災害のときアナタは行動にうつせますか?料理苦手な主婦が簡単にできた☆あったか災害食講座【ひらつーレポ】

イベントレポート-6

イベントなどに実際に行ってご紹介する【ひらつーレポ】 


こんにちはっ
ひらつーのママスタッフナーガ@ひらつーです
今年の夏もあっという間に後半戦に突入しましたね。
震災、キロクテキオオアメ、台風、猛暑と大変な夏になりましたが、
皆さん、被害はなかったですか??

今回は、知ってて損なし、いや絶対知っといたほうが良い
災害食講座
へ行ってきました。


火や水に制限あってもおいしく♡非常時の災害食を学びましょう。
主催 穂(みのり)の時間
日時 8月1日(水) 10:00~12:00 
場所 楠葉生涯学習市民センター
参加費 2,500円 ※ひとり分材料費込
参加人数 12組(親子でもママのみの参加もOK)
講師 小林 裕子 先生
メニュー
*ごはん *ツナじゃが *ツナカレー
お土産あり 非常時の調理に使う耐熱ビニール袋

自然災害を経験して食べ物の備蓄をしておらず焦った方、いらっしゃったのでは?
私も同じです得意気に言うところではありません・・。

そのとき、思いました、
やっぱり食は大事よねと・・・。
幸いにも我が家周辺は、外に出れば食料が買える状態でしたが、いざとなったときに出来るようになっておきたいですよねっ

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当日は、満席で抱っこされているベビーちゃんから、小学校高学年のお子さんまで、ワイワイ賑やかでした!私のようにママさんだけの参加も

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穂(みのり)の時間
京都府八幡市・枚方市に拠点をおいているママサークル。
アロマやフラダンス、ベビーマッサージなどママに嬉しい9つの講座があり、全ての講座が子ども連れOK。災害食講座などレギュラー外の講座も開催。
飲食などが出来るキッズスペースを設けたり、少人数制だったりとママが講座に参加できやすいように配慮しています。パパ向け講座の開設も準備中。

講師の方をご紹介

プロフィール
小林 裕子 先生
元中学校の家庭科の先生。
2015年より兵庫教育大学大学院にて2年間、「災害時の食」について研究し、
学んだことを小学校、中学校、大学の授業内で実践。地域のボランティア活動などでも災害食を調理したり、身近な食べ物を短い周期でストックしていく「ローリングストック法」の普及活動も。
教員を志す学生たちと防災トライ部を立ち上げ、災害時の食について幅広く活動中。
現在は兵庫教育大学と四天王寺大学の非常勤講師。

ちなみにナーガ@ひらつーは子ども(1歳半)がおりますが、正直、料理はニガテです
が、小林先生の作る災害食は、あの主婦が大好きなTV番組「ちちんぷいぷい」でも取り上げられています!
・・・うまく行くハズっっ

災害食レポ(小)-6
やや不安ですがスタートっ!同じ席の方たちと協力して作っていきますよ。

今回のメニューは・・・、
ツナカレー
もしくは、
ツナじゃが
ですっ☆

災害食レポ(小)-2
材料は、お米(もちろん炊く前のもの)じゃがいも、人参、たまねぎ、そして・・・

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ナーガ@ひらつー的万能な缶づめナンバー1の、ツ・ナ・缶常備しているご家庭も多いのでは・・・。

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そして、カレーにされる方は市販のブロックのカレールー
ツナじゃがにされる方は、市販のめんつゆをご用意ください。

小林先生のアドバイス
普段扱っている食材で作りやすいメニューを
普段使わない食材は口に合わなかったり、いざとなったとき使い方が分からないことがあるので、できる限り
家にある食材で、よく口にするメニューが作れると精神的にも落ち着けてGOOD。

災害食の必須アイテム

水、ガスコンロ、お鍋、耐熱性ポリ袋。ライフラインが絶たれてもコレだけ置いておけば出来ます。

 節水を心がける

水道がストップしてしまったら買い置きのお水は超貴重。
紙皿、カップ、コンビニでもらうお箸&スプーンなど、洗わないことで節水になるものは使いましょう。

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今回はこの袋が大活躍っ一見スーパーの袋では?と思うかもしれませんが違いますよ〜。

耐熱性ポリ袋って?
120℃までの熱に耐えられる高密度のポリエチレンの袋。水や空気を通さず、鍋での湯煎も可能。匂いなどの害がなく、病院や消防署などでも使われている。
これを調理用具として使うことで、お鍋などを汚すことがなく洗い物を減らすことができる。また高密度なので温め直しても蒸発しにくく味が濃くならない。
持ち帰りやしやすかったり、後で食べることが出来るのが災害時では嬉しいポイント。

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まずはお米を炊くところから。お米を耐熱性ポリ袋で炊きます。袋は漏れ防止のため、二重にしておくと良いそう。

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水を入れて、袋のなかの空気を抜いてギュッと締めて30分ほど置いておきます。
お米に水を吸収させるんですね

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その間に材料をサクサクっと切っていきますよ!

