
以前ひらつーで行った「好きなベーカリー」のアンケートでお母さんの接客で元気になると得票をしまくった中宮本町のお店『Boulangerie Lumiere(ブーランジェリーリュミエール)』。

「店長のお母さんがレジをされててめっちゃ気さくで気持ちよく買い物できる」「お店のお母さんの接客も最高!」「おかあさんのファン!」など様々な意見が集まり、実際にお店に行ってみたらわかるんですが、確かにそのとおりとなること間違いない接客です。

今回はそんなお母さんに、なぜそんなに元気な接客ができるのか、理由を聞いてみたところ……
コミュニケーションのプロという経歴があるくらいのコミュニケーション達人だから
(あくまで我々の推測でご本人的には「よく喋るから」くらい)
プロなら納得…?ご本人の素質も大きそうですが、コミュニケーションで講師をされるくらいの経歴があるレベルのコミュニケーターでした!
今度利用する時は「実はすごい人なんじゃ…?」と思いながら接客をうけてみては!
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【おまけ】もっと知りたい方むけに詳細&実は店長さんもすごい経歴だったので店長さんのお話もお届けします。さらにお店のことを好きになること間違いなし!
インタビュアーは、実習に来ていた摂南大学の学生たちです。
まずは目次↓
「悩みがない」明るく気さくな性格の源は?

――明るく気さくな性格の源は何ですか?

「悩みがないこと!せっかく来てくださったのに暗いと嫌じゃないですか…お客さんには気持ちよく帰ってもらいたい!」
――なるほど。ホスピタリティですね。

「パンは作れないからその分気持ちよく元気に帰ってほしいと思ってたら明るくなるんです!」
――ではその明るさの秘訣は…?

「たくさんある食べ物の中からパンを選んでくれて、さらにそのパン屋の中から選んで来てくれたという”感謝”の気持ちですかね」
「おかんはよく喋る」息子さんから見た元気の秘訣

――息子さんから見ての元気の秘訣は何だと思いますか?

「よく喋ること!近所の人とも喋り出したら止まらんくらいやし…」

「やっぱ喋ることが元気の秘訣なんじゃないかな。」
「10年前は講師をしていた」気さくなお母さんの意外な経歴

――昔からずっと明るい性格だったんですか?

「昔から特別明るい人ではなかったですね〜」
――そうなんですか!?

「でも昔やってたコープの配達の仕事で、周りの人たちから優しくしてもらっていて、良い人に囲まれてたから今みたいに明るい性格になったのかな〜?」
――なるほど…!

「あ〜それと10年くらい前に話す講師をしていたのも関係があるかな?日本中飛び回ってました!47都道府県を3周くらいしましたね」
――えっ!?コミュニケーションのプロじゃないですか!現在との関係も深そうですね。

「でも昔の配達の仕事も今のパン屋も商売してる感覚は無くてお客さんと遊ばせてもらってる感じですね!」
――接客の秘訣も分かってきた気がしますね〜!
「めっちゃ美味しい!」お店の好きなパン
――ではお気に入りのパンは?

「エスがめっちゃ美味しい!オススメ!」

店長である息子さんは「クロワッサン」が好きだそうで、パン業界ではその店のクロワッサンを食べると、店のレベルがわかると言われているそうです。
「それぞれにドラマがある」仕事のやりがいについて

――仕事のやりがいは何ですか?

「お客さんと話す中でそれぞれドラマがあって、悩みを話しに来てくれる人もいて逆に話したりすることもあるんです。それがやりがいですね」
「保育士だったんですよ」店長さんがパン屋さんになるまで
――なぜパン屋さんになろうと思ったんですか?

「高校卒業時には保育士か料理人にはなりたかったんですよね。保育士の専門学校に通ってるときからパンは好きでオカンと食べ歩きとかもよくしてたんですよ」
――保育士!想像つかないです。

「そのときに学校の近くでお気に入りのパン屋と出会ったんです。そこでパンのアイデアを募集して、それを商品化するという企画をやっていて…僕めっちゃ選ばれたかったんですよ!」
――パンの気配が…!

「それで必死にアイデア送ってたら、全部で850通ある中の5通に選ばれたんですよ!」
――おぉ!!すごい…テンション上がりますね!


「採用されて商品化された自分のアイデアのパンを取って、レジに持って行っているお客さんを見ていたら、今度は自分が作れるようになりたいなって思ったんです」
――パン屋さん!

「そこで料理人の夢が具体的にパン屋に絞れて…専門学校も行ってたし保育士やってからパン屋やろうって思ったんです」
――まさかの保育士からのパン屋さんルート!
出店場所に枚方を選んだ理由

――なぜ枚方にお店を?

「パン屋を出すなら今後アツそうな枚方市駅周辺がいいんじゃないかな〜と!事業相談とかに行った時も、当時は枚方市駅周辺は開発が予定されていたこともあって、これからさらに来ると聞いていまして」
――アツいんですね、枚方!

「でも場所選びはめっちゃ悩みましたね。30歳のとき店出したんですけどあの頃はまだ若くて不動産屋もまともに相手してくれなくて…知人が親身に手伝ってくれて今の場所を借りることができました」
――そこにもまたドラマがありそうな!
まとめ
今後の目標は、ありのまま現状維持。『お客さんがいて私たちがいる』という感覚を忘れずに大切にしたいとのこと。
お母さんの明るさの秘訣には、「お客さんに気持ちよく帰ってもらいたい!」という想いがあったんですね〜!
パンとお母さんの元気を味わいに、ぜひ『Boulangerie Lumiere(ブーランジェリーリュミエール)』へ食べに行ってみてはいかがでしょうか!
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