「焼肉、ラーメン、寿司、なんでも美味しい!」FCティアモ枚方・ダニエル監督はサッカーと日本が大好き

FCティアモ枚方の監督ダニエル・アルベルト・ブランコ氏

枚方・寝屋川・交野を中心とした北河内地域からJリーグを目指すサッカークラブ「FCティアモ枚方」。
JFLの秋春制(8月開幕、翌年5月閉幕)への変更にともなって行われた特別大会「2026 JFL CUP」を、FCティアモ枚方は西グループ4位で終えました。

新たに始まる「第28回 日本フットボールリーグ(JFL)2026-2027シーズン」開幕戦 Y.S.C.C.横浜戦を8月30日(日)、アウェイの地である神奈川県横浜市「ニッパツ三ツ沢球技場」で迎えます。

2026シーズンから監督に就任したダニエル・アルベルト・ブランコ氏(以下ダニエル監督)に、チームのことや日本のこと、ワールドカップのことを聞いてきました。

ダニエル監督はアルゼンチン出身。アルゼンチンだけでなくチリやボリビア、イタリア、サウジアラビア、タイなどで選手として活躍してきました。2017年からは、タイの複数クラブで監督などを務めてきた経歴を持っています。

2026年8月25日 大枝公園

——ダニエル監督のパーソナルな部分がわからないので、今日は色々教えていただきたいと思います。
まず、なぜ日本に来ようとなったのでしょうか。 

まずは、サッカーが大好き。
自分の意見では、サッカーは、アジアの中で日本のレベルが一番高い、ほんとに。
だから、このチャンスはいい機会だと。
もちろん、ここだけでなく、どんどん上のレベルにステップアップしていきたい。
Jリーグにも行きたいと思っている。

——なるほど。サッカーからみた日本の立ち位置は、わかりました。日本はどうですか。
他の国と比べて、過ごしやすいですか。

I love Japan。大好き。
幸運なことに、世界中のいろんな国で暮らしてきた。
7、8カ国ぐらいで生活してきたけど、断トツで日本がいい。
生活面で安全だし、環境は綺麗だし、ご飯は美味しいし、観光する場所もあるし。
一番驚いたのは安全面。小さい子らが外で1人で歩いたり、自分の国では絶対ありえないことだ。

和牛もうまいしハラミも最高。市役所ちかく「焼肉じゅん」のランチはあの美味しいごはん食べ放題【ひらつーグルメ広告】より

——そうなんですね。食事の方は、どうでしょう。日本食は、お口にあっていますか。

めっちゃ、美味しい!ほぼ、全部好き!
「焼肉」「ラーメン」「寿司」なんでも美味しい!
味付けがキツイのが苦手なので、ソースとかタレが苦手だけど、ご飯の質がめちゃめちゃ高い。

「広島どやさ」の『広島お好み焼き スタンダード』(寝屋川市寿町)【ひらつーグルメ】より

——では、お好み焼きとかはダメですか?

いやいや大丈夫!何回も食べている。
ソースは、少し少なめにしてもらうか、別に入れてもらって好きなように食べたよ。
自分で作ったらぐちゃぐちゃになりそうなので、いつも作ってもらっているよ。

たこ焼きも食べたよ。
クルッとするのは出来なかったけど。

——難しいですよね。
さて、サッカー界隈では、この夏は、やはりFIFAワールドカップ2026ですね。
ダニエル監督の祖国、アルゼンチンは準優勝でした。

もちろん全試合見た。
練習の前後に見た試合もあったよ。
気になっていたからiPad持ってきてね。

自分自身がアルゼンチン代表の時もあったから、今いるワールドカップのアルゼンチン代表スタッフは、全員一緒にやった選手だったんだ。
だからほんとに気になって仕方がなかった。

——アルゼンチンが、2022年に続いて連覇したかったですね。

Me too!!!
でも、サッカーはサッカーだから。
決勝戦はスペインの方が良かった。

でもスペイン国籍も持っているので、どっちにしろ優勝です。
血はアルゼンチンだけどね。
決勝まで行けたのは良かったけど。

決勝戦は全然楽しめなかったね。
ま、あれがサッカー。

ピッチで全てを出し切ること、そのあとは勝つか負けるか引き分けか、誰もわからない。

——日本代表は、決勝トーナメント1回戦で終わってしまいました。

日本の試合も全部見たけど、いい試合だった。
ブラジル戦も、全然勝ってもおかしくない試合だった。
でも、さっきも言った通り、サッカーは何があるかわからない。

——では、ティアモの話をお願いします。
5月に終了した特別大会「2026 JFL CUP」には、どのような感想を持っていますか。

この期間で、選手の理解を深めたり、公式戦では見られない選手の反応の仕方をカップ戦の中で
見ることができた。
その中からJリーグに行った選手もいるのは、すごく嬉しい。
間違いなく、良い方向に進んでいる。
指導していた選手がJリーグにいくと寂しいが、チームが良い方向に進んでいる証拠。
選手のことを思うと、どんどんJリーグに行ってほしい。
自分は幸運なことに、選手としてトップレベルでプレーしてきたけど、ここにいる全員がぜひ上のレベルで経験してもらえればと思うし、そう願っている。

