山田池公園で行われたテレビ東京「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」の2回目の収録のようす

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山田池公園で1月20日(土)に行われたテレビ東京「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」の2回目の収録の様子をお届けします。本日3月11日放送された番組の山田池公園編の裏側的な内容です。

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(当日朝8時ごろの山田池公園の観月堤)
池の水ぜんぶ抜く大作戦とは?
内容としては名前のとおりシンプルで、池の水をぜんぶ抜いてどんな生物が住み着いているのか検証する番組。伊集院光さんが自ら出演したいと逆オファーをだして実際に出演したり、芦田愛菜さんも逆オファーを出すなど、芸能人にもファンが多い番組です(→公式サイト
10月には山田池公園も1度めの池干しを行いましたが、今回の記事は3月放送の2度めの池干しについてです。なお前回は小泉孝太郎さんがやってきましたが、今回は芸能人はやってきておりません。

なお、池干しの目的は
1:外来魚(ライギョなど)・外来生物(ミドリガメなど)を駆除し、水鳥のヒナが襲われたり、ハスが食害を受ける等の被害を防止するため
2:長年池干しを行っておらず水質が悪化している山田池の水質改善を図るため
という主な2つの理由のため、となっております。

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朝8時ごろの様子。

ここでまずは当日の進行について大体のまとめ↓
8:00ごろ…ボランティアさんや枚方高校のメンバー集合
8:25…テレビ東京の方から全体へ挨拶
8:30…網の設置開始
8:35…生け簀の準備
8:50…1度目の魚の捕獲開始
9:10…大体捕獲してトラックへ移送開始
9:30…池の水を抜きはじめる
10:30〜11:10…トラックが別の池へ移動し、そちらに魚を放出
〜12:30くらいまで…お昼休憩
12:40…2度目の捕獲
14:00ごろ…地引網だけでなく手網でも魚の捕獲開始
15:30…池の水がほぼ抜けきる
15:40…挨拶して終了
といった流れでした。

それでは詳細をみていきます↓
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まずは8時頃の、以前紹介した枚方高校生物飼育部の方々。
黄緑のジャンパーに「枚方高校」と文字が入っていてわかりやすい服装でした。

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8時半になるとちょこちょこ人も増えてきました。

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地引網も陸から出発し……

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セッティングを開始。

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そしてこんな感じに、前回よりも範囲を絞って地引網が開始。

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朝日に反射してアーティスティックな網。

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一方その頃、陸側では枚方高校の生徒たちによる観察用の生け簀のセッティングが行われていました。
今回はただ捕まえるだけでなく、生徒たちによって分類、展示されて、観客の方々も楽しめる仕様にするためです。

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そうしている間に、続々と観客の方々が増えていき、みんなだんだん池に近づいて行ってました。

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網も順調に狭まっていきます。

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網引に参加しているのは左から以前の記事でも紹介した三井裕明先生と亀を持っている葛原部長、そして1年生の男子生徒の3人です。網を回収し、採れた魚たちは一部が生け簀の方へと運ばれていきます。

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何か生き物が運ばれてくる度に生け簀には人だかりが。

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うーんアグレッシブ。

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地引網の方もかなり進んできて……

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魚たちが…

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いっぱい!

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た、

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大漁やーーー!!!

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と、すごい量のさかなたちと観客のみなさん。

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採れた魚の一部は観察用の生け簀へ行きましたが、大多数の魚は

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このようにケースに入れられて、

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レールにのって運ばれていき、

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トラックの上の生け簀に入れられていました。この時点でだいたい9時ごろ。

そのころ観察用の生け簀のエリアでは枚方高校生物飼育部の生徒たちが生き物を分類していました。
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せっかくなので生き物たちについて部員たちへ色々と質問してみました。ちなみに右のグリーン野郎は僕すどんで、写っている方以外の部員さんも質問に答えてくれています。

Q.ゲンゴロウブナとギンブナの見分け方は?
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(ゲンゴロウブナかギンブナかどっちか失念してしまいましたがどちらかのフナの写真)

A.身体の縦幅が大きい方がゲンゴロウブナで、ゲンゴロウブナの方がギンブナよりちょっとぶすっとしてるというか。目が寄ってる方がゲンゴロウブナって聞きました。

Q.フナとコイの見分け方は?
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(フナかコイかどっちか失念してしまいましたがどちらかの写真)

