全国を飛び回り珍スポットを紹介しまくる「東京別視点ガイド」と枚方つーしんを一歩引いて客観的に見てみたらの話【ひらつーレポ】

イベントレポート1

イベントなどに実際に行ってご紹介する【ひらつーレポ


昨年2017年11月18日(土)に枚方T-SITEで開催された、
全国のローカルメディアを枚方に集める一大イベント
 ローカルメディアサミット2017 
presented by ライブドアブログ

の様子を遅ればせながらレポートします!(告知記事はこちら
GW期間を使って、当日の様子を4回に分けてご紹介して行きます
今日は3本目。
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▽1本目をまだご覧になっていない方はぜひこちらからどうぞ。
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最近よく聞く「ローカルメディア」って一体何?月間約100万PVのジモコロ編集長 徳谷柿次郎さんが考えるローカルメディアと編集のお話【ひらつーレポ】

▽2本目はこちらからどうぞ。
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執筆方針は愛とノリ!宮崎のローカルメディア「テゲツー」と、自慢したくなるポイントをくすぐる情報を発信する「しがトコ」のお話【ひらつーレポ】

「ローカルメディアサミット2017 presented by ライブドアブログ」は、去年初めて開催したイベント。
ローカルメディアサミット

日本各地で注目を集めるローカルメディア運営者の皆さんに集まっていただき、編集の方針やどのように運営しているのか、継続してやっていくために重要な収益のことなどが聞ける、一日限りのスペシャルイベントとして開催しました。

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第1回目の開催となる今回は、枚方つーしん編集部が発起人となって、全国の注目ローカルメディアの運営者さんにお声がけし、企画をし、募集したところ、今ローカルメディアを運営している人・これからはじめたい人・地方 / まちづくり / 地域活性化に興味がある方など、全国から約40名以上のご参加をいただきましたー!

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参加者の集合写真。1日を通してとても盛り上がりました!
ローカルメディアやまちづくりなどに興味がある方は、ぜひご覧下さい。
開催概要

枚方T-SITE4階吹き抜けのイベントスペースで行いました。
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▽当日の流れ
◇午前の部
開会
・基調講演「ローカルメディアとは?これからのローカルメディア」
・ゲスト紹介
   ジモコロ (編集長 徳谷 柿次郎さん)
 ・宮崎てげてげ通信 (会長 長友 まさ美さん)
 ・しがトコ (編集長 林 正隆さん)
 ・東京別視点ガイド (編集長 松澤 茂信さん)
 ・枚方つーしん (代表取締役 原田 一博)
・トークセッション

◇午後の部
・協賛企業のPRタイム
・グループごとにテーマトークワークショップ
 ①ローカルメディアの役割
 ②コンテンツ、どうやって面白くするか
 ③ローカルメディアの今後
 ④マネタイズについて
・振り返り・ワークショップ後のまとめトークセッション
閉会
今回は午前の部の上のオレンジのマーカーのゲストお2人のプレゼン内容をご紹介します。

まずは松澤さんから!
東京別視点ガイド 松澤茂信さんのプレゼン

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1982年生まれ。観光会社「別視点」代表。2011年より日本中、世界中の珍スポットを巡りはじめ、「東京別視点ガイド」でレポートしはじめる。現在巡った珍スポは1000ヵ所超え。2016年1月に観光会社「別視点」を立ち上げる。

▽東京別視点ガイド
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(クリックでサイトに移動します)

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東京別視点ガイドは、「東京ウォーカー」や「るるぶ」といった大手の観光ガイドがあまり積極的に打ち出さないような観光スポットばっかりをWEBメディアで紹介するというサイトです。

自分の略歴としましては、大学を卒業したのが2006年でその翌年に友人3人で高円寺でカフェの共同経営を始めました。

週末に何かしらイベントをして集客するようなカフェだったんですけど、友人2人のうち1人が出会い系パーティーがすごく好きでそればっかりやっていて、もう1人はDJパーティーをやると。
かたや自分は虫とかゲテモノを食べるイベントなどをやっていたものですから、お互いがお互いのお客さん層にすごく悪い影響を与えはじめまして、ずっと続けてたらえらいことになるなっていうことで自分は2年間やって辞めました。

