カレーうどん食べて古写真見ながらインタビュー!ユニークなアルミケースを作り続ける会社は北山がホントに山だったころからあった【ひらつー広告】

今回お話を聞きに訪れたのは、長尾家具団地にあるオーダーメイドのケース製造を専門に行うアクテック株式会社
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今年の9月で創立45年になるという老舗の会社です。

45年ともなるとふか〜い歴史色んなエピソードがあるはず

ということで実際に会社にお邪魔して色々とお話を聞いてみたいと思います!

ひらつーでもこれまで何度もお世話になっています 
カレーうどんを食べながら
社長にインタビュー

ではさっそく社内でお話を…

と思ったのですがちょうどお昼時だったので、
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会社の向かいにある
味の萬ぷく さんでお話を聞くことになりました!

実はアクテックさんとも深い(?)関わりが…

以前ひらつーグルメでも紹介しています。

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写真右奥が社長の芦田庄司さん、右手前が息子で専務の知之さん、そしてお話を聞くのは左奥のシュン@ひらつーです。

ということで、ご飯を食べながらゆる〜く会社の歴史を聞いていきたいと思います!笑
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頑固おやじのカレーうどん ¥450(税込)

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カレーうどんを食べる専務。



まずはお話を聞く前にアクテックのカンタンな沿革をどうぞ 
アクテック株式会社 沿革

1972年:三洋写真産業株式会社(現ハクバ写真産業株式会社)の大阪工場として創業開始

1975年:ハクバ写真工業株式会社へ社名変更・独立へ

1981年:枚方家具団地に工場を移転

2003年:アクテック株式会社に社名を変更

ーそれではまず、成り立ちについてお聞きしたいと思います。
コチラのアクテックという会社はどういった経緯で設立されたのですか?


社長:最初は写真用品の会社である三洋写真産業株式会社(現ハクバ写真産業株式会社)の製造部門としてはじまりました。

当時、三洋写真産業株式会社は商社だったので、製造は全て外部に委託していました。

しかし、どこのメーカーも同じところへ外部委託をしていたんです。

なので、どこも製品は全く同じで、名前(ブランド名)だけが違うといったカタチが当たり前だったんです。

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ー同じ製品を名前を変えて売っていたということですか?

社長:そうです。でもそれではダメだと。

自分たちで手を汚して作りましょうと、出張から帰ってくるたびに提案をしていたんです。

そしたらある時「君はモノを作れるのか?」と社長から聞かれたんです。

何も作れないのにそこで「はい、作れます!」と答えたら、工場を任されることになったんです。(笑)

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芦田社長は親子丼を注文。

ーえっ!?言っちゃったんですか!?

社長:まぁ言っちゃったというよりも、はじめから「言う」つもりで提案していたので。
自分で自立したいと思っていたからね。

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門真に工場があったころの写真。

ーでもそれまで外部委託だったということは工場もなかったわけですよね?

社長:もちろん。工場をどこにする、何を作る、設備はどうする、とにかく何も無いので全部ゼロからでした。

まずは場所ですが、資材などの市場の価格の反応が早いという理由で関西を選びました。

そして当時、松下電器(現パナソニック)が門真の地でドンドン伸びていたので門真に工場を建てることにしたんです。

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ー門真を選んだ理由は松下があったからということですか?

社長:はい。松下さんがすごく大きくなっていたので、私たちもああなりましょうということで。今となっては笑い話ですが。笑

それで門真で、1972年に三洋写真産業株式会社の大阪工場としてスタートしたんです。

そしてその後、1975年に前身であるハクバ写真工業株式会社へと名前を変え、独立したんです。

萬ぷく以外何もなかった

ーその後いよいよ現在の枚方家具団地へと移ってくるというわけですが?

社長:門真でトントン拍子に会社が成長して、生産の拡大が必要になったんです。

背景としては、松下電器などがビデオ機器などを作り出したことがあります。

一気にカメラ業界が忙しくなり、生産も拡大して、門真に第1、第2、第3工場までありました。

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ーそんなに工場があったんですね。

社長:はい。でも3つの工場の場所が離れていて効率が悪かったので、一ヶ所にまとめようということになったんです。

ーそして家具団地へ来られたというわけなんですね。
ではなぜこの場所が選ばれたんですか?


社長:はじめは門真で場所を探したんですが、広い場所がなかったんです。

今のこの場所だと三方が道路で、770坪の広さがあったので、3つの工場の生産能力がまかなえるだろうということで選んだんです。

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ー門真から家具団地だとけっこうな移動距離ですね。

社長:そうなんです。なのでどうしても通えないという社員が多く出てしまったんです。
門真で家庭を持っている者も多かったので。

なのでそういう社員には全て再就職先を私が斡旋しました。

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ーえっ?全員ですか!?

社長:はい、やはりコチラの都合で移転させるわけですから。
全員とにかく探しました。

それで全員の就職先を面倒見て、ココへ来ました。

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ースゴイですね…今だと考えられないですね!

社長:いや、もう大変でしたよ。

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使用している機械は当時からほぼほぼ変わっていないのだそう。

ー1981年に移転されて来たということですが、そのころからもう萬ぷくさんはあったんですか?

社長:ありましたよ。
ウチよりも半年ほど早く開店していましたね。

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「男前に撮ってや!」と萬ぷくの大将。
専務から見た目が仙人みたいだと言われていました。笑


大将:当時は何にもなかったなぁ。
いくつか工場はあったけど、住宅とかは全然なかったからな。

社長:ホンマになんでこんなとこに店出したんや。笑

萬ぷく当時
まだ更地のアクテック側から見た萬ぷく。
左上に写っている株式会社ミヤマエは現在もあります


大将:バス停も裸電球一個だけやったし、街灯もなかったから、夜になったら真っ暗やったわ。

北山も森やったし。

長尾の方に行く道もまだなかったし、ココの前の家具団地のバス停が終点やったもんなぁ。

ほんまに最果てみたいなとこやったから。

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上記の航空写真はGoogle mapより引用。
★マークがアクテックのある場所。
ちなみに1947年の航空写真には田んぼしか写っていませんでした!


