ダンボールで家をつくってください【ひらつー不動産】

ある日、「お家の相談がしたい」とひらつー事務所に呼び出された一級建築士の渡邊さん。


「最近お家で仕事することも増えたんで、集中できる空間が欲しいんですよ!」


「最近テレワークされる人が多くなりましたよね。了解です」

タクワン@ひらつー(後ろ姿)と、アトリエ18の一級建築士 渡邊さん


「ところで、お家を建てる土地は見つけはったんですか?今からお探しやったら、こちらでもお手伝いできますけど」


「ここで大丈夫です!」


「今!ここで!作ってください!
ダンボールで!」


「また変なこと言い出したで…(笑)」

ということで、今回は!

完成したダンボールハウスは後ほど登場します!

寝屋川市高柳栄町に一級建築士事務所を構える、アトリエ18の渡邊さんに無茶ぶりをしてダンボールハウスを作ってもらいました!

アトリエ18(エイティーン)とは?

スクリーンショット 2021-03-10 16.10.32

寝屋川市にある一級建築士事務所。様々な不動産業者や工務店からの案件でお家の設計をしながらも、一般のお客さんのお家を多数手掛けています。

アトリエ18(エイティーン)
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タクワン@ひらつーは助手的なポジションで動きます。

ダンボールハウスとは、その名の通りダンボールを使ってお家を作ること。
子どもの工作などで作られたりしていて、ちょっとした秘密基地みたいになってワクワクするやつです。

…と、興味本位でお願いしてみたら、あっさり承諾してもらったのが今回の企画です。全体的に茶色が多い内容になります(笑)

今回準備したもの

建築工具

ガムテープ・カッター・はさみ・マジック・軍手

ガムテープの種類はなんでも良いのですが、布製の方が重ね貼りしやすくておすすめ!
軍手はカッターやダンボールで手を切ってしまう可能性があるので、念のため用意しておくと◎

建築材料

大量のダンボール。
今回はスーパーで無料で持ち帰れるモノや、ひらつーメンバーの家にあったダンボールをかき集めました。(枚方産です)


衛生面をふまえ、汚れていないダンボールを使いましょう!ホームセンターで購入するのもありです。

ちなみに今回はリアルぶっつけ本番で作るので、感覚量でダンボールを用意しましたが、予め完成サイズをイメージしておくと用意する数を見極めやすいですよ!

あとは結構ゴミが散らかってしまうので、作業スペースは余裕をもって確保しておくべし!

1)土台づくり


「まずは基礎となる土台をどうするかやね。どれぐらいの大きさがいいとかあります?あと、どこに置くとか決まってます?」


「私がちょっとしゃがんで入れるぐらいでお願いします!置く場所は特に決めてないです」


「ほな、日当たりとかは気にせずに形にしていきましょうか。高さは大体1mぐらい…か」


「わくわく」


「そんな大きなダンボールもないし、貼り合わせていくしかないですね。ああ!!」


「あきませんわ。ダンボール1枚やったら、ベコベコに曲がりますわ…強度が全然ない」


「それぐらい問題ないですよ!」


「いいことないですよ!作るなら強度はちゃんとしておきたいんです。ちょっとやそっとじゃ潰れない頑丈なやつ。例え1日で捨てられることになるとしても…」


「(笑)」

◎ちょっとやそっとや潰れないといえば…

アトリエ18は最高級の安心を提供します!

アトリエ18 公式サイト 施工例ページより

アトリエ18が手掛けるお家は耐震等級3(日本最高レベルの耐震性)。
建築はただのデザインではなく、人の命を守るためのもの
お客様のご要望を伺いながら、建築士目線で適切なサポートをさせていただきます。

詳しくはこちら


「ホンマは目方向※が十字に重なるように、ダンボールをあわせて2重の壁を作りたいけど…。ダンボールの数も限られてるし、つなぎ目部分を補強するパーツを用意しましょか」

※ダンボールを横から見て空洞がある方向のこと。


「プロ目線っぽいコメント!
私は単純にダンボールをペタペタ貼って、大きな長方形を作った上に屋根をのせて完成ぐらいなイメージでいてました」


「しかし、いざ作るってなるとどうしようか悩みますね…。とりあえず土台をつくって、そこから壁を高くしていきましょうか」


「このかっぱえびせんのダンボールが何枚かあるから…切り広げて長方形を作るか」


「コの字で壁をつくって、それを2つ組み合わせるんですね!」


「横揺れにも耐えられるように、地面部分もしっかり補強していきます」


「ここでさっきの補強パーツをペタリ」

コの字にしたダンボールを2つ組み合わせた状態。



「だいぶ小さく感じますが、入れそうですか?」


「超余裕ではいれます!それじゃあ、ガムテープでガッチャンコして1つの土台にしますか?」


「それは最後らへんで大丈夫です!ここから壁を高くするので、まずは仮止めしながらパーツを作っていきましょう」

2)壁をつくっていく

タクワンは横で補強パーツを生産中。


「貼り合わせは強度が弱くなるし、できるだけ避けたいんすよね。
ちょうど土台にしたダンボールと同じサイズ感のダンボールを壁に採用します」


「めっちゃ強度にこだわりを感じます(笑)」


「大まかな壁はできたけど、もうちょっと補強したいのと、あとは扉と窓・屋根も作らなあかんのかー…。これやばいですわ、ダンボールハウスを作るの想像以上にムズいです」


「私はこんなお願いをプロにしてしまったことをどんどん申し訳なくなってきております」


「おっ!このデロンギのダンボール、頑丈やし大きさも屋根にピッタリやん。これは屋根用に使わせてもらって」


「さすが家電のダンボール!」


「タクワンさんにお願いしたいんですけど、縦10cm✕横20cmぐらいにダンボールをカットしていってもらっていいですか?ただ屋根を作るっていうのも面白味ないし、屋根瓦を用意したくて」


「屋根瓦!(笑)御意!」


「このダンボール使ってもいいですか?」


「楽天のパンダちゃん達は後で使うんで、これは置いといてください。ほな、僕は壁の補強を続けますね」

スゥゥーーーーーーーッ。


「ちょっ!渡邊さん!お魚捌くみたいにカッター使いますね(笑)」

バリバリッ!ベリッ!


