卒業生必見!聖母女学院あらため香里ヌヴェール学院の内部のようす
生徒は3割近くが枚方市民という、枚方に縁がある学校ですし、周りにも聖母出身という方は多いんじゃないでしょうか。
今回の記事はそんな香里ヌヴェール学院の内部はどんな感じなんだろう?男子トイレは完備されているの?と興味津々の僕すどん@ひらつーが取材を申し込んで中の写真をいっぱい撮影させてもらった、そんな企画です。
いざ見学に行くと面白くて写真をたくさん撮ってしまった結果、記事が長くなってしまったので2つに分割させていただきました!第一弾の記事では主に校舎内をお届けします。

(香里ヌヴェール学院の正面玄関部分)
正面玄関周辺

入ってすぐの正面玄関の内部はこんな感じ。

上からの光がキレイな空間です。

その先には長ーい廊下が見えていて、そこが香里ヌヴェール学院のメインストリートとも言える部分です。
ですがその廊下に行く前に……

聖母女学院時代の1979年から36年間勤めている名物教員の藤岡先生をパシャリ。音楽の先生でシンセサイザーの腕前は世界クラスなんだそう。卒業生の方でお世話になったという方も多いんじゃないでしょうか。
長くて広い廊下のエリア(F棟1F)

廊下の長さはもちろんですが、幅の広さも相当なもの!海外ドラマとかで見る学校は確かにこんな幅があったような気がしますが、さすがはフランスのシスター達が作った学校です。
ここで一旦地図をどうぞ↓

画像下部の赤く線をひいたところが1Fの先程の写真の長い廊下で、それに対して垂直に出ているオレンジの線の部分が、A棟B棟などの各校舎の廊下の部分です。
B棟が高校生、C棟が中学生、D棟が小学生の校舎といったかたち。

この廊下沿いには職員室や保健室などがあります。

黒板には部活動一覧が。
やはり気になったのはからしだね部。伺ってみたところ、ボランティア部だそう。
Wikipediaによるとからしだねは最も小さいものをあらわし、そこから大きな成果が育つことの喩えに聖書などでは使われることが多く、この部活もそこが由来なんだとか。

伺った時は閉まっていましたが、ヌヴェール学院では食堂がない代わりにパン屋さんがここでパンを販売しているそうです。

また、パン以外にもお弁当の宅配も頼んでいて、共学化にあたって男子はよく食べるということで、お弁当のメニューが増えたんだとか。

各棟のあいだには自販機と休憩スペースがあり、校則で買い食いが禁止されている生徒達にとって自販機は大人気なんだとか。ちなみに写っているのは同行してもらったばばっち@ひらつー。
続いて気になる男子トイレへ↓

共学化する少し前にトイレは整備されたそうで、きっちり用意されていました。数が少ないとか疑ってすみません(笑)

続いてこちらは女子トイレの洗面台。

トイレ内はこんな感じ。
なぜこの写真を載せたかといいますと、女子トイレは数年前に改装されるまでは和式だったのでこのトイレを見ると卒業生は驚くであろう、と聞いたからです。
授業風景など

一番最初にお邪魔したのはC棟の2Fにある205の教室。中学生たちが授業中でした。

意見をグループ分けして発表するという珍しい社会の授業。

そして先生がiPadを触り始めたと思ったら、教室前方にあるディスプレイにこれまでに撮影した写真が映し出されました。じ、時代の進歩がすごい!
ちなみにカメラ画面も映し出すことができるので、リアルタイムの映像を無線で飛ばすことも。

個人的には黒板消しの長さにも驚きを隠せませんでした(笑)

お次は数学の授業にお邪魔してきました。黒板には英語が記載されていますが、英語ではありません。
数学の授業も英語で行うスーパーイングリッシュコースの様子です。

生徒は全員1人1台iPadを持っていて、教科書を忘れても先生のiPadで映し出されている教科書の画面を自分のiPadと共有して見ることができるんだとか。教科書忘れまくってた僕としては超有用な機能だと思います。

ちなみに共学化以前の高校2~3年生のクラスはこのようにクラス名が「藤組」「菊組」といった和風な名前でした。私立っぽい!

続いてこちらはB棟のスーパーサイエンスコース(高校生)の授業風景。
近いうちに大阪歯科大へと見学へ行くそうで、

そのため歯周病についてネットで調べて自分でレポートにする課題を行っていました。
ネットから正しい情報を拾うというのは難しいと思うので、ネットリテラシーなどが鍛えられるいい経験になるんじゃないでしょうか。

廊下。

ちなみに小学生の棟の雰囲気はこんな感じ。
各教室

こちらは図書室。

個人的にはブラタモリの本が置いてあるのが驚きでした。

図書室前の廊下は昔の名残で鉄の門があったりして、歴史を感じます。

続いて音楽室などがある3階へ。ちなみに3階は増築したものだそう。

音楽室のようす。

かわってこちらは多目的室。名前のとおりいろんなことをする部屋で、

見学に行った日はスーパーイングリッシュコースの生徒が日本文化研究のために和服の着方を勉強しているところでした。ちなみに生徒のみなさんの着物は自前なんだそう。
聖堂

キリスト教の学校といえばやはり聖堂。校舎の2階にあります。

美しさを覚えるステンドグラス。


ちなみに天井の構造は別大学の建築学科の生徒が見学に訪れるほど珍しいものなんだとか。

絵になる螺旋階段。
前編は以上になります!
卒業生はもとより、中がどのような雰囲気なのか気になっていたという読者さんも多いんじゃないでしょうか。
後編ではクイズ番組みたいなシステムや、体育館に地下道、昔の周辺の写真などをお届け予定です。
また、今回ご協力いただいた香里ヌヴェール学院は以前記事にしたとおり、香里ヌヴェールスポーツ監修(就任予定)である新井場徹さんが監修を務めるサッカー部がありまして、サッカー体験会が8月5日と8月26日に開催予定。
サッカー体験会日程
対象:小学4~6年生
日程:8/5(土)8/26(土)10:30~12:00
先日オーナーを務めるFCティアモ枚方の入団会見の時に、新井場徹さんにインタビューに応えていただいたのですが、これまでにも同世代の指導者がいる大阪府内の高校から、良い選手がいるのでJリーグの方に売り込んでほしいと言われることがよくあったそうです。

(香里ヌヴェールスポーツ監修(就任予定)の新井場徹さん)
その中で、そういう子が枚方出身とか寝屋川出身とか交野出身とかだとやっぱり親近感が湧いてくるそうで、何かしてあげたい、と新井場さん。
「やっぱり自分の中で枚方や寝屋川や交野とか四條畷とかは身近な場所なんやなぁってすごく感じたので、そういう身近な所の出身の子供たちに何かしてあげられればいいなと思います」というお話が特に印象的でした。

(パンフレットにも使用されている香里ヌヴェール学院サッカー部の写真)
そういった地元への強い思いがあり、香里ヌヴェール学院でもサッカーを通じた様々な新しい取組についても考えられているそうです。

(パンフレットにも使用されている香里ヌヴェール学院サッカー部の写真)
サッカー部は対外試合を大阪を中心として関西や関東遠征も含めて実施していく予定で、選手にはどんどん名前を売っていって欲しいとのこと。
「強さだけではなく1人1人のしっかりした人間形成を含めた"いい男”になってもらって、そしてJリーガーになってもらえれば嬉しい。その手助けが出来れば」と新井場さんは話していました。
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