
宮之阪駅から徒歩2分の場所にある…

ひときわ目をひくこのカラフルな看板!
みなさん、こちらが何のお店かご存知ですか?

色鮮やかでかわいい看板〜♡
車でここを通るたびに気になってたんやけど何する場所なんやろ。

実はここ、枚方の英会話スクール「スマイル英会話」が今年(2025年)1月にオープンした児童発達支援・放課後等デイサービス。
※児童発達支援は2025年4月にOPEN。
その名も…
Smile for Day
-スマイルホウデイ-
(→公式サイト)
地図ではここ↓
住所は枚方市宮之阪2-3-8 グリーンハウス枚方103。

一体何をする場所?と気になった人は集合!この記事では、
・放課後等デイサービスってなに?
・どんな人が使えて何をするの?
・Smile for Dayならではの魅力って?
を中心にご紹介。
集団生活への適応や落ち着きがない、言葉の遅れなどで悩んでいる方、また療育支援の必要性を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
動画で見たい方はこちら↓
そもそも児童発達支援・放課後等デイサービスって?

児童発達支援・放課後等デイサービスとは、障がいや発達に特性のある子どもたちが放課後や長期休暇中に利用できる福祉サービス。

Smile for Dayでは、未就学児〜高校生までの発達障がい、知的障がい、発達に特性のある児童を対象に日常生活や学習支援、療育的プログラムを実施。

通所の頻度はお子さまに合わせてそれぞれ。
ここならではの特徴として、英会話が学べるのも魅力です。
利用までの流れはこんな感じ↓

通うためには通所受給者証が必要になります。
どうやって過ごす?1日の流れ

つづいて気になるのは、どんな事をしているのか。
簡単に1日の流れを追っていきましょう!
【1】個別課題

まずは勉強の時間からスタート。
学校の宿題やお子様のレベルに沿った個別課題(学習プリントや作業課題など)も行います。
【2】自由あそび

宿題や勉強が終わったら自由遊びの時間。
自由遊びの時間はその子の「好き」を見つける絶好のチャンス!
目線をあわせて一緒に楽しく遊びながら子どもとの信頼関係を築きます。
【3】おやつタイム


つづいて、おやつタイム。
Smile for Dayでは手作りのおやつにこだわり、時には子どもたちと一緒にメニューを考えてつくることも!
ちなみに、この日のおやつはベトナム料理のバインセオと、近所のお豆腐屋さんの豆腐でつくった豆腐きなこもち。
各国のおやつが楽しめるのもこの場所ならでは。
今後、地域の方々との交流も大切にしていきたいと思っています。
【4】テーマあそび・英会話レッスン

おやつを食べた後はみんなでテーマ遊び。
この日は吹き戻しと、SFDオリジナルゲームの「キャッチザウイング」で遊びました。

SFDでは遊びで発達を促していて、たとえば吹き戻しは口の周りの筋力を鍛えることで「お口がぽかん」を改善したり、息を長く吹くことで腹式呼吸の練習にもなりお腹周りの筋力UP…つまり体幹強化の効果が得られます。


「キャッチザウイング」では新聞紙を勢いよく広げることで、物を掴む力、握力をつける狙いがあります。手首の返しの動きも引き出すので鉛筆やお箸を上手に持つ手を育てます。
また飛んでくるボールを目で追うことでビジョントレーニングにもなり、脳を活性化させ、手と目の協調で言葉の発達にもつながります。
テーマ遊びは集団で取り組みますが、ひとりひとりの発達段階にあわせて行います。
遊びって子供の体の成長に欠かせない大切なものなので、みんなで楽しめるように工夫をしています。

この日は小学1年生から高校3年生まで幅広い年代の子どもたちがいましたが、みんなで協力し合って遊んでいる姿が印象的でした!
ちなみに曜日によっては、この時間に英会話レッスンを行うこともあるそうですよ!
Smile for Dayってこんな場所

つづいて、Smile for Dayのスタッフさんたちに、この場を立ち上げた経緯や大切にしていることなどをお伺いしました。
目指すのは「ありのままの私でいられる場所」

ー改めてSmile for Dayを立ち上げられた経緯を教えてください。

もともと英会話スクール「スマイル英会話」で、小学生から80代まで幅広い世代の方に通って頂く中で、生徒さん同士が温かなコミュニティをつくりあげてくれていて。


その環境が子どもたちにとっては、英会話だけではなく様々な人や価値観に出会える場所にもなっていると感じていたんですよね。
だから学校に居場所を感じられない子や不登校の子でも「スマイルなら来れる」と話してくれることがよくあったんです。

