監督挑戦1年目のFCティアモ枚方・二川孝広監督インタビュー2023

枚方からJリーグを目指すFCティアモ枚方。

2023年シーズン、開幕戦から3連勝と好調なスタートをきったFCティアモ枚方。
結果は8勝10分10敗、15チーム中12位となりました。

2024年シーズンも監督を務める二川監督に、初めて監督として過ごしたシーズンについてお話を聞いてきました。

取材日:2023年12月11日@フットサルパークLateral

ファンとの交流を増やした2023年

ー本日はよろしくお願いします。
今年の振り返りの前に、ファンと交流するイベントに参加したり、チームで開催されていたので、そのお話を少し。
バーベキューやひらかたパークでのイベントなどファンと触れ合う機会が多かったと思います。

その中で、夏にひらかたパークのプールでトークショーをされていました。
あまりプールでのトークショーは聞いたことがないですが、どうでしたか?

そうですね。今まで経験したことがないです。

ー皆さんの反応はいかがでしたでしょうか。

トークショーを聞きにきてくれた方達が集まっていたようです。
司会の方も上手に捌いてくれて、楽しいイベントでした。

©︎FCティアモ枚方 Xより

ー夏の暑い最中、プールに入りたくなりませんでしたか?

そうでもないです笑

ーサッカー選手は、泳げない人がいると聞いたことがあるのですが、二川監督は泳げますか?

泳げます笑 25(m)は泳げます。
50(m)も泳ごうと思えば泳げます。
普通に学校で習っていて泳げるぐらいですがね。

今シーズンを振り返って

ー2023年シーズンの成績を表にしてきました。率直なご感想をお伺い出来ればと思います。

リーグでの3連敗は、結構終盤のイメージやったけど、そうでもないんや。

ーやっぱり、負けが続くと…

はい、負けが続くと気持ち的に大変です。

ーですよね。次は勝とうという感じで。

もちろん!負けたその日はダメージが大きいですね。
切り替えるまで次の週が明けるまでかかります。

ーどうやって次の試合に向けて切り替えていくのですか?

悪くなかったところを見つけてというか、出来ているところを自信として持って、よくなかった所を修正しながらやっていこうというモチベーションですね。

3/12 開幕戦vs FCマルヤス岡崎戦でゴールを決めた斧澤隼輝選手

ーここにある29試合のうち記憶に残っている試合はどれですか?

開幕戦ですね。
やはり、初戦に勝てたというのが気持ち的にも大きかったなと思います。

あとは第10節ラインメール青森戦ですね。
なかなか勝てずにいた中で、久しぶりに勝利できて嬉しかったですね。

6/4ラインメール青森戦で先制点をあげた山口隆希選手。大卒1年目の今季、チームトップの7得点をあげた。

ーこの試合に勝利したことで順位も上がりましたしね。対戦相手のラインメール青森は、守備が固くてなかなか失点しないチームと聞いています。そこに2点も取れて。

はい、内容的にもよかったので。嬉しかったです。
久しぶりの勝利だったという感じです。

ーそうですね。第4節の4/2以降勝利がなく、6/4でやっと勝利ですから2ヶ月になりますね。このラインメール青森戦で勝てた理由はわかりますか?

チャンスで決め切れたことですね。

ーでは、チャンスで決めれないことが多かったということですか?

そうですね。
少ないチャンスなんですけど、どっちに転んでもおかしくない力関係があって、それで決め切れるかどうかだと思います。

ー開幕から3連勝で、今年はいいスタートを切れたと思います。

そうですね。ほんと出来過ぎなぐらい笑
出てない選手でも使ってみたくなるような選手もいたので、メンバーを多少いじったりしたので。

第7節のHonda FC戦もいい試合でした。

ー1-1の引き分けですものね。確かシーズン初めのインタビューでHonda FCには勝てていないというお話をしていたと思うのですが、それが引き分けまで持ってこれたというのがすごいなと。

ほんとにいい内容で一瞬のちょっとしたミスでやられたんですよね。
惜しかった。

ー先制していたのに、50分に追いつかれたのですよね。

前半もチャンスがあって決め切れていたらというのがあったのですが。
勝ち切れない時はこうなりますね。

ーHonda FC戦もそうなのですが、今年は引き分けが10試合もありました。このことに関してはどう思われますか。

ギリギリで追いついた試合もありましたけど、内容が良くて決め切れずに勝ち切れないという試合も多かったので、そこはクオリティのところがあるのかなと思います。
チャンスもあったりしてたので、そこはちょっと悔しいところではありますね。

ー監督1年目で、色々悩んだりしたと思うのですが、どんなことに悩まれましたか。

悩み…ありましたよ。
いろんな選手がいて、どう一体感を持ってやれるかとか。
シーズンが開幕すると試合に絡めない選手もいたりして、モチベーション的に難しかったり。
たくさん選手のいる中でそういうことをコントロールするというのが難しかったなと。

