いざ家を建てるとなったら…

やっぱり自分の理想を詰め込んだ家を建てたいですよねっ!!

家を建てるならやっぱり無垢材をいっぱい使って〜めっちゃ広いお家!
それで3階建て…だとインパクトが少ないから、いっそのこと4階建てにしちゃおう♪
海外みたいに地下室とか作るのもいいかも♪

理想のお家を語るナーガ@ひらつー(左)と、優しく止めに入る縁・創建工房の東口さん。

お、おぉ…なかなかすごいデザインのお家ですね…
お城みたい…
理想のお家を建てるのは夢ですよね!
でも、その基礎となる土地探しをちゃんとしておかないと、理想の実現どころか思わぬトラブルに巻き込まれることもあるんですよ…

えぇ!思わぬトラブルですか!?
それはイヤッ!
ということで今回は土地探しド素人のナーガが、




土地探しのプロ、
縁・創建工房の東口さんに
「土地探しでほんまに見なあかんポイント」を教えてもらいました!
しっかりと土地探しをしていないと、思わぬ落とし穴にハマッてしまうかも…!?
さっそく色々と教えてもらいましょー!
住所だけで探すと間違える!?最初の落とし穴
ということでまず案内してもらったのは、

縁・創建工房の手掛ける分譲地「縁 village(えん ヴィレッジ)」
(→公式サイト)
縁 villageはこれまでにも記事で紹介しています↓


まずはこの縁villageの土地を参考にして、見ないとあかんポイントを説明しますね。
ナーガさんが土地を探す時に最初に調べることってなんですか?

そうですね…最寄り駅とかの立地とか。
やっぱり場所が大事ですね。


そうですね、やっぱり立地って大事ですよね。
そこでまず土地の場所を調べるのに必要なのは、住所ではなくて地番と呼ばれるものです。


普段目にする住所とは違う、法務局に登録されている土地についた“地番”というもので話が進みます。
なのでGoogleマップで見ていたのは実は隣の土地でした〜なんてこともありますからね。

え!それは困る!!
欲しかった土地と全然違う隣の土地を調べてたとかもあるんですね!
うぅ〜…いきなり素人が調べるにはハードルが高いじゃないですか…


ちなみにこの地面の小さいプレートが土地と土地の境目、『境界』です。
法務局に備え付けられている”地積測量図”と照らし合わせて、どこまでが自分の土地かちゃんと確認する必要があるんです。
これが曖昧やとトラブルになりますよ。

えっ、こんなちっちゃいのが境界の印なんですね!
もっとガッツリ線を引いてくれたらいいのに(笑)

地積測量図が法務局に無いという場合もありますし、そもそも境界が決まっていない場合もあります。
あったとしても古くて、現在の測量技術で再度測量をすると大きく違うなんて場合もあるんですよ。


例えばこの境界の場合は、赤い線より手前が自分の土地、側溝は隣の土地になります。
なので工事する時に側溝は触っちゃいけないんですよ。

へぇ〜!これは知らないとわからない!
側溝は市の持ち物かと思ってました。

土地には、パッと見ではわからない隠された様々な問題がいっぱいなんです。
でも土地で注意しないといけないことはまだまだ他にもあるんですよ!
道路が狭いと土地を削られる!?

土地の話になると、次に大事なのが『道路』ですね。


この前の道、ちょっと狭いですよね。

お、さすがナーガさん!
実は、道路幅もめっちゃ大事なチェックポイントなんです。
建物を建てるには、道路の幅が4m以上必要という決まりがあるんですよ。
まさにこの道路は4mピッタリで作ってあります。

実際に測ってみると…

4mピッタリ!

おぉ!ホントにピッタリ!
…でももっともっと狭い道とかありますよね?
軽自動車1台がギリギリの道とか。
そういう場合ってどうすればいいんですか??

そうなんですよ。
建築基準法で道路幅が設定される前に建てられた住宅街などでは、幅4m以下の道路がいっぱい残っています。
その場合は土地の敷地を削って、道路の中心から2mを確保しないといけないんですよ。
これをセットバックと言います。


えぇー!
土地が狭くなっちゃうんですか!?

例えば道路幅が3mの場合、道路の中心から端までは1.5m。
つまり0.5m分、土地を削らないといけません。
その分駐車場や玄関の位置をズラさないといけないので…建てようと思っていたつくりの家が建てられないという可能性も出てきちゃいます。


あと注意しないといけないのは道路が誰の持ち物かですね。
市が所有する市道であれば特に問題はなく、管理や整備も市がしてくれます。
ただ個人の所有である私道の場合は注意が必要です。


家の前の道路が完全に他人所有の道路だと、所有者の同意が取れないと掘削(道路を掘るなど)ができません。


私道には他にも、持ち出しで向かいの家と半分ずつ所有するような場合もあります。
この場合はまだ掘削などはやりやすいと思います。
このように一見普通の道路に見えても所有者によって様々な対応が必要になってくる場合があるので、これも法務局でしっかりと所有者を調べる必要があります。


えー…もう素人でそこまで調べるのはムリ!!

なかなか大変だと思います。
でも予めその知識を持っている私たちのようなプロと一緒に探していれば、事前に一通り調査させていただきますよ。
水道、ガス…見えないインフラの落とし穴

この縁villageの土地は道路幅もクリアしてるし安心ですね。

そうですね。
そういう意味では分譲地はすべてが整えられているので土地的な心配はないと思います。
でも実は見えないところでお金がかかってたりするんですよ。


え?見えないところでお金ですか??

例えば分譲地の売出しで、隣同士でほとんど同じ大きさの土地なのに価格が違う場合ってありますよね?