ー学校だとコミュニティが限られてしまうので、そういった意味ではいろんな人と出会える空間は貴重ですよね。

そうなんです。
また生徒さんの中には「ここに通ってから起業した」「やりたいことに挑戦できた」という方も多くいて、それはご自身のスキルはもちろん、周りの人があなたなら出来ると認めてくれる環境が大きいのかなと。


ちょうどその時期に、放課後デイサービスの課外活動中に岡本太郎さんの絵に触れ世界的なアーティストになったGakuさんのことを知る機会もあって。
スマイルなら、そういう今まで知らなかった分野や人に出会えるチャンスがたくさんあると思ったんです。
でもレッスンだけでは関わる時間が限られますし、もっと日常的に深く関わる場所をつくりたい…そう考えて開所したのがSmile for Dayです。

ーSHIZUKAさんは特性をもつお子様に対してどのように考えていらっしゃいますか?

「特性」と聞くと一見ネガティブな印象を持たれるかもしれませんが、私が経験した海外生活のなかでは、ユニークで自分の強みを活かして生きている方が多い印象なんですよね。


子どもたちにも自分の特性について早い段階から知ってもらいたいし、この場所が子ども達にとってありのままでいられる場所・やりたいことに挑戦できる環境にできたらいいなと考えています。
そのために私たちも全力でサポートします!
遊びが学び。いろんな国の講師と英会話レッスン

ーつづいて、みなさんが思うSmile for Dayならではの強みはなんだと思いますか?

やはり運営元が英会話スクールなので、ネイティブの方から学べる英会話は強みだと思いますね。
特にスマイルではその日に来ている子どもを見て講師のデイビットがカリキュラムを組んでくれるので、そこは他にはない魅力です。
ーってことは、その場でレッスンの内容を決められるって事ですか?!すごい…


うちは座学中心というより英会話がメインなので…
デイビット自身がそういうことを考えるのが得意なんです(笑)
他にもジンバブエやガーナ出身の先生(長期休み期間中)、オーストラリア出身のキャサリン先生など個性豊かな講師陣が揃っています。

ーレッスンはどのようにして行われるんですか?

基本は対話をしながら進めていきます。
英会話を身につけるという目的だけではなく、海外ならではの考え方や生活を知れる点も子どもたちにとっては良い刺激になっているんじゃないかと思います!


発語がゆっくりなお子様だと日本語すら話せないのに英語なんて…と思われる方もいるかもしれませんが、外国人の方って表現力が豊かで、YES・NOがハッキリしているので言葉の発達にすごく役立つんですよ。
言葉って自分の感情が伴わないと覚えられないので、そうやって喜怒哀楽を表現してもらえることで理解できるお子様もいらっしゃいます。
ーな、なるほど〜!

もちろん子どもの中にも、英語と聞くと苦手意識を持つ子もいるんですが、デイビットは本当にすごいですよ!
いつも彼自身が楽しそうなんです(笑)
レッスンといっても固い雰囲気ではなく、今日はお店屋さんごっこ、別の日は身体を動かしてゲーム…という風に遊びの中でフレーズを教えてくれるので、苦手意識を持っていた子でもいつの間にか輪の中に入っていることはよくありますね(笑)


私は英語が苦手で今勉強中ですが、デイビットとコミュニケーションを取りたくて、見よう見まねで日本語を交えて話すと「英語っぽいね!」と褒めてくれたりして(笑)
そういう雰囲気が子どもには楽しいのかなと思いますね。
各国の料理も登場!?スマイルならではの手作りおやつ

ーちなみに、おやつもここで手作りされていると聞いて驚きました!

旬の味や素材そのものの素朴なおいしさを伝えたくて、できるだけ手作りのおやつを心がけています。
海外のおやつを頂く機会もあり、普段触れることのない食材を通して世界の文化の違いや、その楽しさを知ってほしいと思っています。
ー時には子どもたちと一緒におやつを作られることもあるんですよね?

そうですね。
やっぱり自分たちで作ったものだと食べてくれることも多いですし、食に興味を示すきっかけにもなるのでなるべくそういう機会は増やしたいと思っています。


最近だと子どもたちと一緒に型抜きクッキーを作ったり、あとは近くの飲食店にお邪魔して実際にお店で作る体験をさせて頂いたりもしました。
それこそ世界の料理を知るきっかけになればと、今日のおやつはベトナム料理です。これがおやつ…!?と驚かれるかもしれませんが(笑)


子どもたちにはいろんな食材に出会って、少しでも多くの食材を食べられるようになってもらいたいですし、食べることが楽しい!と思ってもらえたら嬉しいですね。
自身の不登校をきっかけに得た気付きを活かして

あとは実際に不登校を経験したスタッフも在籍しているので、そういった経験がある子たちに寄り添えるところも強みですね。
ー本当に様々な背景を持たれたスタッフさんたちが集まっているんですね。ちなみに、どういった経緯でここを知られたんですか?


