「また口内炎できてる…」予防やケアのポイントって?【ひらつークリニック】

ひらつーメンバーや読者が日常で気になるアレコレを枚方の各クリニックの先生に質問!

「ひらつークリニック」のお時間です。

▼今回の質問はこちら▼

口内炎ってなんでできるんですか?どうしたら早く治りますか?

(20代 女性)

アンドゥ

たまにできるとめっちゃ気になる「口内炎」…(泣)
地味に痛いし、食べ物がしみてツライんですよね。

今回は「口内炎」について、本多歯科の本多院長に話をお聞きしました!

そもそも、口内炎ってなんでできるの?

アンドゥ

そもそも口内炎って、どうしてできるんでしょうか?

本多先生

実は口内炎にもいろんなタイプがあって、一般的に多いのは「アフタ性口内炎」と呼ばれるものです。

「口の中のニキビ」とも言われていて、あまり触らないようにしていれば自然と治ることも多いので安心してくださいね。

「アフタ性口内炎」の原因で多いのは、ニキビになりやすい原因と共通するものもあるんですが…

・睡眠不足やストレスなどによる免疫力の低下

ビタミン不足

・頬や唇を噛んでしまったなどの物理的な刺激

・合わない入れ歯、矯正器具が当たるなどの慢性的な刺激

体調不良や風邪の前兆として現れる場合も

本多先生

1~2週間程度で自然に治ることが多いですが、長引いたり繰り返す場合は別の病気が関係している可能性もあるため、注意が必要です。

自分でできる!予防とケアのポイントは?

アンドゥ

なるほど〜!確かに、睡眠不足や疲れがたまっているときにできるイメージもあります!
予防法や、口内炎ができてしまってから自分でできるケアってあるんですか?

本多先生

口内炎ができたときには、こんなポイントを意識してみてください!

・ビタミンC群やB群を意識した食事(豚肉、レバー、納豆など)をとる
※ただし果物は果汁がしみて痛む場合もあるので注意が必要

・刺激物(辛いもの、熱いもの、アルコールなど)を避ける

・舌でなめたり指で触るような刺激も与えないようにする

・口の中を清潔に保つ(食後の歯みがき、うがい)

・市販の塗り薬やパッチなどを活用する

・しっかり睡眠をとって、 免疫力を回復させる

本多先生

特に大切なのは、「歯みがきでしみるから…」と歯みがきをサボらないこと!
優しく丁寧に歯みがきをして清潔に保つことで、悪化を防げます。

こんなときは歯医者に相談を!

本多歯科の診察室
アンドゥ

なるほど〜、体調や生活習慣も関係してるんですね。

歯医者さんに診てもらったほうがいい症状や、受診の目安ってありますか?

本多先生

もちろん、少しでも気になったらいつでもご相談いただけたらと思います!
しみて痛い場合はアズノールうがい液を使ったうがいで痛みがやわらぐこともあり、口内炎で感染症を引き起こした場合は抗生剤なども有効です。

特に、
・2週間以上治らない
・同じ場所に繰り返しできる
・見た目が白や赤の硬いしこり状になっている
・痛みが強すぎる、膿が出ている

という場合は、他の疾患(口腔がんなど)が原因の場合もあります。気になる症状は自己判断せず、早めに受診してくださいね。

アンドゥ

「たかが口内炎」と思わず、体からのサインとしてちゃんと向き合うのが大事なんですね。

先生、ありがとうございました!

本日のまとめ

・口内炎の主な原因は 免疫低下、ビタミン不足、刺激など。生活習慣の乱れにも注意!

・口腔内の清潔、バランスの良い食事、充分な睡眠が予防と回復のカギ

・2週間以上治らなかったり繰り返す場合は、早めに歯科で相談を!


※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断や治療の代替となるものではありません。症状に不安がある方は、かかりつけの医療機関にご相談ください。

◆今回お話をきいた先生◆


本多歯科院長
本多 弘明
(ほんだ ひろあき)


▪️本多歯科

住所:大阪府枚方市宮之阪2-1-5

電話番号:072-847-8241

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