枚方・寝屋川・交野を中心とした北河内地域からJリーグを目指すサッカークラブ「FCティアモ枚方」。

2025シーズンのリーグ通算成績は、15勝5分10敗・勝点50。
昨年2024年と勝点は同じながら、順位は4位となりました。
振り返ってみると、例年になく拮抗していたリーグの中で、10位より下にいくことなく、シーズン通して安定した戦いができた1年だったと言えるのではないでしょうか。

注目すべきは、総得点58点というリーグ1位の抜群の得点力。
2位が51点の優勝したHondaFCでしたから、この得点力は相手チームには脅威だったのではないでしょうか。
その得点力の1番の功労者は、今季19得点を記録し、得点王に輝いた後藤卓磨選手。
後藤選手は、2021年佐藤諒選手(2025年現在 FC大阪)以来のベストイレブンにも選ばれました。

ティアモファンにとって、ひらかたパークでの夏のびしょ濡れ企画や前座試合でのレジェンドマッチなど、楽しみな企画も多かったシーズンでした。
二川孝広監督インタビュー
2025.12.5@生駒市体育協会 高山S.C.
2025シーズンで監督を退任し、アンバサダーとなることが発表された二川さんに、お話を聞いてきました。

———本日もよろしくお願いします。まず、今年のファンとのふれあいについてお聞きします。
ひらかたパークとのコラボイベントで夏に行われた「びしょ濡れ必須!”Splash Water Tiamo2」という水かけバトル。
昨年もされて、今年2回目でしたが、いかがでしたか?
楽しいですよ。水をかけるだけ。いいホースで。いい役回りなんでね。
———皆さん「水をかけて!かけて!」という状態ですか?
そうです、そうです。濡れに、来ている。
だから、楽しいですね。

———夏にするにはぴったりな企画ですが、選手の皆さんや参加者の方はどんな感じですか?
選手も、楽しんでいますね。
ああいうことをやることは、他にはないと思う。
楽しいんで、みんなやっています。
子供もね。
あまり話すのは得意ではないので、こうして体を動かしながらファンの皆さんと交流できるイベントの方が僕としては楽しめますね。

———また、9月15日第21節の前座試合に「ねやじゅうPresents FC ティアモ枚方 LEGEND MATCH」が初めて行われました。二川さんはもちろんのこと、野沢拓也さんや田中英雄さん、石神直哉さんなど、総勢34名の元ティアモの選手達が、集まったのはクラブ史上初でした。1000人以上の観客が来られ、最後は二川さんのスーパーボレーシュートで幕がおりました。楽しそうでしたね。
サッカーやってる時は、楽しいです。
当日の様子↓
———では、今シーズンの振り返りをお願いしても、よろしいでしょうか。
今シーズン最終4位でした。
去年と同じ15勝5分10敗、勝点50でしたが、去年は3位。今年は4位。
この結果をみて、今はどんな風に感じられていますか?
優勝を目指したので、そこの目標は達成できなかったので、悔しい気持ちはあります。
でも、去年と同じ勝ち点に持っていけたことは、チームとして力がついてきている証拠なのかもとポジティブな面も感じています。

———そうですね、振り返ってみると連敗が、2連敗までで終わっています。
この中で、1番注目しているのは得点力です。リーグ1位になる58点。
これは、数字からも得点力が際立っていたことが分かります。
特に、後藤卓磨選手。シーズン後半 20節から毎試合のように得点をとり、最後に怒涛のハットトリックで19得点。
多分、得点王が見えてきて、そこから意識してやっていたと思います。

———後藤選手が群を抜いてすごいですが、今年は他の選手もそれぞれ取れてるところがすごいなと。
皆さん、得点に対して意識的に変わったところとかありますか?
全体的に得点意識はありました。
(阿部)隼人が序盤戦、結構点をとっていたので、そこに触発されて、他の選手も。
後ろの選手も、特にサイドバックで、(宮崎)樹にしろ、意識高くゴールに向かっていました。
そういったのが、繋がっていました。

———今シーズン、印象に残った試合についてお聞きしたいです。
私の中では第20節のレイラック滋賀戦ですね 。
確かここで首位のレイラック滋賀と勝ち点差6でしたので、そこで勝てていたら、その差を縮めることができ、その後首位も狙える位置になれました。