社長:終点の萬ぷくって言ったらみんな知ってたなぁ。

大将:だって他に何もなかったから。笑

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ー当時の写真を見せて頂いたんですが、社内の行事にちょくちょく大将らしき方の姿があったのですが。

大将:そうそう、ワシや。笑

社長:ちょくちょく違うよ、しょっちゅうや。笑

大将:もう半分社員みたいな感じやったから、どっか行くってなったら一緒に付いて行ってたわ。笑

社内行事
社長と一緒に餅つきをする大将。

ーそれぐらい親密なんですね。

社長:そうそう。一緒に餅つきもしたしなぁ。笑

夜食のうどんも出してもらってたしね。

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専務:子供の頃に大将も含めてみんなでバス借りて阪神タイガースの応援しに甲子園まで行きませんでした?

大将:
行った行った!何回か行ったんちゃうかなぁ?

社長:ウチでバスを用意して、大将がチケットを用意してみんなで行ったな。笑

きっかけはAIBO

ー2000年に電子店舗を開店したということなんですが、当時としてはけっこう早い気がするんですが。

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社長:うん、早かったと思います。
まだ一家に1台もパソコンが無い時代やったけれども、時代に合わせて先手を打って開設したようなカタチですね。

ホームページの製作も外部ではなく、社内で全て処理できるようにしようということで、イチから勉強して立ち上げました。

笑われても、稚拙であっても良いから、自分たちで作ろうということで始めていったんです。

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現在のアクテックのホームページ


ーホームページを作ってスグのころの反響はどんな感じでしたか?

社長:電子店舗を開設して間もない頃、ソニーさんから犬型ロボットのAIBO(アイボ)が発売されたんです。

しかもソニーさんはAIBOを店舗では販売せずにインターネットのみで販売したんです。

するとAIBOを持っている方から外へ連れて歩けるようなアルミのケースが欲しいとメールで問い合わせが来たんです。

AIBOのケースの内装をどうするかなどのやり取りも全てメールで行なって、なんやかんや最終的に400台ぐらい売れましたね。

それで今後はインターネットの時代だなということで力を入れていったんです。

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犬型ロボットAIBOの専用ケース。

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ーその後、2003年に現在の「アクテック」に社名を変更されましたが、それはどういった経緯があったのですか?

社長:受注生産やメーカーへの供給ではなくて、1台からのネットでの注文に対応するときには売値が問題になるんですよ。

以前はメーカーに卸していたので、宣伝広告費や販売経費がかからなかったんです。

でも全部を自社でとなると、その辺りの経費も上乗せしないといけなくなったんです。

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ーなるほど、それまで不要だった経費の分、値上げをしないといけなくなったんですね。

社長:ところが社内的にも「そんなに値上げしたら売れないんじゃ…」という声が挙がったんです。

なのでガラッと一新するという意味で社名も新しくしたんです。

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社長:会社も全てを変わりますよということで意識改革をしたということです。

理屈で説明して変えられるものではないので。

ユニークなケースたち

ー色々なユニークなアルミケースを作っておられますが、これまでの歴史の中で特に変わったケースはどんなものがありましたか?

専務:さっきのAIBOのケースもなかなか変わり種だったんですが、電車やバスの方向幕を入れておくケースというのもありましたね。

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ーこれは趣味のためのケースということですか?


専務:そうですね。マニアの方が見て楽しむためのものになっています。

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中を開けるとちゃんと方向幕を動かせるようになっています。

専務:その他だと、大道芸人の方用のケースとかもありましたね。

ー大道芸人の方用ですか?

専務:色々な小道具をしまっておけるケースになっていて、何より、上に乗って芸を見せられるようになっています。

即席の小さな舞台になるといったイメージですね。

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ーそれでは数あるケースの中で「これは失敗作だったなぁ」というものは何かありますか?

専務:基本的に受注なので、失敗作というのは無いんですが、あえていうならシャッター付きのケースですかね。

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ー見た目には全然失敗に見えないんですが…?

専務:製品としては全く問題ないですし、イイ製品だと思うんですが、部品代が高いんですよ。

シャッター部分はウチでは作られないので、部品を外部から買ったのですが、部品代だけで1万円近くするんですよ。

なのでちょっと割に合わないなといったところですね。

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今後のアクテック

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ーそれでは最後にこれからのアクテックの展望について教えてください。


社長:これからはIOT、ICT、要するに電子機能を持ったケースですね。
ケースに電子機能を積みこんで、機能のあるケースを作る、ということを考えています。

ー液晶画面が付いていたりとかそういうものですか?

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専務:はい。ケース自体に機能があると、その場その場で検査などが行なえるようになるんですね。

例えば、バーコードリーダーやモニターが一体になっていて、仕分けだったり、指示を出したりがケースを開けばその場でできるといった感じです。

まだまだ開発も始まったばかりですが。

社長:電子機能を持ったケースを作っていく、それがこれからのテーマですね。

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専務:大将、萬ぷくの今後の展望は?

大将:
え〜ワシか?もうのんびりやっていくわ。笑

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芦田社長、専務、萬ぷくの大将、貴重なお話をありがとうございました!

歴史も深いアクテックさん。今後もドンドン面白い製品を生み出してくれるのを楽しみにしています

「こんなケースが欲しいな」と思っておられる方は是非一度アクテックさんに相談されてみてはいかがですかー?

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ライター:シュン@ひらつー シュン@ひらつー