
ひらつーメンバーや読者が日常で気になるアレコレを枚方の各クリニックの先生や薬剤師さんに質問!
「ひらつークリニック」のお時間です。
▼今回の質問はこちら▼
薬局に行くと「お薬手帳」があるか毎回聞かれますが、やっぱり必要なんでしょうか。また持っていないと困る場面はありますか?
(40代 女性)


病院に行く時ってドタバタして「お薬手帳」を忘れがち…。でも毎回薬局で聞かれるから、持っていなかったら持っていなかったで気になりますよね。
今回は枚方いつき薬局の薬剤師 伊藤さんにお話を伺いました!
薬局で毎回聞かれる「お薬手帳」。持っておいた方がいい?

お薬手帳って、やっぱり持っておいた方がいいんですか?

あると助かる場面は多いですね。特に便利なのが「今、その方が何の薬を飲んでいるか」を正確に共有できること。
別の病院でもらった薬、他の薬局で処方された薬、飲んでいるけど伝えにくい薬…こうした情報を無理に口頭で説明しなくても確認できます。


お薬手帳があれば、飲み合わせのチェックもしやすくなりますし、同じような薬が重なっていないかも確認しやすくなります。
できれば、薬局は一つにまとめてお薬手帳で情報を一元化してもらえると理想的です。
そもそも「お薬手帳」はなぜ広まった?

私が小さかった頃には「お薬手帳」自体なかった気がするんですが、なぜ広まったんでしょうか。

今ほど広く使われるようになったのは、ここ20年ほどですね。
もともとお薬手帳は「複数の医療機関で処方された薬をまとめて管理するため」に作られましたが、特に注目されたのが東日本大震災です。


震災時には、いつもの病院に行けなかったり、電子データが確認できず自分が何の薬を飲んでいるか説明できない状況が多く起こりました。
その中でお薬手帳は身近な持ち物として手元に残している方が多く、医療現場でとても役立ったんです。
この経験から「非常時でも使える医療情報」として、国もお薬手帳の活用を後押しするようになりました。
お薬手帳を持っていると、薬代が安くなることがある?

ところで、お薬手帳を持っていると「薬代が安くなる」って聞いたことがあるんですが、本当ですか?

はい、条件によっては本当です。
薬局では、お薬手帳を活用しているか&薬の情報をきちんと共有できているかといった点が評価される仕組みがあります。
そのため、お薬手帳を持参している場合、調剤時の自己負担額が少し下がるケース※があります。ただし、すべての薬が対象ではなく適用されないケースもあることを知っておいてください。
※お薬手帳の有無による自己負担額の差は診療報酬制度に基づくもので、金額や条件は時期や制度改定により変わることがあります。詳しくは利用する薬局でご確認ください。


あくまで「お薬手帳」を持つ目的は、安全に薬を使うために情報を共有すること。
結果として、重複処方を防ぎ不要な薬が減るといったことにつながり、医療費の無駄を防ぐ意味もあります。
お薬手帳を持っていない方や、最近使っていなかったという方は、この機会に一度、活用を考えてみてはいかがでしょうか。
本日のまとめ
・お薬手帳があると、飲み合わせや薬の管理がスムーズになる
・震災をきっかけに「非常時に役立つ医療情報」として再評価された
・条件によっては、お薬手帳を持参すると薬代が少し安くなることもある
※本記事は、薬局の利用やお薬手帳に関する一般的な情報提供を目的としています。
※薬の飲み合わせや管理について気になることがある場合は、薬局や医療機関にご相談ください。
◆今回お話をきいた薬局◆

▪️枚方いつき薬局
ビオルネ店
住所:大阪府枚方市岡本町7番1号 枚方ビオルネ4階
電話番号:072-807-8137
営業時間:平日 9:00-19:30/土 9:00-17:00
定休日:日曜/祝日
駐車場:提携駐車場あり
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