もともとスマイル英会話に通っていた繋がりで、SHIZUKAさんから「こういう場所を開くんだけどやってみない?」と誘われたのがきっかけです。
私自身、不登校を経験していますが、中学3年生の2学期までは普通に通えていたのに冬休み明けに急に行けなくなったんです。

ー不登校になったきっかけは何かあったんですか?

たぶん無意識に周りの子に合わせて猫を被っていた自分に気づいて、しんどくなっちゃったのかなって。
それが高校でもあと3年間続くのかって考えたらすごく絶望しました(笑)


その後、両親の希望で高校には入学しましたが、結局通えなくなってしまって。
最終的に高卒の資格を取ることを条件に高校は辞めたんですけど、在学中も独学でテストの点数はとれていたので、そこで完全に私がクラスに入る必要性はないと実感したんですよね。


そこで気づいたのは、そもそも「学校」にこだわる必要はないんじゃないかなって。
私は17才から仕事をし始めたんですけど、今の方が断然楽しいんです!

ー今は自分がイキイキと輝ける場所を見つけられたんですね。

もちろん学校だからこそ学べることもたくさんあると思います。
でもその子が何かやりたいことを見出せているのであれば、苦手と感じるところに居続けるより、自分のことを理解してくれる人達のところで10代を過ごした方がよっぽど有意義なんじゃないかなって。
ここに来ている子でも悩みながら通ってくれている子がいますが、「ありのままのあなたで良いんだよ」っていうのは伝えてあげたいですね。
Smile for Dayで大事にしていること
ー最後に、お子様と接する上で心掛けていることなどはありますか?

「子どもが主体」ということを常に念頭においていますね。
まずは子どもにこの場所が安心で安全な場所と思ってもらえるように信頼関係を築くことを大切にしています。
お子さんの「好き」を見つけてそれを入口に苦手を「できた!」に変える関わりをしていますね。


子どもが自分からやってみたい!と思える自主性も大切にしています。
たとえばテーマ遊びで、もし一人だけ違うことをしていても同じ空間にいるだけで、見て、聞いて、感じています。
そのうち興味が沸けば自分から参加するはず。そんな風に自分から「やってみようかな…」と動き出すのを待っています。

もちろん、こちらも興味をもってもらえる工夫はします!
でも何に興味を示してくれるかは子どもによって違うので、一人一人の様子をみて私たちも同じ目線でとにかく全力で楽しみますね。
私たちが楽しまないと子どもたちも楽しめないと思うので(笑)



あとこれは余談ですが、私自身、子どもが放課後等デイサービスに通っていたこともあり色んなスクールを見てきたんですけど、
こんなにカラフルな室内はなかなかないと思います(笑)

ーそうなんですか?めちゃめちゃいろんな色が散りばめられていますが…(笑)

お子様の中にはいろんな色がある事で集中力がとぎれてしまったり、落ち着かないという子もいて、シンプルな色味で統一される所が多いと思うんですが、ここはその真逆をいってます(笑)


でも社会に出るとたくさんの色に囲まれる訳で、特性があるからと言って配慮がある訳ではないんですよね。
だからこそこういうスクールがあってもいいのかなと、私もSHIZUKAさんに会って考えを改めさせられた感じです。
もし集中力が途切れるなら、集中する力を身につけられるように私たちが関われば良いんですよね。

ー確かに外観からも目をひくカラフルさですよね。

つい海外仕様でカラフルにしてしまったんですが(笑)
ちなみに看板や窓のデザインは各国の壁画にイラストを描かれている河野ルルさんにお願いしました。
イラストを描いてもらう日は、子どもたちも呼んで一緒に色塗りに参加してもらったんですよ。



ーそれは貴重な体験ですね!