その後に某貸金業の派遣社員としてテレオペやりながら東京別視点ガイドを始めまして、2年ぐらいしたらそこそこPV数も伸び始めて他の媒体からライターとしての仕事が結構入ってくるもんですから、実家に住めばなんとかなるかなと思ったんで会社辞めて実家に住みつつ専業になりました。

それをずっと続けてきたんですけれども、ネットに書くだけだとおもしろさが全然伝わりきらんなと思ったもんですから、そこに実際連れて行きたいということで昨年観光会社立ち上げてバスツアーなり2時間3時間の歩きのツアーなりでそこにお客さんを連れて行くということをやっています。

会社って言っても組合にしてるんですけど、組合員3名とアルバイト1名の4名でやっています。
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(東京別視点ガイドのお仲間)

だいたい今月で50万PVぐらい、Twitterは10万フォロワー超えていてFacebookは6,000Likeみたいな感じです。

ニッチな情報ばっかり上げてるんで一時期まで全然PVも伸びないしTwitterも大して拡散されなかったんですけど、ある時Twitterめちゃくちゃコツ掴んでですね、こうやれば馬鹿みてーに拡散されるなっていう方法がちょっとわかったんです。

▶︎東京別視点ガイドのTwitter

続いて実際に自分たちが紹介してる珍スポットってどういう場所なんだと、そういう変わった場所のこと珍スポットって呼んでるんですけど、どういう所なのか具体例3つ挙げてご説明いたします。

1、「居酒屋かがや」について

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まず新橋にある「居酒屋かがや」ですね。

ここは僕が海外も含めて1,000箇所以上行ってるんですけども、中でも一番好きな場所です。
情報を探す時にぐるなびとか結構見ているんですけどリンクばんばん辿っていったらこのページに飛びまして、ありえないじゃないですか、こんな幼稚園児が描いたクレヨン画みたいなのをトップページにするっていうのは。(リンク先参照

これはなんだと見ていったらピックアップ写真がふざけてるんですよね。ぐるなびを載せるの月に何万も何十万もしてることですからそこでふざけるというのは相当なことだなと思いまして、すごくいいなと。

かがやの写真というところをクリックするとこの画像が出てくるんですね。これ店長の若い頃のコラージュ写真。もう頭がイカれてるんじゃないかと思って行くことにしました(笑)

で、行くと店長が必ず一組来ましたらリモコン型のアンパンマンなんですけどその上におしぼりを乗っけまして、アンパンマンマーチを1曲歌いきってからリモコンを操作して各テーブルにおしぼりを届けると。これ必ずやります。

なので混んでる時全テーブルにおしぼり回すだけで15分ぐらいかかるんです。
めちゃくちゃ時間かけます。

で、箸置きをくれるんですけどこれキン消しとかバーってある中から好きなやつを選ぶんですね。でそれぞれ正しい置き方が決められてましてこのアシュラマンみたいなやつだったらこの手と手の間に挟むと。これ以外の置き方すると真面目に怒られます。
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ここの特徴としてはコース料理しかないんですけれども4コースぐらいありまして、そのコース名というのが「あーやっと仕事終わった。おなかペコペコなんだ マスター、おいしいもん、たくさん食べさせてよ、お願い」コースっていうのがあるんです。

これ今みたいに棒読みだったら全然気持ちが伝わってこないから出せないって言われます(笑)
気持ちが伝わるまで本気で頼まないとダメでやり直しを食らうんですけど、常連になってくると結構できるようになっちゃうのでミュージカル調でとかどんどん厳しい制約がついてくることになります。

かがや最大の特徴としてはドリンクの持ってき方を選べるんですね。
持ってき方っていうのは日本、ブラジル、中国みたいな感じで各国別で6カ国ぐらい選べまして、例えばこれ日本を選んだ場合なんですけどものすごいしっかりとした日本舞踊を5分ぐらい待ってからドリンクを持ってきます。


