近鉄百貨店枚方店が2012年2月末で閉店するそうです。
↓近鉄百貨店によるニュースリリース
上のリンク先から枚方店の閉店について書かれた部分を抜き出します。
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地下1階、地上7階建、延 18,123 ㎡
(平成23年8月31日現在、パートタイマー等93名を含む。)
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去年の売上高が81億円で、10年前から半減していたのだそうです。
「昭和50年4月の開業」とありますが、このときはまだ近鉄百貨店ではなく丸物(まるぶつ)百貨店で、その後1977(昭和52)年に「枚方近鉄百貨店」と改称されています。このときも会社としては近鉄百貨店とは別で、完全に合併されるのは1998(平成10)年です。このへんの流れを詳しく知りたい方は「近鉄百貨店 – Wikipedia」を見てみてください。
枚方市史によると、丸物百貨店としてオープンしてから1ヶ月間の営業成績は初日10万人、その後平日2万人、日祝4万人の来客があり、売上は9億6千万円だったそうです。初日の10万人ってすごいですね。
三越(2005年閉店)・長崎屋(2001か2年ぐらい閉店)がなくなりビオルネも去年倒産して今回の近鉄の閉店と、21世紀になってから枚方市駅の大型商業施設が次々と倒れてますね。
去年行なわれたシンポジウムでTSUTAYA創業者の増田さんが言っていたように、「駅前とはどうあるべきか、権利者が腹を割って一回話をしたらいいのでは。白紙ベースで考える時代に来ているのではないか。」ということではないでしょうか。
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※「そあら」さん、「たまきち」さん、「あさぎ」さん、「斉藤歯科の松尾です」さん、「あいあい」さん、「川原町住人」さん、情報ありがとうございました!
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