——このオフに、山口隆希選手、松原海斗選手がレイラック滋賀FC、宮崎樹選手が奈良クラブ、林賢吾選手、清水悠斗選手が横浜FCへと5人がJリーグにいきました。
みなさん、頑張ってほしいですね。

上のカテゴリーで出場機会を与えられている。それが大事。
ティアモにとっても大切なことで、例えば山口選手がJリーグに出場できていることで、他のチームに、ティアモに良い選手がいるということが示せる。
もちろん、寂しいけどね。

レイラック滋賀FCに期限付き移籍となった山口隆希選手
同じくレイラック滋賀FCに期限付き移籍となった松原海斗選手
奈良クラブへ移籍となった宮崎樹選手
横浜FCへ復帰となった林賢吾選手

——また、新たに久保田和音選手(レイラック滋賀FC)、チャ・ウォンジュン選手(ガイナーレ鳥取)、折口輝樹選手(東京23FC)、石井稜真選手(福島ユナイテッドFC)の4人が加入されました。新加入選手については、どう感じていますか。

全員いいです。トレーニングも一生懸命だし。
ただ、サッカーはどうしても本当の試合でのプレーが問われる。
今週末に開幕するが、練習でやってくれていることを、その通りに試合で発揮してくれることを願っている。
一部の新メンバーにはチームをさらに強化するために来ている選手もいる。
毎日毎日トレーニングでやっていることを、実際の試合で期待したい。

——今週末8月30日(日)が開幕戦ですね。対戦相手は、2025年にJ3から加入したY.S.C.C.横浜です。
どんなチームだと考えていますか。

基本的に相手のことは深く考えないで、チームが求めていることをやってくれたら、相手関係なく競争できる。
もちろんどの相手も尊敬している。
Y.S.C.C.横浜に関しては、良いチームだという情報も聞いているし、あとはどういう風にゴールに迫っていくか、最後に勝てるように一生懸命準備している。
多くの観客が入ると聞いているし、選手にとっては追加のモチベーションになる。

——Y.S.C.C.横浜は『ROAD TO J3 史上最大ミッション1万人ー行くぞJリーグー』と銘打って観客を集めています。盛り上がりますね。
ティアモのホーム戦でも、観客動員に向けた企画をされていると聞きました。

(観客動員は)むちゃくちゃ大事です。
選手にとっても、チームにとっても、応援してくれる人というのは追加のパワーがもらえるし、少しずつだが、チームが大きくなっていくためには欠かせない存在だ。ファンはとても大事。
ティアモも少しずつ、必ず観客は増えてくる自信がある。
あとは、選手たちがピッチの上で全て出し切って、観客の人達にFCティアモ枚方を誇りに思ってもらうこと。
枚方、北河内を代表していることを、ピッチの上で選手たちが表現すること。
選手たちがそれを実現できれば、観客は必ず増える。

たまゆら陸上競技場

——では、新たな2026-2027シーズン、FCティアモ枚方はどんな戦いをしていきますか。

今シーズンは、毎試合ベストを尽くせるように競争するし、1つでも多くの勝利を増やしていく。
もちろん、サッカーだから不確定なこともあるが、一貫して自分たちのパフォーマンスを良い状態で続けられるようにする。
上手い選手が揃っているから、このチームならできると信じている。
どんな相手とも良い戦いができる。
でも、サッカーだから何が起きるか、わからないがね。

——最後に、FCティアモ枚方のファンの方に向けて監督からの一言をお願いします。

まずはじめに、1人でも多くの人達に、たまゆら陸上競技場へ見に来てもらいたい。
選手達、チームをサポートしてもらいたいと私は思う。自分たちにとって、とても大事な存在だ。
ピッチの上で全て出し切ること、ベストを尽くすこと、最後の笛が鳴るまで戦うことを約束するし、攻撃的な良いサッカーをどんどんやっていく。
みんなに誇りに思ってもらえるよう全力を尽くす。それだけは約束する。
結果のところはもちろんサッカーだから、約束はできないけど、全力を尽くすことは約束する。
ファンのためにベストを尽くす。

——ありがとうございます。FCティアモ枚方の活躍を、楽しみにしています。

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インタビューした日、大枝公園のある守口市は、最高気温35.5度でした。
人工芝での練習は、もう少し体感気温が高いかもしれません。
練習後のダニエル監督も、顔が真っ赤でした。
そんな気温の中、ティアモの選手達は黙々と練習に励んでいました。

今シーズンの開幕戦は、8月30日横浜ですが、ホーム開幕戦は9月5日(土)です。
ぜひ、たまゆら陸上競技場で観戦してみてはいかがでしょうか。

*ホーム開幕戦情報*
日時:2026年9月5日(土)14:30キックオフ
場所:たまゆら陸上競技場
対戦相手:FCマルヤス岡崎

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