これ悪ふざけの感じじゃなくて後々店長さん取材した時に聞いたらお母さんが日本舞踊の先生をやってたということでしっかり踊れる人なんですね。
ここの何がすごいって店長さんですねやってる時はテンション高いし声も張るんですけどそれ以外はずっと真顔なんですね。無表情。

で厨房の奥に料理係のおばちゃんがいるんですけどこの人も1回も笑わないでずっと真顔でこうやって客席見てるんですよ。
だから妙な緊張感が客席にありまして笑っていいのかなんなのかよくわからないみたいなすごく不気味な空間が2時間繰り広げられると。

ここ何回も行ってて本当にこの店長さんがまじでやばい人なのかわからなかったんですけど、話を聞いていくとものすごくロジックで考えておもしろいこと突き詰めている人で、例えばその持ってき方にしても常連さんが例えば「ジンバブエ入れたらどう?」みたいな提案をされたんだけれども、これはそれぞれの国の共通認識がみんなの中にあってそこから崩すのがおもしろいのであって、ジンバブエの共通認識がないからそれは笑いにならないって言っててめちゃくちゃ考えてるじゃねーかと思ったんですけど。わかってやってるんですこの人。

あの方50歳なんですけど大学卒業してすぐにやり始めたんでもう20何年間これやってるんですね。
今でこそ自分たちみたいなこういうのが好きな人たちが発信していくような場になってるからいいんですけれども、最初の頃ってかがやってチェーン店でもあるんですね、同じ名前の漢字のバージョンの居酒屋が。

それと間違えて来た上司部下がものすごく、まぁドリンク持ってくるまで30分ぐらい余裕でかかりますからふざけんじゃねぇってクレームになっちゃって結構怒られて帰るみたいなパターンが頻発してたんですって。それでもこれをやり続けるっていうところがマジで熱いぜって思うんですよね。

▶︎その「居酒屋かがや」の紹介記事はこちら

珍スポットを自分の中で定義してるのは「人間の精神がありありと具現化した場所」だとしていて、言ってみればコンビニとかそういった商業的な施設って店長さんの意向も反映されてますけど、こうしたら儲かるんじゃないかとか効率化を求めていって思い以外の部分もかなり入っていますけど、こういった所は思いが何もないんですね。

別に儲かろうとか思ってないから。でもそれが人気になっていって次第に儲かるようになってるっていうその熱さがめちゃくちゃ僕は好きで取り上げてます。これは人系の珍スポットですね。
店主がやばい系の珍スポット。

2、「養老ランド」について

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次のカテゴリとしては、これ岐阜にある養老乃瀧の近くの「養老ランド」っていうテーマパークなんですけど、これは一時期めちゃくちゃ盛り上がってたけど次第に衰退していってそのギャップがおもしろい系の場所です。

どうすごいかと言うととにかくここ人全然来ないんでインフォメーションセンターも人件費削減のためにぬいぐるみなんですよね。何も聞けねぇと、インフォメーション聞き出せないっていう場所なんですけど(笑)

ここに自分が行った時は自分の他にもう1組しかお客さんがいなかったんですが、係員さん各アトラクションに1人1人付ける人件費がないということで自分の後ろ10mぐらい離れてずっとついてくるんですよ。

尾行するタイプのスタッフで、ちょっと気になって写真とか撮ってると乗るのかな?ってなって近づいてくるんですけど乗らないんだってわかるとまた離れていくと。その繰り返しですね。
でも気づかせないようにしてるってところは気遣いがあるなと思うんですけど。

ホームページ見てみたらめちゃくちゃレトロな感じで、イベント欄を見るとスクロールがあるんですけどかなり下の方まで伸びてるんですよ。だからめちゃめちゃイベントやってんなと思って下の方にずらしていったらなーんもない。空白のページが3分の2ぐらい。これぐらいは消してくれと思ったんですけど。

