1922年(大正11年)の枚方周辺の古地図を買ったのでスキャンしました

1922年(大正11年)に測量された枚方の地図をヤフオクで購入しました!
90年以上前の地図だけに今とは違う部分ばっかりでおもしろいので、スキャンして掲載しておきます!

大正古地図l

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ちなみに大正11年あたりはどんな時代だったかというと、大正10年に原敬暗殺事件が起こり、後継として高橋是清内閣が成立、さらに11年には高橋内閣から加藤友三郎内閣に変わり、翌12年には加藤友三郎が死去し関東大震災が発生、第二次山本内閣成立、というような時代です。簡単にいうとめっちゃ前。

今回の地図には残念ながら枚方市北部のあたりは入ってません。以下、主な部分を切り取って見ていきます!
大正古地図04
枚方東口駅(現・枚方市駅)、枚方駅(現・枚方公園駅)周辺。

現在と違うのは

・現在関西医大枚方病院などのあるあたりに「メリヤス会社」の工場がある
・「大塚渡船場」がある
・「泥町」という地名がある
・旧1号線の「かささぎ橋」がまだない
・大垣内がほぼ田んぼ
・桜新地がある

といったところでしょうか。

大正古地図05
現在の御殿山駅周辺。「山垣内(やまかいと)」って地名があったんですね。

大正古地図06
山之上、村野、犬田(現・印田町)周辺。左下あたりが現在の香里ヶ丘のはずですが、まだ何もありません。また上のほうに星ヶ丘駅が入るぐらいの位置ですが、京阪交野線自体がまだありません。

大正古地図07
光善寺周辺。光善寺駅はすでにあるはずなんですが描かれてないですね。「きょうは何の日」でとりあげたことのある蝶矢シャツ工場も見えます。

大正古地図01
長尾駅周辺。集落の外れに駅が作られていて、現在の駅前の道路はメインストリートではないことがわかります。左にのびていってる道がTSUTAYA長尾店などがある道です。

大正古地図02
津田村周辺。津田村・野村・春日村と集落ができていて、津田駅はポツンと離れた位置にあります。何もない場所に駅が作られたから現在も住所名がそのまま「津田駅前」になってるのかもしれないですね。

大正古地図03
茄子作もけっこう大きい集落です。

などなど、もっと細かいところを見ていってもおもしろいと思います。みなさんの自宅周辺など見てみてはいかがでしょうか。

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【おまけ】
今回の地図はサイズの大きい1枚ものだったので、コンビニのコピー機で複数回に分けてスキャンしたものを画像処理でつなげようとしたんですが、一部を合わせても他の場所がズレたりしてうまくいかず…。難儀していたときにカンプリ枚方店さんを思い出して聞いてみたら、大きいサイズのスキャンサービスがありました!

ブイーンと吸い込むタイプでした。スキャンしたいものの形状や状態によって使う機械も料金も変わるそうです。(→公式サイト

この記事はひらつー広告じゃないので「ひらつー見た」と言っても別に特典はありませんが、大きいサイズのスキャンをしたいと思ったらできる場所がありますよ、という話です。

便利なまとめ記事をどうぞ!



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