ーコントロールするということは、監督として選手にどう話しかけるかということですか。

そうですね。
意欲的に全員がやれるかというところで、全員が同じ方向を向いているというのはなかなか難しかったです。

ー監督として試合に絡めていない選手に対してどのように声をかけていたのですか。

今足りてない所を伝えて、もちろん良さを言ってあげて、それを続けてやってもらうというのが理想ですね。
いつ出番が来てもいいように準備している」というのが理想だと思うし。
そういうコミュニケーションを取れればよかったなと思います。

ー難しいと思います。

難しかったですね。
自分から喋りかけるタイプではないので。
コンディションが良い選手を積極的に試合のメンバーに入れたりというのは意識していました。

勝つために必要なこと

11/26 最終節vsソニー仙台FC戦 前期アウェイで0-5で敗戦した相手に2-0と見事な勝利をおさめた 2得点目を決める加倉広海選手

ーホーム最終戦のソニー仙台FC戦は見事な勝利でしたね。

ゴールシーンを覚えていますか?
あれが入っちゃうんですよね。

勝てた試合は、崩して崩していく攻撃だけでなく、チャンスで決め切れている試合が多い。

注:最終節、2-0でソニー仙台FCに勝利。ハーフウェーラインから放った山口隆希選手の豪快なロングシュートで先制。終了間際相手チームのゴールキーパーがクリアしたところを奪った加倉広海選手が冷静にシュートを決めた。

ーこの試合は、みんな積極的に狙いにいってる感じがしました。ただ、シーズン通して1点目を取られた時点で、メンタル的に落ちてるように見えました。

一時そういうのがあって、1点目取られて15分以内に2点目取られるということがあったりして。
なんとか気持ちの部分でそうならんようには注意していたのですが。
最後はちょっと減ってきたんかなと思うんですけど、落ちる部分はあったかなと。
言っていても続けて失点することもありましたし、そこは難しいですね。

ー二川監督は現役時代に失点した時はどのように考えていたのですか?

いや〜どうやろう。そこまでは気にしてはないかな。
前の選手なので、とりあえず点を取りに行かなあかんという意識で、やっていましたから。
それで上手くいっていたかというとそうでもなかったですが。
逆にカウンターでもう1点取られたというのもありましたし。

難しいところではありますね。

10/8 第24節vsヴィアティン三重戦 先制されるも終了間際山口隆希選手、バジル選手が得点し逆転勝利した

ー第24節のヴィアティン三重戦は見事な勝利でしたね。終了間際にバジル選手が逆転のゴールを決めて。この時は、皆さんすごく喜んでいましたね。

セットプレーで先制されて。
内容も悪くない中で点取られてるわ、今日もあかんのかと思ったんですけどね。
どうしよう、もうやめた方がいいんかなと。

ー確かに3連敗の後でしたし。

そこから相手がバランス崩れたのか、結構終盤にポンポンと入って。
わからんもんですよ。

1人ではとてもできない

ー試合中よくヘッドコーチの大槻さんと作戦ボードをみてお話されていたのを見ていたのですが、あれは何を話していたのですか?

どうやった方がいいのか細かい戦術的なこと、ちょっとしたポジショニングだったりのところですね。どうやって動かしていくか、ですね。

ー大槻さんとは、ティアモで初めて同じチームになったと思うのですが。

はい、でも子供の頃から知っていて。

ーそうなんですね。二川監督が高槻FCで、大槻さんが長岡京SSですか。

そうです、そうです。
小学生の頃から、よく対戦をしていたんですよ。
その頃から知っていて。

プロになって関西選抜のJリーグのチームでベトナム遠征に一緒に選ばれたりとかあって、そこで喋るように。そこからは仲良くというか、普段そんなに話しているわけではないですけど、そのあたりから面識があって、面白い奴やなという記憶はあったんですよ。

ー大槻さんは京都サンガF.C.でしたよね。

そうです。
会えば喋るぐらいの仲ではありました。
彼の方が指導歴も長いし、僕自身勉強になることが多かったので、頼っていました。

ー大槻さんもMIOびわこ滋賀(現 レイラック滋賀)で監督をされていましたものね。

はい、だから一緒に相談しながらやっていましたね。

ーそういう意味では気心の知れた頼りになる方が側にいてよかったですね。

1人ではとてもできない

監督2年目に向けて

ーでは、監督として来年はこんな風にしたいなというのはありますか?

コミュニケーションが足りなかったというところがあるので、なんとかもう少し選手との意思疎通を取りながらチームを作っていきたいなと思います。

僕自身選手時代は監督とはサッカーのこと、チームのことを話すというよりは、シンプルにボールにどうやって向かうかぐらいの話でした。

ですが、チーム全体のことは多分キャプテンとかには監督は話していたと思います。

そういうチームの軸となるようなポジションの選手とは、話しているのを見かけたりしたので。

キャプテンとかディフェンスラインとかチーム全体を見れるタイプの選手を中心に、選手全員と良いコミュニケーションを取れればいいのかなと思います。


二川監督、ありがとうございました。

2024年シーズンには、二川監督がガンバ大阪時代によくアシストした大黒将志氏がヘッドコーチに就任することが発表されています。
プロチームの監督条件となるS級ライセンスも合格している大黒将志氏。
二川監督の大事な右腕となりそうです。

そんな絶妙なコンビの率いるFCティアモ枚方の2024年が楽しみです!

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