あと動物ふれあい広場というのがあってもろチーズが描いてあったりっていうところもまぁいいんですけどね。いろんな動物がいそうでおもしろそうだなと行ってみたら、こんな感じで家で飼ってるような犬しかいないんですよ。動物って大きく出てるのに実態は犬ふれあい広場なんですね。

便所なんですけどもうすぐそこに見えてるのに2つも看板がある丁寧さ、これ何なんだと。UFOキャッチャーみたいなプライズにはペットボトルにタダでついてくるおまけを入れてるっていうふてぶてしさがあるんですよね。お面売場もあったんですけどそこに正義の味方の側が1人もいないっていうなかなか珍しい品揃えでございました。てな感じでここも普通のトーンで行ったらなんだここはと。

人もいなくて寂しくてろくでもねーとこデート来ちゃったなって捉えてもおかしくないんですけど、これも別視点で捉えれば友達と行ってこんな風にツッコみながら見て回ったら最高におもしろいよねっていう風に捉えております。

▶︎その「養老ランド」の紹介記事はこちら

3、「キリストの墓」について

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もう1つのバージョン、これは青森にある「キリストの墓」っていう場所で、上に行くと「大石神ピラミッド」っていうのもありまして、すごい壮大な交通看板になってるんです。

何かって言うとこんな感じでキリストの墓があります。
奥がキリストで手前が弟のイスキリっていう聞いたこともないような人物の墓なんですけど、一応説としてはゴルゴダの丘で処刑されたのは弟のイスキリでキリストは生き延びて青森まで逃げてそこで死んだっていう設定になってます。

キリスト俳句コンテストみたいなのを毎回やってるんですけど、これ大賞作品ですね。キリストっぷっていうお土産屋さんがありましてミニストップのすごいパクリなんですけど、営業時間も10時からっていうのが十字架らってすごいうまいんですよ。

何売ってるかというとしいたけストラップとかしいたけバーガーとかやたらしいたけ推しなんですけど。4回ぐらい自分行ってるんですが最近「キリストランチ」っていうのを始めまして450円で。

こんなの始めたんだなってTwitterでアップしたところ、ものすごいうまいリプライが飛んできて、「まさに召しや」って書いてあったんですよ。これは言ってみれば非常に胡散臭い場所だとは思います。

キリストがほんとにここで亡くなったかというと信じる人次第だとは思うんですけどこういった場所って結構他にもあって、福島にもUFOふれあい館っていうUFOがすごく下りてくる丘があってそこに博物館みたいなのを建てちゃったんですね。

ここもそうですけど何十年もやっていてキリスト祭りみたいなものを毎年盆踊りみたいな感じでやってるんですよ。そうなってくるとたしかに物理的な実態としてキリストは実際ここで死んでないかもしれないけど文化としてのキリストは確実にここに立ち上がっていて、地元に住んでる人の心の中の何かしら虚像のキリストがここに間違いなくいるのでそれはそれでいいんじゃないかなと自分は思っていて、そういったところも別視点だって言って取り上げております。

▶︎その「キリストの墓」の紹介記事はこちら

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4、「片手袋ツアー」について

では具体的に街巡りみたいなツアーはどういうことをやっているかと言いますと、まぁ自分がガイドに立って珍スポットを巡るっていうのもやってるんですが、それとは別にまた違うマニアの人をガイドに立てましてその方のフィールドワークを兼ねていろいろ巡るというツアーもやっています。

例えば、「片手袋」。
路上に落ちてる手袋ってやたらとあるじゃないですか。
あれを10何年間欠かさず写真に取り続けてる方がいらっしゃいまして、その方にやっていただいたツアーがこれです。

▶︎その「この世界の片手袋に」の関連記事はこちら

その方はもう手袋に呪われてるっておっしゃってるんですけど、最初は撮れたらうれしいみたいな感覚だったのが次第に撮らないと罪悪感にさいなまれて仕方がないって言うんですね。どれぐらい呪われてるかと言うと終電で帰ってきてタクシーに乗って家まで帰る途中にうっかり車窓から落ちてる手袋を見つけちゃったんですって。

