
ひらつーメンバーや読者が日常で気になるアレコレを枚方の各クリニックの先生に質問!
「ひらつークリニック」のお時間です。
▼今回の質問はこちら▼
熱中症や脱水って、どんなことに気をつけたらいいですか?


急に暑くなって、体調管理も大変ですよね…(汗)
今回は夏の気になる症状について、渚たなのファミリークリニックの棚野院長に話をお聞きしました!
熱中症対策、お水を飲むだけじゃダメ?


夏になると「熱中症」ってよく聞くけど、正直どんな状態が危ないのか、どう予防すればいいのかイマイチ分からなくて…。
お水を飲んだほうがいいんだろうなとは思うんですが、ほかにどんなことに気をつけたらいいですか?

この季節は特に気になりますよね!患者さんから聞かれることも多いんです。
もちろん水分補給は大切なんですが、それだけでは不十分なことも!
汗をかくと水分と一緒に塩分やミネラルも失われているので、スポーツドリンクや経口補水液、塩分を含むタブレットや飴などを上手にとり入れるのがおすすめです。
日常生活で気をつけるポイントは?


なるほど!水分と一緒に塩分やミネラルの補給が大事なんですね!
ほかに日常生活で気をつけることってありますか?

そうですね!例えばこんなことに気をつけていただくといいと思います。
- 気温・湿度の高い日は無理をしない、なるべく涼しい環境で過ごす
- 室内でもエアコンや扇風機を適度に活用する
- 帽子・日傘・通気性の良い服装などで体に熱をためないようにする
- のどが渇いていなくてもこまめに水分補給する

「エアコンはギリギリまで我慢」「男が日傘ってヘンかな」なんて思わず、自分の体調を第一に考えて過ごしていただきたいです。
特にお年寄りや小さなお子さんは脱水に気づきにくい場合もあるので、周りの人が声をかけたり気を配ることも大切です。
熱中症かも?こんな症状に注意


熱中症のサインって、例えばどんな症状に気をつけたらいいんですか?

最初は「なんとなく体がだるい」「頭がぼーっとする」といった、ちょっとした不調から始まることが多いです。
それ以外にも、
・立ちくらみやふらつき
・やたら汗をかく、または逆に汗が急に出なくなる
・顔が赤くなる、または青白い
なども、熱中症の初期サインとして見逃せません。
さらに、意識がもうろうとする・呼びかけに反応しない・自力で水分がとれないといった状態の場合は、すぐに医療機関を受診するか、迷う場合は救急車を呼んでくださいね。
軽く見られがちですが、熱中症は重症化することもあるので無理は禁物です!

なるほど〜サインを見逃さないようにして、はやめに対処するようにします…!
先生、ありがとうございました!

本日のまとめ
・水分補給は「水+塩分やミネラル」もセットで!スポーツドリンクなどが効果的。
・涼しい環境づくり、服装、こまめな水分補給が予防のカギ。
・少しでも熱中症の兆しを感じたら、無理せず休んで、必要に応じて医療機関へ!
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断や治療の代替となるものではありません。体調に異変を感じた際は、速やかに医療機関へご相談ください。
◆今回お話をきいた先生◆

渚たなのファミリークリニック院長
棚野 晃秀
(たなの あきひで)
▪️渚たなのファミリークリニック
住所:大阪府枚方市渚南町24-31 渚クリニックモール 2階
電話番号:072-848-3122
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