そうなんです。
そしたら次の日から子どもたちの絵がカラフルになって、本当に来て頂いて良かったなと。やっぱりいろんな方と出会うことで子どもたちも刺激を受けているんですよね。


今後もいろんな方をお招きしたいと思っていて、直近だとタイ人カメラマンのBeer (ビア)さんに、この場所を撮影スタジオとして使ってもらって、特性や障がいをお持ちのご家族さまの撮影会ができたらいいねなんて話しています。
というのも私自身、障がいをもつ息子がいて家族で記念写真が撮りたいなーなんて思っていても何かしら迷惑をかけたりしないか不安になって、なかなか踏み切れなかったんです。
そこで、思い切ってBeerさんに相談してみたらいろんなアイデアを出してくれて。


お陰で当日はリラックスして撮影にのぞむことができ、(自分で言うのもなんですが)こんなに素敵な写真を撮って頂けました!
通常のスタジオに行くことに躊躇しているご家族さまにぜひ試してもらえると良いなって思っています。
こういうちょっとしたアイデアでもやってみようと実現してもらえるのがスマイルのいいところですね(笑)


最後に、SFDではお預かりするお子さまだけではなく保護者様との交流も大切にしたいと思っているので送迎サービスはついていません。
一日どんなふうに過ごされたのかは連絡帳(HUG)でお伝えしますが、お子さまに「何をしたの?」と聞いてもなかなか答えてくれないというお声や、私自身その日にあったことはその日の内に聞きたい、知りたいと思っても分からないまま諦めていることが多かったんです。
それなら保護者様に毎回お会いすれば伝えられるのではないかと考えました。
ですからご相談ごとなどがあれば気軽にお声がけ頂けたらと思っています。
ガラス張りで室内が丸見えの玄関もお子さまの生の様子を見て頂きたいからなんですよ。その辺りも含めてご検討頂けたら幸いです。
ーみなさん、お話を聞かせて頂きありがとうございました!
実際に利用するお子さま&保護者の声
最後に実際にSmile for Dayを活用するお子様の声や保護者の方の声もお聞きしました。
子どもたちの声


ここに来るまではあまり前向きな気持ちにはなれなくて、夢や目標も考えられる状態ではなかったんですけど、先生方が同じ目線で悩みを聞いてくれる事に救われましたね。


いまは起業に向けて起業セミナーに参加したり、スマイル英会話の方でも(自立支援の一環として)英語を教える場を頂いたりして頑張っている最中です。
僕にとってはたまに息抜きしにきたり、気軽にふらっと立ち寄れるそんな温かな居場所ですね。


先生たちがみんな優しくて大好き。
ボールで遊んだり、英語のクラスが楽しい。デイビットとも一緒に遊んだりするよ。


私は不登校で学校に行けてないんですけど、みなさんすごく優しくたくさんお話を聞いてくれます。
私自身、気分の浮き沈みが激しいんですけど、ここは安心できる場所で、いま英検合格を目指してその勉強をするのがすごく楽しいです!
小学生の頃から洋楽が好きで英語が話せるようになりたいと思っていたので、その夢を叶えて自分に自信をもちたいです。
保護者の声


小学3年生から2年間ずっと不登校だったんですけど「友達をつくりたい」という思いがずっとあったみたいで、ここに通わせてみたんです。
そしたら、家から出たがらなかった娘がすごく変わりました!
最終的には学校にも通えるようになって、この場所には本当に感謝しています。


うちの子は会話が苦手なところがあったので、集団生活ができる&英語が習える所で探していたらちょうどここが見つかって。
実際に通わせてみた感想は、子どもをのびのびと見守ってくれて、生活もしっかりフォローしてくれるのがいいなと。安心して預けられています。
いつも英会話のレッスンがある時に通わせているんですが、帰ってきた時には簡単な英語を話してくれたり、自分が我慢する・相手に配慮するということも、ここで学べているのかなと感じます。
スクール内でおでかけに行ったり、クッキングでお料理を作ったり…いろんな経験をさせてもらえますし、家では出さないようなメニューを出して頂けるので助かっています。


一年以上前から放課後等デイサービスを探していたんですがどこも空きがなくて、たまたま通りがかって見つけたのがこちらでした。
娘は人との距離感が近すぎるところがあって、どうかな?と思ったんですが、ここでは大人や地域の方との交流もあると聞き良い機会になるかなと。
あとは何より娘がスタッフさん達と楽しそうに話していて、本人がここに行きたい!と言ったのが決め手でした。
ここに通い始めてから本当に娘が生き生きしだして、スクール内で起きたことも楽しそうに話してくれます。
家にいる時でも英語のゲームをするようになったり、今日食べたおやつが美味しかったから作って!と伝えてくれたりそれが母親として嬉しくて。
私自身も相談できる場所ができて、とてもありがたいです。
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