※エムスタッフさんは2022年9月で閉店いたしました。

「こんにちは。
ワシの名前はクロじぃ。」

「趣味は週2回のゲートボールと孫へのお小遣い。
悠々自適な隠居生活を楽しむ78歳じゃ。
じゃが、先日孫からショックなことを言われてしまった…」

「おじいちゃん!
お願いだからもう運転免許返納して!!」

「もう歳なんだし、運転はやめてよ。
世間では高齢者の事故が問題になってるし。」

「いや、ワシは大丈夫じゃ。
まだ運転できるし…」

「みんなそう言うんだよ!
それで事故を起こしたらそれこそ大変じゃないか!!」

「確かに最近は若い頃ほど運転にキレが無くなってきたようにも思う…
ワシもそろそろ引退すべきなんじゃろうか…
確かに孫たちの言う通り、事故を起こしてしまってはエライことじゃ。」

「でもなぁ…車があったら乗っちゃうし…
よし!…ワシも漢(おとこ)じゃ!車を売ろう!
そうすれば車に乗りたくても乗れん!」
さっそく決意を固めたクロじぃが相談にやってきたのは…
車買取専門店
エムスタッフ!
これまでにもひらつー記事で紹介しています。

今回もお話を伺ったのは、この道20年以上の車買取のプロ!
永沼社長です!

「ここはずぅ〜っとぱどの表紙にも載っておるし、安心じゃろ。」

「枚方で20年の実績か…これだけ続けてこられたということはそれだけ信頼の置けるお店だということじゃろう。うんうん。」

「こんにちは、お邪魔するよ。」

「こんにちは、いらっしゃいませ。
今日はどうされましたか?」

「今日はちょっと車を売ろうと思ってね。話を聞きに来たんじゃ。」

「そうなんですね。
お車を売られるというのは、もう引退されるということですか?」

「実はそうなんじゃ。
もう運転を引退しようと思いましてな。」

「実は孫たちからそろそろ車の運転は引退しろと強く言われましてな…
たしかに事故でも起こしたら一大事じゃし、これを気に引退しようかなと思ってまずは車を売りに来たんじゃ。」

「そうなんですね。
それは賢明な判断やと思いますよ。
事故が起きてしまってからでは遅いんでね。」

「私みたいに免許を返納しようと思って車を売りに来られる方は多いんですか?」

「そうですね、お年を召されて引退を考えられる方は多いですね。
今日の午前中にも70代の方が売りに来ましたよ。」

「ほぉ〜、ワシの他にもおるんじゃなぁ〜。
そういう人たちもやっぱり家族に言われてって人が多いんですか?」

「家族に言われてがほとんど。
お嫁さんに言われてとか、息子がうるさくてとか。」

「どこの家も同じなんじゃな…
孫にもう乗るなと言われたら聞かざるをえないんじゃ。
ワシはまだまだ乗れるんじゃけどな…」

「そうなんですね。
でもそれはお孫さんたちの気持ちわかりますわ。
ウチも5年前に父親に車乗るの辞めさせましたから。」

「えっ?社長さんのところも?」
「ええ、やっぱり仕事柄、事故車に出くわすことも多いですからね。
自分の父親が…って思うと怖いですもん。
説得して免許返納してもらいました。」

「やっぱりそうかぁ〜…
安心して老後を過ごすためにも引退するのが一番なんじゃな。
逆にワシぐらいの歳でもまだ現役で車に乗ってて、買い換える人とかはいるんですか?」

「この歳で車買い替えの方はほとんどいないですねぇ。
身体にもよくないし。
車で移動ばっかりしてたら下半身も弱ってくるし、健康のためにも自転車にするとか、歩くって人がほとんどですね。」

「ワシも近所をウォーキングして健康的に暮らそうかの。
ワシみたいに免許を返納する前に売りに来る人が多いんですか?」

「そうそう。
先に返納しちゃうと車を持ってこれへんくなりますからね。」

「あっ、ホンマや。」

「先に車を売って、次の免許の更新の時に返納ってパターンが多いかな。
やっぱり車があったら乗ってしまうから。」

「やっぱり!!
あるとつい乗ってしまうんじゃよ〜。
売ってしまって乗れなくなるのが一番の安全策じゃな。
ちなみに車を売るときに必要な書類は何があるんですか?」

「普通自動車やったら、
車検証と、
軽自動車やったら、認印だけやね。」
(※車検証の内容によりその都度必要な書類が変わりますので、まずはお聞きください。)

「えっ?そんだけ??
えらいカンタンやね。」

「そうですよ。
車売るのはカンタン。
何も難しいことはないですよ。」

「なんか勝手に難しいもんやと思ってましたわ。」

「あるとすれば、車を売る前におじいちゃんが死んでしまってたら大変になってましたよ。」

「えっ?それは持ち主がいなくなってるからですか?」

クロじぃが売る予定のダイハツのミライース

「というのもあるんですけど、持ち主が死亡してしまってると、その持ち物は相続の対象になるんですよ。
相続となると手続きがすごく大変になるので。」

「あ〜、相続人全員の持ち物になってしまうんですな。」

「だからこうやって元気なうちに売りに来てもらうのが一番なんですよ。
相続人が一人でも所在がわからなければ売れませんからね。」

「えっ?売ることもできないんですか?」

「たった1枚でも書類が足りなかったら陸運局は処理してくれない。
車だけ処分することはできるけど、売ることができない。
ウチも売ることができない。
例えば本当なら50万円の価値がつく車も0円にしかならない。
処分することしかできなくなるんですよ。」

「それはえらいこっちゃやな…
はじめは孫のために置いておいて、いずれ乗ってもらおうかとも思ってたんですけどねぇ。
こうやって売ったほうが後々ややこしくないんじゃな。」

「車を乗らずに放置すると、維持費がかかりますからね。
車検代、保険料、税金。
何年後かに結局売るってなると価値も下がっている可能性が高いですし。
もう乗らないと決められた時点でお売りになるのが一番かと。
書類の手続きもしっかりとさせて頂きますし、そこは安心して任せてもらって大丈夫ですよ。」

「それを聞いて安心したわい。
じゃあワシの愛車を売らせてもらうよ。」

















