FCティアモ、全国社会人サッカー選手権関西大会1回戦の関学クラブ戦は2-1で勝利。JFLへと繋がる道

枚方からJリーグを目指すサッカークラブ「FCティアモ枚方」の、今回はいつもお届けしている関西リーグの試合ではなく、7月23日に三木防災第2陸上競技場で行われた第53回全国社会人サッカー選手権関西大会の試合結果をお届けします。

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©Jun HATA

全国社会人サッカー選手権関西大会とは?
全国社会人サッカー選手権に出場するための予選大会。
関西大会を勝ち抜き、全国社会人サッカー選手権に出場し、さらに上位3チームになると全国地域サッカーチャンピオンズリーグに出場する権利が与えられます。全国地域サッカーチャンピオンズリーグの上位2チームはJFLへと昇格することが可能。つまりはJFL昇格へのルートの1つです。

対戦相手の関学クラブは、去年FCティアモが関西リーグDivision2に所属していた時に、枚方市陸上競技場にて3-1で下したチームです。名前の通り、関西学院大学出身の社会人によるクラブ。

全国社会人サッカー選手権関西大会 Cブロック1回戦

7月23日(日) 13:30キックオフ
FC TIAMO枚方 vs 関学クラブ(兵庫県2位)
@三木防災第2陸上競技場
 
【スコア】合計 2-1
~前半 0-0~
~後半 2-1~
51分 0-1失点
65分 1-1 No.16柳(No.10加藤)
68分 2-1 No.3藤代(No.10加藤)
※( )内はアシスト選手

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©Jun HATA

2勝すればの全国社会人サッカー選手権への切符が掴めるという状況で、相手は昨年まで関西リーグに所属していた関学クラブ。
試合時間は40分ハーフ、延長、PK戦まである大会で、関西リーグとは雰囲気も全く違う状況であることを踏まえ、より慎重にゲームに入るよう監督からの指示を受けて試合に臨んだメンバーたち。

スターティングイレブン↓
GK No. 31石田
DF 右からNo. 2吉田、16柳、No. 3藤代、No. 5新地
MF 右からNo.6小川、No.10加藤、No. 14吉村、No. 24岡田
FW  No. 11木田、No. 17山浦
サブメンバー 
No. 21白川、No.4金泉、No. 15山野、No. 28川崎、No.8浦、No. 18豊田、No. 23原田
交代 56分 No. 5新地 → No.8浦
   56分 No. 11木田 → No. 18豊田
   75分 No.6小川 → No. 23原田

ハイライト↓ 
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前半がスタートするも、なかなか自分達のリズムが作れずにいました。相手に自陣ゴール前まで攻め込まれることも多々あり、あわや失点か、という場面も。

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こちらもNo.17山浦とNo.11木田が相手のデフェンスラインの背後を狙いクロスボールを入れるなど、決定機を演出しますが、シュートが枠を捉えることができません。
前半は0-0で折り返し。

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ハーフタイムに自分達でリズムを悪くしている点について監督から修正され、後半に臨みました。
先制点を奪いにいきたい状況でしたが、後半6分に豪快なミドルシュートを決められ0-1となってしまいます。
これからというところでの失点となり、なんとかして状況を打破したい、そう考えたベンチが動きます。

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©Jun HATA

後半16分にNo.8浦、No.18豊田を同時に投入、するとチームに勢いが再び。両サイドに上手く展開し、サイドを起点に何度も相手ゴール前を脅かします。その流れでCKを獲得すると、一度は跳ね返されたボールをNo.10加藤が拾うと、冷静なドリブルからクロスボール。そのクロスボールをヘディングで押し込んだのが今期加入、初スタメンのNo.16柳(ユン)でした。

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後半25分に同点とするとチームの勢いは加速します。3分後の後半28分、またもCKを獲得すると、No.10加藤のボールにヘディングで合わせたのがNo.3藤代。2–1と逆転に成功!

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©Jun HATA

その後も何度も相手のゴール前まで攻め込みますが追加点は奪えず、そのまま試合終了。苦しいゲーム展開でしたが、センターバック2人の得点によりなんとか勝利することができました。

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©Jun HATA

内容は決して満足できるものではありませんでしたが、こういう苦しい試合をチームで勝ち切ることができたというのは、今後の糧になると思います。勝ったから次に向けて前向きに反省できます。
まずは次の奈良クラブソシオス戦に向けて良い準備をしていきます。
本日も暑い中、また遠方にも関わらず、スポンサーの皆様をはじめ、サポーターおよび、多くの方々に会場へ足を運んで頂いたことに感謝申し上げます。
来週も引き続きご声援、ご支援のほどをよろしくお願いいたします。

※ハイライト部分の文章はFCティアモによるものです。

<2回戦予定>
7月30日(日)11:00キックオフ
FC TIAMO枚方 vs 奈良クラブソシオス
場所 橿原陸上

 

山本監督コメント

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©Jun HATA

いつも遠くまで足を運び応援頂きましてありがとうございます。
関西リーグが一時中断となり、緊張感も一度緩めた状態から、メンバーの入れ替え、大会レギュレーションなど運営方法も違う中での初戦という事で難しいゲーム展開となりました。
しかし、言い訳にしかなりません。
ピッチでサッカーの試合をする事には何も変わりません。
そういう中でいうと内容的に満足出来る内容ではありませんでした。
こちらから仕掛けていくアグレッシブさは感じられず、精彩を欠いたプレーが多くみられました。
我々はプロチームではありません。
だからこそ魅力を感じる姿も多々あると思っています。
今一度チームとしても原点に立ち返り、感謝の気持ちを持って、直向きに、次節に向けて準備したいと思います。
必ず7/30に勝って、まずは全国社会人サッカー選手権本大会の切符を手にします。
引き続き応援の程よろしくお願い致します。

選手コメント

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<No.16 DF 柳 星旭 選手コメント>
チームが勝ててよかったです。
また、点を決められたのは、みんなのおかげだと思うのでチームのためにもっと頑張ります。
応援ありがとうございました。

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©Jun HATA

<No.10 MF 加藤 博人 選手 コメント>
リーグ戦が一時中断し全国社会人サッカー選手権 関西大会の初戦でした。
FCティアモ枚方にとって初の全国大会出場に向けて負けられない一戦でしたが、カテゴリーが下の相手に対して、先制点をゆるし難しい試合となりましたが、その中でも逆転して勝つ事が出来たので良かったと思います。
ただチームとして課題も見つかりました。
久しぶりの先発でのプレー、慣れないポジションでのプレー、リトリートされた相手の崩し方など。
今回楽に勝てなかったのがチームとして良かったと考えています。
次戦もカテゴリーが下の相手ですが今回の試合の反省を活かし勝利し全国大会出場を決めたいと思います。
最後になりますが、遠くまで応援に駆けつけて下さったスポンサーの皆様、サポーターの方々応援ありがとうございました。
次節も応援よろしくお願いします。
共に勝利し全国大会出場を祝いましょう!

以上、FCティアモ枚方の全国社会人サッカー選手権関西大会1回戦の結果でした!

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