僕もそうですね。
本当に、レイラック滋賀戦から連勝していきたかったですね。
その後の、クリアソン新宿、FCマルヤス岡崎との連敗も勝てていたら。
レイラック滋賀に勝って勢いを持って、 ポンって行ったら優勝が見えてきたというか。
優勝争いに入ってきた。 本当に。
ここで勝って、勢いを持って、つなげていきたかったんですけど。
そういうところだった。

———オーストラリアから来たベン ヘッドコーチのことも、お聞きします。ベン ヘッドコーチは、どうでしたか?
そこまで言葉数が多いタイプではないですからね。
僕は、英語喋れないですから。
真面目な感じで、練習もしっかりやってくれましたし、
本当に僕も勉強になることが多かった。
本当に素晴らしいヘッドコーチでした。

———去年の大黒将志(J3奈良クラブ監督)さんや一昨年の大槻紘士(J2カターレ富山コーチ)さんなど、コーチ陣に恵まれましたね。
では、3年間監督されての感想を聞かせてもらってもいいですか?
最初の年は、12位でした。
前年が残留争いに巻き込まれそうな中で、ちょっとそういう不安もありながらの就任。
ちょっと危うく巻き込まれそうで、プレッシャーのある経験できたことも、今思えば良かったです。
2年目3年目は、優勝争いまではいきたかったんですけど、最後にちょっとそこまではいけてないんですが、強くなっていくのも味わえて、いろんな経験ができたかなと。
———そういえば、明後日JFLとJ3の入れ替え戦(JFLレイラック滋賀とJ3アスルクラロ沼津)があります。
二川さんは、どうみてらっしゃいますか?
いや、分かんないですよね。
接戦だと思いますよ。
ボンズと鈴鹿みたいでこう… 上がりたいと落ちたくないのと。
(注)12/7,14の入替戦の結果、レイラック滋賀のJ3入会、アスルクラロ沼津のJFL降格が決定
———今シーズン、レイラック滋賀には2敗でした。
そうなんですよ。そこなんですよ。
Hondaにも勝てず。(HondaFCには1分1敗)
上位1位と2位に勝ててないんです。
去年もそうやったんです。1位と2位のチームに、勝てなかったんです。
そこが足りないところ、勝負どころでした。
———それはやっぱり、向こうが「一枚うわて」だったということですか?
まあそう。
今思えば、やっぱり、拮抗した試合なので、粘り強く戦いながらっていう、焦って攻め急がないというのも、必要やったかなと。
もちろんチャンスで 、取れていれば….。

———最後に、監督を3年間し、そしてアンバサダーになる方として、ファンサポーターに向けてコメントお願いします。
今シーズンの最後まで、温かいご声援ありがとうございました。
優勝という目標には、届かなかったので、悔しい思いがあります。
ですが、今年は、ホーム戦の勝率が良くて、一緒に喜べる回数も多かったと思いますし、ゴールもたくさん取れる試合も多かったので、そこは本当に喜んでもらえたのかなと思っています。
来シーズンは、僕はスタンドで一緒に見る側になると思うので、ティアモにゴールをたくさん取れるような試合を続けていってもらって、一緒に喜び合いたいと思います。
今年もぜひ、たくさん仲間を連れて、応援しに来てください。
———本日は、ありがとうございました。

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2026年シーズンは、3年間監督を務めた二川孝広氏のクラブアンバサダーの就任とヘッドコーチのベン・カーン氏の退任。
そして、ダニエル アルベルト ブランコ氏の監督および山本拓弥氏のヘッドコーチ就任、が発表されています。
JFLのクラブ構成は、2位の「レイラック滋賀」がJ3へ、J3から「アスルクラロ沼津」がJFLへ、下は「飛鳥FC」「アトレチコ鈴鹿」が地域リーグへ降格し、地域リーグから「ジェイリースFC」「VONDS市原」が上がってきます。
来年は、Jリーグの秋春制への移行に伴って、JFLもこれまで3月から11月まで行われていたシーズンが、2026年8月29日・30日〜2027年5月23日までの期間になる予定です。
そのため、シーズン移行期の2026年3月から5月までのリーグ戦とは異なる昇降格のない特別大会の JFL CUP(仮)が開催されます。
参照:JFL 2026-2027年 日本フットボールリーグ開催期間のお知らせ
サッカー界全体が大きく変貌する2026年のFCティアモ枚方の全貌は、来シーズンの新監督ダニエル アルベルト ブランコ氏に、新体制の発表が落ち着いた頃にお話をお聞きしたいと思います。


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