で、家に着いたものの俺はあれを撮らなくていいのかとずっと考えてしまって、結果自転車で1時間かけて戻って撮って帰って寝たって言ってました。
だからうかつにバスとか乗った時に外見れないんですって。見ちゃったら途中下車しなきゃいけないから。それぐらい欠かさず撮ってるという方です。

その方、分類図まで作っていて一番大事なところは放置型と介入型の分類なんですけど、落とした人以外に誰も触れてないものを放置型、落とした人以外が触って例えばこういう所に引っ掛けると、そういうものを介入型としております。

こんな分類して何になるんだと思うかもしれないんですがこれで結構いろんなことがわかりまして、介入型っていうのはたいてい落としたものを見つけやすいようにしてあげようとか踏まれないようにしてあげようっていう優しさの表れなんですね。

なのでたいていはファッション系の手袋が掛けられがちなんですよ。誰かが大切にしてそうだから。だけど蕎麦屋さんが本業なのでよく築地に行くそうなんですが何年間も築地に通って写真を撮り続けていて、ある時築地はやたらと軍手の介入型が多いって気づいたんですって。

それはなぜかと言うと築地の人たちの軍手って人の手に合う合わないがかなりあって、それぞれ好きなやつを買ってきてるんですって。だから築地の職人さんたちにとってはファッション型よりもむしろ軍手をなくすことの方がマイナスだと。で誰か困ってるだろうっていうので介入してあげるんですって。

だからこんな感じで場所によっても介入放置されるものが違うかったりとかするっていうお話とかをしていて、めちゃくちゃ見つけるの早くて5mぐらい離れた所からあったって言って近づくまで誰も気づかなかったんですけど。

これ都会だと引っ掛けようと思っても引っ掛ける場所がなくて掛けるとなったら室外機ってものすごい要チェックポイントなんですって。それをわかっているからそういうとこばっかり重点的に見ていてめちゃくちゃ見つけるの早かった。

これ実際に見つかったものの1つなんですけど、すごく人気のお好み焼き屋さんの前に落ちてたやつです。これはわからないけど介入型じゃないかって言ってて、揃ってるししかも歩くんだったら下のヘリを歩くからあそこに落ちるのはなかなかないと。でちょっと踏まれないようにしてあげたいけど掛ける所もないからあそこに上げたっていう緩やかな介入じゃないかっておっしゃってました。こんな感じで話していたら1つの手袋で20分30分話すんで2時間経過したと。

まぁこんな感じツアーをやっていて、同じまちを歩いていても視点が違えばいろいろ発見があるんだなっていう活動をしております。

5、1ヶ月住みます会社について

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自分たちが最近力を入れてやっている活動としては1ヶ月住みます会社っていうのをやってまして、実際9月12日から1ヶ月間福島県猪苗代町に温泉旅館に協力してもらってずっと住みながら取材しまくると。

取材してそれを記事としてアップもするし、実際に飲み会などイベントも開いて連れていってくれます。
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1月には一泊二日のバスツアーもするんですけどそんな感じでリアルとネットを組み合わせてその場所を掘り起こすという活動をしています。これはDeapsさんっていう地図アプリの会社がタイアップしてくれてスポンサーになってくれてやれることになりました。

12月の半ばぐらいからは東京の離島11島あるんですけどそこを巡りながら1ヶ月間渡ります会社っていうのをやりまして、だんだんもう事務所にいないような状態になっていて猿岩石みたいな会社になってきているという感じです。

枚方つーしん:原田一博のプレゼン

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1981年大阪府枚方市生まれ。2008年株式会社morondo創立。
学生時代より株式投資をはじめ起業するまで個人投資家として過ごす。
2008年に起業し、10年より「枚方つーしん」を本田一馬(共同経営者)と運営。
2015年枚方市総合計画審議会委員。
「枚方つーしん」(通称ひらつー)は大阪府枚方市に特化したローカルメディア。月間約280万PVのウェブサイトのみならず、リアルでのコワーキングスペースの運営やマルシェの開催なども手がける。