「これを角に貼っつけたら補強はいい感じかな…(ボソボソ)」


「集中力がしゅごい」


「補強したあとは、玄関扉やな。開閉部分に切り目を入れて、あとは…」


「扉からも光が入るようにする!」


「扉ができると、よりお家感が増しますね!いい感じです!」


「あとは窓を作ったら、土台〜壁部分はほぼ完成です!」


「窓はやっぱり大きいやつがいいなー!もしくは窓をいっぱい作ってもらったら、日光も入って明るくなりそうです」

窓も手際よく作っていく渡邊さん。


「無闇やたらに窓を増やすのは危険ですよ!」

◎窓の設置でやってしまいがちなミスといえば…

ホンマもんの省エネ住宅が建てられる!

アトリエ18 公式サイト 施工例ページより

高性能をPRするお家が増えてきましたが、窓の位置や大きさをちゃんと考えずに設置してしまうと、性能が良いとしても効果を活かしきれないお家になってしまう恐れも。

アトリエ18では 自社で省エネ設計をしているので『窓をここに持ってきたら家の温度はこうなる』のように、立地状況などを踏まえてシミュレーションを行います。
建築士がイチから外皮計算※を行うため、お客様の意見を取り入れながら、お家の性能を最大限に引き出すことが可能。

※住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値を表す、外皮平均熱貫流率(UA値)をだす計算のこと。

詳しくはこちら

ダンボールハウスでは窓は2箇所にしました。


「窓が大きかったり多かったりすると、その分太陽光が入るので室内温度に影響しちゃったりするんですよね。今回はダンボールハウスなんで雰囲気で作っちゃいましたけど(笑)」

3)屋根をつける


「いよいよ仕上げ段階ですね!屋根瓦ももうちょっとで設置完了です」


「その前にちょっといいですか」


「あっ、さっき保管してたパンダちゃんが切られて…」


「窓から覗いている…!!」

作ったパーツをすべてガッチャンコ。


「こっちの玄関扉にはくまモンを入れときましょう」


「あああ!かわいい!遊び心が満載!」

遊び心のあるお家といえば…

自由度の高いお家づくり

アトリエ18 公式サイト 施工例ページより

要望があれば、こんな風にお家の中にすべり台も作っちゃえます。
アトリエ18では設計士と直接打ち合わせをするので、イメージをダイレクトに伝えられるだけではなく、立地条件や構造を踏まえて要望が実現できるかを回答してもらえます。

又、打ち合わせ→土地探し→施工までを一貫して建築士が行うため、スピード感はもちろん安心感が半端ないです。

詳しくはこちら


「屋根なんですが、さっきの屋根瓦がついたパーツを直接つけるには強度が弱いので、下地パーツをいれたいと思います」


「屋根との接続部分となる壁もしっかりガムテープで補強して…」


「下地のパーツと壁を張り合わせる!」


「あとは屋根瓦をつけてもらっていたデロンギのダンボールを補強して…」


「うぉぉぉぉ!家や!!」


「…」


「ここの空間めっちゃ気になる…」


「見てくれの為だけやけど…。さも構造的に支えてるようにしときましょか。トラス構造※っぽい感じで」

※トラス構造…めっちゃ簡単にいうと、三角形を組み合わせた骨組み構造のこと。


「さらにお家感増してます!(笑)」


「仕上げにこのポスター用ダンボールで煙突に見立てて」


「完成や…!ホンマは煙突を屋根から貫通させたかったぁ!」


「いやいや十分ですよ!ブラボー!」

ダンボールハウス完成


「それでは早速…(がさがさ)」


「入れます?大丈夫ですか?」


「余裕です!
うわぁ!めっちゃいい!落ち着く…。私のマイホーム!」


「渡邊さんも入ってみてください!」


「いや、僕は無理でしょ(笑)」


「いいからいいから!」


「あっ…」


「入れましたわ(笑)」


「でも出るのがしんどい!」


「本当にお疲れ様でした!こんな素敵なお家を作ってくれてありがとうございます!!」

できた!できた!できた!

わ〜〜〜い!

やった!やった!やった!


「……」


「……」


以上、アトリエ18 一級建築士の渡邊さんによる、ダンボールハウス作りの様子をお届けしましたがいかがでしたでしょうか。

制作時間3時間弱!
即興&ダンボールハウスを作るのが初めてとは思えないクオリティで完成しちゃうなんて、さすがはプロです!

アトリエ18 公式サイト

アトリエ18では、設計士視点での土地探しのサポートから、希望にあわせた省エネ・耐震仕様のお家づくり、現場管理もまるっとお任せできます!

公式Instagramでは、施工例や動線がひと目でわかる間取り紹介を掲載しています。
もっとアトリエ18のお家をみたい!って方はぜひこちらもチェックしてみてくださいね〜!

ダンボールハウスを作って欲しいと言われた直後の渡邊さん。

ダンボールハウス作りでも真剣に取り組んでくれる一級建築士の渡邊さんをはじめ、アトリエ18の皆さんがきっと力になってくれますよー!

スクリーンショット 2021-03-10 16.10.32

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