サンタ横で不審者疑惑→地下のぬくもりで回復→そしてバッテリーが…【京橋から枚方まで自転車】

前回のあらすじ&記事↓

京橋で終電を逃したら、電動アシスト自転車で枚方まで帰れるのか?
Googleマップは「1時間ちょっと」と言うが本当か!?

とりあえず、ラーメン→白玉温泉でサウナを決め、0:50に終電を逃したところから実走スタート。

しかし駅前のシェアサイクルは空きゼロで、探し回って見つけた自転車はアプリ表示と違ってバッテリー残り「1」。

それでも「楽勝じゃん!」と思い深夜の大阪城へ寄り道してしまい…。

と言うことで…
【京橋から枚方まで自転車】実走回スタートです!!

⚠️ 注意

※自転車の酒気帯び運転等について 、罰則として5年以下の懲役又は100万円以下の罰金が規定されているのでアルコールを飲んだ後は大人しく、始発を待つか歩いて(約5時間くらい)帰りましょう!


京橋から枚方まで自転車


「なぜオレはあんなムダな時間を…」

京橋から枚方まで「1時間ちょっとで帰れる」と言ったGoogleマップ。

「1時間ちょっとか。楽勝じゃん!

じゃあ、撮り高欲しいなと深夜の大阪城ハンドルを切りました。
京橋からすぐ近くなんです!

指の先に大阪城

1:20
真っ暗な深夜の大阪城を通過。この時間、ライトアップもされてないのでめっちゃ地味。
しかも、この寄り道で少し迷い、すでに出発から20分くらいが経っていました。

「なぜオレはあんなムダな時間を…」

スラムダンクのミッチーの名言が脳内に響きました。

ここで結構な時間と、貴重なバッテリーをロス!!

さらにこの日は湯冷め確実の極寒。

せっかく銭湯で温まった身体も、外気にさらされて一瞬で冷え切ってしまうという、過酷な環境でした。

「尊いほうじ茶

1:45
寒い、地味、時間ロスという三重苦で心身ともに冷え切った。
しかも、サウナでだいぶ水分を失っちゃったこともあり、実は喉はカラカラでした。

そんな絶望の中、たどり着いたコンビニであったかいほうじ茶を購入

あったかーーーーーい! この尊いほうじ茶だけが、失った水分と温もりを少しだけ取り戻してくれた、唯一の救い。

「残り55分! …なはず」

2:05
そのまま城北公園まで北上。
寒い寒い…。気温は2度くらいでした。

地図ではこのあたり↓

残り55分!

3時には着きますね!!

「謀ったなサンタ!!」

2:15

守口市に入ると、マンション「メロディーハイム」のイルミネーションが目に飛び込んできました。

ライトアップされたサンタクロースを見つけ、「撮り高だ!」とばかりに横に立ち、喜び勇んでツーショットを敢行。

夢中でポーズを決めている最中、ふと横に視線をやると、

小さな文字が目に…。思わずたじろぎました

【防犯カメラ作動中】

誰もいない深夜、サンタの隣でカメラに向かってひとりポーズを決める僕。

はい、側からみたら完全に不審者です。

「謀ったなサンタ!!」(赤繋がり)

「めっちゃあったかい」

2:30

不審者スレスレの撮影を終え、ようやく大日駅に到着。
地下道へと降りていくと、肌を刺すような外気とは全く違ってました。

この空間…

暖かさに包まれました

めっちゃあったかい…

凍えた身体が一気に溶けていくのを感じました。

地下って冷たいイメージがあったんですけど、むしろあたたかくて、安心を感じるとは。

こ、これがサイコフレームの共振!!?(違う)

最終決断!」

2:40

なんやかんやで、ついに寝屋川に!

そして、ついに電池が切れる

電動アシストを失った自転車は、一瞬でただの重いチャリへと変貌。
しかし、思えば極寒の中、瀕死のバッテリー「1」からここまで一緒に来てくれた相棒…。

このまま重い鉄塊と化してしまった相棒を漕いで進むか…それとも、潔くこの場で諦めて別の手段を探すか…。

最終決断を迫られている。

「早く帰りたいもん!!」

3:10

――迷わず変更。

重い鉄塊と化した相棒を漕いで進むという選択肢は一瞬で消えました。

だって、早く帰りたいもん!!ハローサイクルは枚方市内はもちろん、いろんなところにあるので乗り換えやすいのが利点ですね!

深夜の光善寺駅

ここからは残量を気にする必要なし!
パワーモードに切り替えて、グイグイ進んでいきます
まるでガンダムをマグネットコーティングした感じの反応速度。(→マグネットコーティングとは)

極寒と地味な夜景で冷え切った心も、このアシスト力で一気に吹き飛ぶ…

ことはなく、
じわじわとと体力を奪っていきます。

深夜のひらかたパーク。

深夜の枚方公園駅。
そして…

「そりゃ凍えるわ」

3:45
ついに枚方市駅に到着!

この時の気温は2.3度。

そりゃ凍えるわ。

この極寒の中、瀕死のバッテリーで大阪城に寄り道した自分の判断を改めて呪いつつ、長かったサイクリングを終えました。

とりあえず駅をバックに、自転車と一緒に記念撮影。

カメラに映った自分の顔は、疲労困憊で完全に「目が死んでます」
この極寒の夜の冒険を象徴する、最高の(最悪の)一枚が誕生しました。

次回――

終電を逃した男が選んだのは、深夜の電動アシスト。
だが待っていたのは、極寒と闇、そして無慈悲な現実だった……。

「人間そんな効率的に動けねえんですよ。Google先生……。」

京橋から枚方を自転車で――
お値段とかかった時間は……!?

次回「結果」
その代償は高くつく。

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