▽枚方つーしん
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(クリックでサイトに移動します)

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枚方は大阪と京都の間にあるまちと言われてます。
人口40万人で関東で言いますと横須賀市ぐらいの人口です。

世帯17万、面積65k㎡、枚方といえばご存知の方はひらかたパークですね。
最近V6の岡田くんがひらパー兄さんということで結構ネットニュースで全国に配信されてそれでだいぶ枚方って知っていただけるようになったのかなと思います。

枚方はまいかたって呼ばれることも多くて、僕達も初期の頃のエイプリルフール企画で枚方つーしんをまいかたつーしんに変えて1日限定でやったんですけど、枚方から外に出た枚方出身の方などにすごく反応してもらえて、それがシェアされて、そういうことを毎年やってたらついに今年枚方市が「まいかたちゃうで」ってことで市まで一緒になってまいかたっていうのをネタとしてやれるようになったんでそういうきっかけ作れたんかなって若干思ってます。

枚方出身の有名人は岡田くん、COWCOWさん、森脇健児さん、Janne Da Arcさん、アンダーグラフさんとかになります。あと枚方はツタヤ創業の地で枚方にツタヤ1号店ができて全国に広がっていきました。

枚方つーしんは地元市民にしかわからない雑談ネタを配信するローカルメディアです。
最近ローカルメディアという言葉を使い始めたんですが、それまでは地域情報サイトという言い方をしてました。

これも9年間通してローカルメディアというのが1つのジャンルになったんじゃないかなと思います。
今僕たちは1日平均7本、月間約210本のオリジナルニュースコンテンツを配信しています。
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枚方つーしんといえば一番知られてるのは開店閉店情報です。
みなさんが家族や友達と雑談するようなことを配信しているのが一番人気のコンテンツになります。

そしてグルメですね。これもぐるなびとか食べログとかに載ってるメジャーな所よりも地元ならではのなかなか入りにくいお店、前通ったことあるけど行ったことないお店にできるだけ行ってメニュー、価格、どんな人がやってるかを伝えるように作っています。

あと枚方の話題は新聞に出るようなものではなくてまち全体の話題、みなさんが共感共有できるような話題を提供しています。
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現在アルバイト含めて16名のスタッフで、枚方つーしんだけではなくコワーキングスペースやイベント事業も運営しています。編集スタッフは企画して取材して記事作成してアップしています。

どれぐらいの人に見ていただいてるのか。最近紹介していただく際に、最大289万PV、月間UUが45万、すごく大げさに言うと枚方市民全員が見ているという言い方をしています。(現在はもう少し増えています)
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実感として小学生からおじいちゃんおばあちゃんまでまさかこの人が見てるの?!っていうような方からひらつー見てるとか、僕ですらあんまり覚えてないマニアックな記事の話とかされて、ほんとにそれだけ地域に根づいてきたのかなと思います。

アクセスも順調に増えてまして2010年から法人としてやるようになったんですが年々着実に積み上がってるような形です。最近は検索の時代からSNS経由の時代へって言われてるんですがそれはすごく実感しておりまして、まずアクセスが増えた第一段階、大きく伸びた要因としてスマートフォンが普及してきたというのがあります。

PCだとパソコン開いてネットつないで見ないといけなかったのがスマートフォンは簡単にいつでも見られますし、みなさんの隙間時間で見ていただいてるのが大きく伸びた要因で、隙間時間にしんどくなく見ていただけるコンテンツを配信しているというのがうちの大きな強みでもあります。
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今、Facebook、Twitter、LINENEWS、そして最近Instagramに取り組み始めました。
「枚方つーしん見てるよ」って言い方をされずにFacebookで見てるよとかTwitterで見てるよとかLINEで見てるよとかそういう言われ方をするので、複数の所で運営していくっていうのは今後の流れになっていくんではないかと考えてます。

それぞれのSNSによって読者さんが違いますし見方の経路が違うっていうのは最近すごく実感しています。読者データは全体的に弊社の場合、女性の方が多いのかなと思います。

