期スクリーニング」に分かれています。
当院ではどちらも実施していますが、産院によっては受けられないところもあるので予め調べておくと安心です。
検査は痛い?当日の準備は何が必要?

検査はどんな風に行われるんですか?また何か必要な準備はありますか?


胎児ドックは通常のお腹からのエコー(経腹超音波)で行いますので、痛みはありません。
リラックスして受けていただければ大丈夫ですよ。
特別な準備は必要なく、通常の妊婦健診と同じような服装でお越しください。

胎児ドックは、おなかの赤ちゃんの“今”を丁寧に見てくれる検査なんですね。
先生ありがとうございました!
本日のまとめ
・胎児ドックは、妊婦健診とは別で行う赤ちゃんのスクリーニング検査。
・主に妊娠12~13週、20〜22週頃に実施され、臓器や骨格の構造的な異常がないかチェック。
・必須ではないため、医師と相談の上で判断を。
※本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、診療・治療の判断を代替するものではありません。胎児ドックの必要性や内容については、かかりつけの医師とご相談ください。
※ 本記事は医療情報の一例として作成しており、具体的な診療や治療の代替を目的としたものではありません。
◆今回お話をきいた先生◆

あきせウィメンズクリニック院長
明瀬 光理
(あきせ ひかり)
▪️あきせウィメンズクリニック
住所:大阪府枚方市田宮本町9-45
電話番号:072-861-1703
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