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子どもちゃんたち、みんな手際が良いっこれは、お家でお手伝いしているなー

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カレーの場合も、ツナじゃがの場合もツナを一番下に入れます。

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そして、上にどんどん具材を入れていきます

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その上に味付けとなるカレールーを、
ツナじゃがの方はめんつゆを入れます。

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カレールー、上手に細かく切ってますねっ私はある程度小さく切って、あとは手でちぎってました

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最後に水を入れて、

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ギュッとしっかり結びます

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先程のご飯と、カレー&ツナじゃがは沸騰したお鍋で20分ほどグツグツ煮ます

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グツグツしている間に小林先生の災害プチ講座
今後、日本で起こりそうな災害や、災害に備えてのお話を子どもさんにも分かりやすくスライドを使ってお話されていました

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小林先生が推奨しているローリングストック法は、早速ナーガ@ひらつーも実践中
・・・というか自然とそうなっていたのですが、改めて理解して行っています

ローリングストック法って?
普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法。

ローリングストック法のポイントは、日常生活で消費しながら備蓄すること。
食料等を一定量に保ちながら、消費と購入を繰り返すことで、備蓄品の鮮度を保ち、いざという時にも日常生活に近い食生活を送ることができます。

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色んな災害食メニューの紹介もバナナケーキ、美味しそう〜
やっぱり甘いモノは疲れを癒してくれますもんね!ホットケーキミックスとかも余分に置いておくと良いかな〜。

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グツグツタイム終了後5分間蒸らしますそして、自分の袋を取り出しますっ

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ご飯も炊けてるかな!?

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結んでいた袋を開けると、

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できてるかな??

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出来てた

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ホクホク〜〜めっちゃいい香りのツナじゃがに、

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食欲そそるカレーっ

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白ごはんもホックホクに炊けていて、なんと、全然固くない

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いただきまーすっ

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お野菜も柔らかい〜!ちょうど良い感じっ
お水の加減でトロミ加減も調整できるので、お家の味が再現できて良いですね

小林先生のアドバイス
お年寄りや離乳食期のお子さんにも
グツグツ煮るタイプの災害食は、
お水を多めに入れて具の量や大きさを調整すると流動食が必要なお年寄りや身体の不自由な方、また離乳食期のお子さんにも食べて頂けます。

バリエーション豊かなメニュー

ホットケーキミックスなどで蒸しパンのようなものや、パスタを細かく切って茹でることも可能です。メニューはストックさえあればバリエーションはほぼ無限大です。

アウトドアに慣れておく
実際に被災してしまったら必死になります。でも、災害食作りに関しては、少しアウトドアやキャンプなどの要素もあるので、落ち着いているときにそういったところで練習しておくのも一つです。

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みんなで作った災害食は、とても災害食とは思えない美味しさ
これで家族、周りの人たちを守ることが出来るなら、絶対覚えていて損ではないっ

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今回、参加された皆さんが美味しい〜と笑顔になっているのを見て、とてもホッコリしました
ママと楽しみながら作るのは勉強という感じではなく、体験として記憶にしっかり残りそう

お料理ニガテな私にも本当にカンタンに出来たので、皆さんにも出来ますよっ
ぜひ、お家でお子さんやご家族で作ってみてくださいっ

災害食講座を受けてみて・・・
災害食と言えば、普段使ったことないようなお米、缶詰など駆使して難しそう?!という印象がありました。実際は、水、ガスコンロ、普段の食材で、いつも家で食べているメニューが簡単に出来て、料理苦手な私にも優しかったです小林先生が仰っていたように、アウトドアで作れそうな感じでした。何より、みんなで作るのは楽しくって美味しかったです

実際に被災したら楽しい気持ちにはなれないと思いますが、だからこそ温かいいつものご飯が体力的、精神的にも大事になってくると、気付かされました!そして、改めて、食にはすごいチカラが宿っているんだなと思いました〜。子どもや家族、周りの方に温かいご飯で元気つけられたら素敵ですよね。これからもお家では出来るだけ食材を少し多めに買ってストックして、もしものときにパッと作れるようにしておきたいですっ

次回の災害食講座は、冬休みか春休み頃に予定されているそうです。
気になられた方はチェックしてみてくださいね

□関連リンク
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