年代的には30代40代の層が非常に多くて、ネット配信なので若い年齢層が多いと思われがちなんですが、枚方に住んでる若い子っていうのはやっぱり地元というより大阪京都に遊びに行くんですね。

それがだんだん結婚して家買われたり子供ができたりってなった時に初めて地域での活動時間が多くなりますんで、生活が枚方に根付いてくるほど見ていただいているのかなと思っています。

枚方つーしんを見ていただいてる方の90%は枚方に関連する方で、枚方に住んでない方でも家族や友達が枚方出身とかそういう枚方つながりの影響で見ていただいています。
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これが閲覧タイムのデータなんですが、通勤時間・移動時間で最初アクセスが伸びます。次が昼休み。お昼のランチを待たれてる時間とかに見ていただく。その後帰宅する時間、電車の中とかで見ていただいて、最後自宅で寝る前とかに見ていただいてるのかなと。

ここに合うコンテンツ、読んでてしんどくない、重くないコンテンツを出して行くっていうのがうまくハマるとアクセスはどんどん伸びていくのかなと感じています。

うちの元編集長の本田一馬はウーマンラッシュアワーの村本さんの元相方で、最初元芸人がやってるということで認知していただいて、広報ひらかたから始まってテレビ、雑誌、新聞等で取り上げていただきました。
こういうのをフックにしながら枚方つーしんというのが広く知られるようになって、一度知っていただいたらほんとにみなさんの身近な地域のネタなのでリピート率が非常に高いのでどんどん読者さんが集まっていってます。

こういうローカルメディアはSEO対策大事かってよく聞かれるんですが、結局検索って「枚方 ランチ」とかキーワードでしか訪れないのですぐ離脱しちゃうんですね。1回来たらそれで終わり。でも僕らみたいな日々の情報っていうのは1回来て知ることによって定着してくれるんですね。

最初はそういうキーワード検索かもしれないですがその後っていうのは「枚方つーしん」とか「ひらつー」とかブックマークとかそういうブランディングできているものであればそこからの経路になってきますのでそういうのが非常に僕たちの強みでありここまで伸びてきた大きな要因かなと思います。

僕たちの特徴って断定しないことなんですよ。「◯◯がオープン」じゃなくて「◯◯がオープンするらしい」というようなちょっとふわっとした言い方をしてゆるい感じをすごく大事にしてます。

枚方の話題がテレビで紹介された時は著作権の関連が今非常に厳しいのでうちのスタッフが頑張ってこういうイラスト風にして工夫したりもしてます。

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あと枚方坂道ランキングという企画は、枚方はすごいしんどい坂が多くてどこが一番しんどいのか探してみようっていうので始めて、これはただスタッフが全力で坂を走って最後その坂の角度を測るんですが、僕たちが思ってる以上に反響がすごくて、うちの家のこの坂はもっときついとかここの坂に来てくれっていうような地域の人から反応があるっていうのがすごくおもしろいです。だから毎回パターンを変えてます。

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あと2人で3000円っていう予算を決めて飲みに行くっていう企画も僕たちが思ってる以上に絶対ひらつー見てないやろっていうようなおっちゃんとかにすごく刺さりまして、例えばこのお店、僕も枚方に住んでてずっと気になってたんですけど何屋かわからないし入るのすごい怖いんですよね。

こういう所に行ってみて、そしたら中思ったよりキレイやったんですよね。でライブもできる。そういう最初の興味から入っていく。
で2人で飲みながらアイコン形式の会話が進んでいって最後3000円で収めるんですけど、読者さんもマネて3000円に挑戦したり、そういう風に1つのコンテンツが僕たちが思いもよらなかった広がりをもたらすということと、地元って自分たちが10年20年30年住んでても知らないことってものすごい多いんですよね。

その最初のきっかけを作っていくっていうのは開店閉店情報もそうですし、いろいろな企画として紹介することによって発見というか新しく知って行動することにつながるきっかけになるっていうのが大きいです。だからそういう意味で言うと、雑誌に載るような有名店とかきれいなお店っていうのは割合で言うと比較的少ないです。

