「無痛分娩」のメリットやリスクって？気になる費用感についても教えて(後編)【ひらつークリニック】

前編では「無痛分娩ってどんなお産？」をテーマにお届けしましたが、この記事はその続編！

今回は無痛分娩のメリットやリスク、費用感などを中心に、あきせウィメンズクリニックの明瀬院長に話をお聞きしました。

前回、無痛分娩が麻酔で陣痛の痛みを和らげながら行う分娩方法と伺いましたが「痛みが和らぐ」以外にもなにかメリットってあるんですか？

ありますよ。
たとえば以下のようなメリットです。

特にお産に対する不安が強い方や前回の出産でとてもつらかった方にとっては、ひとつの選択肢として検討されることが多いですね。

では逆にリスクや注意点などは、どんなものがありますか？

麻酔って聞くとちょっと怖い気もするんですが…。

そうですね、医療行為である以上このような副作用や注意点が考えられます。

ただ、医師・麻酔科医が安全を確認しながら実施するので、心配なことは遠慮なく質問して頂きたいですね。

また麻酔の効き方には個人差があるため、痛みがすべてなくなるとは限らないことも知っておいて頂きたいポイントです。

つづいて気になるのは、どのくらい費用がかかるかですよね。
無痛分娩は保険が効かないって本当ですか？

はい、基本的には自費診療となります。

施設や地域によって費用は異なりますが一般的には出産費用に加えて5〜15万円程度の追加料金※がかかることが多いです。
※地域や医療機関による。

ただ東京では無痛分娩の助成が始まるとのことなので、今後関西にも徐々に広まっていくかもしれませんね。

…と、ここまで無痛分娩のお話をしてきましたが、みなさんに一番伝えたいことはどんな出産方法でも「あなたが産むことに変わりはない」こと。

自分自身が納得できるかたちでお産に向き合えるよう、無痛分娩もその選択肢のひとつとして検討すると良いと思います。

確かに、選択肢はなるべく多くあった方がいいですもんね。

私も知っているようで知らない部分があって勉強になりました。先生ありがとうございました！