
ひらつーメンバーや読者が日常で気になるアレコレを枚方の各クリニックの先生に質問!
「ひらつークリニック」のお時間です。
▼今回の質問はこちら▼
歯みがきって、普通は何分くらい?自分の歯みがきが短すぎたりしてないか心配です。


私は急いでるときなんかは30秒くらいでパパッと終わらせちゃうこともあるんですが…そんなんで大丈夫なのか、ちょっと不安になります(汗)
今回は「ちょうどいい歯みがき時間」について、本多歯科の本多院長に話をお聞きしました!
ちゃんと磨ける時間の目安って?


「◯分くらいは磨きましょう!」みたいな目安ってあるんですか?

「歯みがきに何分かけたらいいか?」という質問はよくいただきますが、実は“歯みがきが得意な人”と“苦手な人”で、必要な時間が変わってくるんです。
歯みがきはスポーツと同じで、得意不得意があります。
「磨けたつもり」になっていても、実際にはしっかり汚れが落ちていないことも多いんですが、それは歯磨き粉のスッキリ感や味で判断してしまっているから。
まずは1回3分・1日2回を目安に始めて、慣れてきたら1回5分・1日3回に増やすのも効果的です。
上手に磨くためのコツは?


なるほど〜!時間も大事やけど、やっぱり磨き方なんですね!
苦手な人が上達するにはどうしたらいいんですか?

まずは順番を決めて、毎日同じように磨くことが大切です。
おすすめはこんな順番です!
右上奥歯 → 上の前歯 → 左上奥歯
→左下奥歯 → 下の前歯 → 右下奥歯
それぞれ、「頬側」「舌側」「かむ面」の3面があるので、この順で3周するといいですよ。さらに、何往復するかを意識しながら磨くと、ムラが減ってきます。
歯科医療従事者だと、朝は2~3分、昼は5~10分、夜は10分くらい磨いている人が多いんです。
フロスや歯間ブラシ、使うタイミングは?


なるほど〜!歯ブラシの他に、歯間ブラシや糸ようじも使ったほうがいいんですか?

そうですね!それと、歯間ケアは「歯磨きの前」に使うのがおすすめです!
歯と歯の間に詰まった汚れを先に取っておくことで、あとからの歯みがきがより効果的になるんですよ。
それぞれの違いなんですが…
フロスや糸ようじ:どんな歯茎の方にもおすすめ。歯茎を傷めにくく、安全に使えます。
歯間ブラシ:使い方によっては歯肉退縮(歯ぐきが下がる)のリスクもあるので、歯ぐきが弱っている方には注意が必要。

わからない場合は、一度歯科で診てもらうと安心ですよ!
自分では磨けてると思っていても、実は汚れがとれていないという方も多いんです。
家族に口臭を指摘されたり、歯医者で「ここ汚れてますよ」と言われるなら、それは磨き方にクセや苦手があるサインかもしれません。
心配な方は、歯医者でプロに磨き残しチェックをしてもらうのがおすすめです!

自己流でなんとなく磨けたつもりになっていたかもです…プロにしっかりチェックしてもらうと安心ですね♪
先生、ありがとうございました!

本日のまとめ
・歯みがきの基本は 1回3分・1日2回、慣れてきたら5分・3回にステップアップ!
・順番と面を意識して磨くのがコツ。苦手な人や不安な人はプロに相談。
・フロス等の歯間ケアは「歯みがきの前」に。自分の歯茎に合う道具選びも大切。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断や治療の代替となるものではありません。症状に不安がある方は、かかりつけの医療機関にご相談ください。
◆今回お話をきいた先生◆

本多歯科院長
本多 弘明
(ほんだ ひろあき)
▪️本多歯科
住所:大阪府枚方市宮之阪2-1-5
電話番号:072-847-8241
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