枚方つーしんの収益については広告記事で得ているんですが、広告記事を作るにあたって最初に気をつけたのが読んだ時に広告だなと思われるのがイヤだなと思ったんですよ。

結構初期の頃WEBメディアさんとかでも明らかに記事のテイストが違ったり見た感じでPR記事っていうのがわかってしまうものが多かったんですけど、そこをできるだけなくして広告だとしても読んで楽しい、読んで少しためになったなとか参考になったなとか感じていただきたいと思って作っています。

広告の時だけ頑張ってすごいきれいなもん作っても引かれるんですよね。やっぱり通常記事との差が出ちゃうんで。だからここのアイデアと発想と視点ですよね。

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視点を変えることによっておもしろく楽しめる、広告っていうものを1つのコンテンツとして、やっぱりお金いただいて作れるんでここしっかりと作らないとダメですし、ここがあるからこそ他の記事であったり日常の活動ができるのでこの辺すごく大事にして作ってます。
ほんとに1つの企画から大きな広がりを見せるというのはやってておもしろいです。

売上については近年すごく伸びてきています。
初期の頃は結構大変やったんですけどこれだけスタッフが増えて事業としてやっていけるというのは継続ってすごい大事やなと思いましたし、枚方つーしんで食べていくって決めていろんなこと改良したり、それから枚方つーしんはローカルの枠に囚われた活動をするんではなくて自分たちの中では壁を作らなかったんで初期の頃からアーティストさんや映画監督さんなどにインタビューができたり、大きな企業さんから話をいただいたり、そこからまた広がりを持つことができて、やっぱり行動するって大事やなって一番思います。

今自分はこのレベルだからもうちょっと大きくなったらしようと思ってると大きくならないんですよ。
何か1つ不可能なことの一歩上へ行くと売上も伸びてくる。僕たちも自分たちの規模から毎年無理してます。それを積み上げてくることによって今一つ一つ作れてるって思いますので、みなさんも今の自分の規模がどうとかではなくて目指されてるとこですよね。

そこで今できることを一気にやっていかれたら自ずと成長もされると思いますし、続いていくかなと思います。
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枚方つーしんはメディア事業の他にコワーキングスペースとイベント事業をしています。
エリアを特化してやる事業者さんの場合、この3つは非常に相性がいいと思います。

メディアはまず情報が伝わらないと人を集めることも人とつながることもできませんので情報発信するというのはすごく大事です。
情報発信の場っていうのは媒体であったりネットであったり形のないものなので人が集まったり何かするリアルな場所が必要になってきます。これはコワーキングスペースでなくてもいいと思うんですが場所を持つっていうのは大きな強みになると思います。

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コワーキングスペースひらば

最後にイベントですね。イベントはわかりやすい集客です。
このローカルメディアサミットそうなんですが1つのテーマでやることによってみなさんが集まる、こういうものを仕掛けられるものが社内にあるとすごく強いです。
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けやきマルシェ

この3つがあると資金の問題や人の問題等あると思うんですがうまくマッチしてくると基本的にエリアでできることはほぼほぼできるかなって思ってます。売上的に言うと枚方つーしんの広告が8割9割を占めてるんですが弊社はこの3つの事業に力を入れて取り組んでいます。

【告知】
2018年6月3日枚方T-SITEにて「場づくり」のイベントを全3回で開催いたします。


【次回の予告!】
次回は今までにご紹介した5人のトークセッションの様子をお伝えします!
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お楽しみに!

関連リンク
ローカルメディアサミット presented by ライブドアブログ(公式サイト)
ジモコロ(公式サイト)
宮崎てげてげ通信(公式サイト)
しがトコ(公式サイト)
東京別視点ガイド(公式サイト)

企業協賛
株式会社LINE(公式サイト)
ことりっぷ(公式サイト)
INCLUSIVE(公式サイト)
株式会社シカケ(公式サイト)
コワーキングスペースひらば(公式サイト)

ライター:おさや@ひらつー おさや@ひらつー