ありますね。
あれって高い土地の方が日当たりがいいのかな?って思ってました。

そういう日当たりとかの条件もあるんですが、多くはガス・上下水道の整備費用ですね。
例えば大きな土地をいくつもに分割する場合や、駐車場などに家を建てるような場合はガスや上下水道を新たに引かないといけないんです。
大きな土地を分ける場合は、元々1軒分のガス・上下水道しか引かれていないので、複数軒分引き直さないといけません。
駐車場も同じくガス・上下水道が通ってないので新たに引き込まないといけません。
その費用が加算されている場合が多いですね。



ヒェッ!!家を建てる前から余計な費用がかかっちゃうんですね…

しかも水道が通っていても、水道管の太さが13mmなら20mm以上に変更しないといけないんです。
昔は13mmのところも多かったですが、建てるお家の蛇口の数などによっては20mm以上じゃないといけないんですよ。


えっ、それってどれくらいお金かかるんですか…?

家の前の道路の下にある埋設管の位置にもよりますが、50万~100万円ほどかかることもあります。
ガス・上下水道は土地によって整備されているかどうかが違うので、ここを見落としてしまうと『安い土地を買ったつもりが結果高くついた…』ってなってしまいます。

ヒエェ…!
そんな費用がかかっちゃうなんて知らなかったです…恐ろしい!


他にも土地探しには注意しないといけない点があるので、ここからは他の土地へ移動して説明しますね!
ということでここからは縁・創建工房の所有する別の土地へ移動してお話を聞くことに。
移動した先でナーガが見たものとは…!?
傾斜がある土地はココに注意!
続いてやってきたのはこちらの土地。


2つ目の土地はちょっと変わった形です。
奥に斜面のある地形になっています。
ここには縁・創建工房の平屋のモデルハウスが建つ予定になっているんですよ。

平屋のモデルハウス!
めっちゃ楽しみです!
でも斜面があるし、これは建てるのが難しそうですね…


難しいわけではないんですが、いくつか注意点がありますね。
奥に斜面があるので、そこを『安息角(あんそくかく)』に仕上げる必要があります。

安息角ですか??


安息角というのは土が自然にとどまる角度のことで、およそ30度くらいと言われています。
それ以上のキツイ角度にしてしまうと崩れる危険性が高まってしまいます。
なので斜面を安息角で作って、その手前から家を建てるカタチですね。


ちなみにここの土地は少し斜めになっているんですが、こういう斜めになっている土地の場合は、基礎の値段が高くなってしまうんです。

え!?そうなんですか!?
じゃあもうまっすぐ平らな土地に整地してください!


それはもっと費用がかかっちゃうんですよ…
なのでどういうカタチの土地なのかを調べておくことはとても重要なんです。
知らずに土地を選ぶと余分な費用がガッツリかかるなんてこともありますよ。
アスファルトの色でわかる?土地の履歴の見抜き方

そういえばここの土地は道路幅はどうなんですか?
さっきの土地より狭く感じるんですけど…


いえ、一見狭く見えますが、この土地もちゃんと4m確保されています。
ただ見てください、アスファルトが一部新しくなってますよね?

あ、確かに一部だけ明らかに新しいですね。

実はこの土地は大きな土地を2分割した土地なんです。
元々は隣の土地と合わせてひとつのお家が建っていたんですよ。
なので新たにガス・上下水道を引いて、ガス管も太いものに交換しています。


さっき聞いたお話がまさにこの土地なんですね!

なのでこの土地はその工事費用が余分にかかっていることになります。
もちろんぼくたちはそれを想定して計画して購入していますが、何も知らずに購入されて後から発覚…というパターンもあります…

お客さんが自分で土地を見つけて来て、『ここに家を建てて』って言うパターンもあるんですか?


ありますね。
一緒に土地を探せるなら色々とアドバイスもできるんですが、すでに購入されてしまっていると…どうしようもないですね。
購入した土地を見せてもらったら、都市計画道路が通る予定の土地だったってパターンもありました。
実際、契約してから気づいて大変なことになる人もいるんですよ。
※都市計画道路は、将来的に道路になる予定の場所のこと。

その場合って、せっかく家を立てても立ち退きで潰さないといけないってことですか!?
それは悲しすぎる…(泣)
土地探しは良いパートナー選びが大切

これまでのお話を聞いていると…素人だけで土地探しをするのはちょっと怖いというか…
やっぱり土地探しって…素人だけじゃムリっ!!


正直、ナーガさんだけの力で探すのは難しいと思います。
でもね、それでもいいんですよ。

え!?よくないですよ!!


いえいえ、大事なのは『ちゃんと一緒に探してくれるパートナー』を選ぶことです。
ぼくたちは建築側の目線で一緒に土地探しから家づくりまで、しっかり最後まで伴走しますので安心してくださいね。

め、めっちゃ頼もしい!!
私が家を建てるときは東口さんお願いしますねっ!!

もちろんです(笑)
いつでも相談にきてくださいね!
【今回のまとめ】
◆ 住所と地番は違う!地番での確認がマスト
◆ 道路の幅・セットバックの有無に注意
◆ インフラ(上下水道・ガス)は超重要。あとで高くつくことも
◆ 境界線のチェックはトラブル防止の第一歩
◆ 斜面や土地の形状も建築費用に直結

土地探しって…奥が深い!
素人ではなかなか気づくことのできないポイントがいっぱいありましたね…
やっぱり土地を探すのはプロに任せるのが一番!
家づくりや土地探しで失敗したくない!という方は、安心できるプロ、縁・創建工房さんに相談してみてください!
気になる方はぜひお問い合わせくださいね♪

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