A.フナは顔がちょっと上にあがってます。それに対してコイは顔が下をむいています。それで見分けるのがわかりやすいです。あとヒゲのサイズも。

Q.タモロコとモツゴの見分け方は?
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A.「タモロコ(→Wikipedia)よりモツゴ(→Wikipedia)の方がメダカに似てて口が上をむいてます。モツゴは横線のラインが目のところまで入ってるんですが、タモロコは線が目まで入っていないという違いだそうです。

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ウィキメディア・コモンズよりタモロコ写真を引用

大きな差としてはモツゴは先が尖っていて、タモロコは丸みを帯びているという違いがわかりやすいんですが、今回採れた魚はちっさすぎてなかなかわからなくて、口がちょっと上をむいてるなぁとかで見分けています。

部室の水槽にも両方いるので見分け方の練習をしてきたんですけど、今回採れた魚はそれと比べるとちいさすぎて見分けるのに困っています(笑)」

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そんな話を部員さんたちに聞いていたら、何やら生物にめっちゃ詳しい少年がそばにいたので、生け簀にいたギギという魚について質問しました。

Q.ギギとナマズの違いってなんですか?
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(今回採れたギギと解説してくれる少年の手。ギギは結構レアな魚らしいです)

少年「ナマズは後ろ側のヒレがないけど、ギギにはある。あとギギには背ビレと胸ビレの前に毒針がある。ギギは口のところはカワイイ」

と、めっちゃ詳しく教えてもらいました。もったらおっさんみたいな声で泣くからギギだそう。おっさん(笑)番組中でもその声がとりあげられていましたねー!

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そして時間は9時半ごろ。フェンスに囲まれているところで何やら行われているようだったので見に行ってみました。

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ここは山田池公園の池の水を抜く排水所的なエリアで、これまでもここを調整することにより水を抜いていたそう。そんなわけで魚をとりながら池の水もどんどん抜いていきます。

1度目の地引網が終わった時点で、枚方高校の方々にこれまでの感想を聞いてみました↓
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まずは地引網を担当していた生物飼育部顧問の三井先生から。

三井先生「感想としては、今までは川で手網を使うと魚は1匹2匹、という世界でやってきたので、地引網ひとすくいで何百と魚をとっていると感覚がおかしくなってきますね。でも外来種が比較的少なかったんで、それは池がちゃんと生きてるって証拠なんで良かったなって思います。ブルーギルがもうちょいいるかと思っていました」

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つづいて観察用の生け簀で活動していた生物飼育部の副部長さん。

副部長さん「タモロコとモツゴの違いとかいろいろとあんまりよくわかっていないところがあったので、それを実際に再確認して、見分けられるようになったかと思います。これからもだんだん、いろんな種類を見分けられるように、特徴を覚えていきたいです」

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最後に地引網を担当していた葛原部長。

葛原部長「ひたすらおっきいフナとかを捕まえさせてもらったりとか、コイのとらえ方を教えてもらったり。『目を隠してこうしたらいい!』っていうのを聞いてひたすら練習したりしました。今現段階で4500近くの魚が上がっているらしいので、4500の女になれたなって思います(笑)楽しくて楽しくってたまらないです!」
と部長は1人だけちょっとファンキーなことを言っていました。放送ではまともなコメントが使用されていましたが(笑)

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そうして時間は11時ごろ。山田池公園の東側、山田池大橋に人だかりができていました。

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見に行ってみると、トラックに運び込まれた魚たちがこちらの池に放流されているよう。

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子どもたちも興味津々。

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もちろん、大人たちも興味津々でした。

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そうして池へ放たれていく魚たち。

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すごい量です。

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放し終わった池。

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そしてそこを泳ぐ魚達。

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振り返って山田池大橋側から見た観月堤。ここいらで一旦お昼休憩に入りました。

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ちょっとわかりづらいですが、この時点で池の水もだいぶ抜かれていました。泥が反射してる感じ。
観察用の生け簀のエリアでは、休憩中とあっても人はやってくるので、生物飼育部の部員さんたちが交代で休憩をとって解説を続けていました。えらい。

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そして生け簀にも新しい仲間「タウナギ(→Wikipedia)」が増えていました。
解説をお願いしたところ、ウナギという名前がついているものの、タウナギは鰻とはまったく違う種類で中国原産なんだそうです。

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そして12時40分ごろくらいに再び地引網タイムへ。

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しばらくすると、いよいよ直接手網で魚を捕らえるかたちになっていました。

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枚方高校の方々も奮闘。

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しばらくすると、池の水もこの排水エリア周辺にかなり集まってきました。

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ここで何かされているようでしたが、その内容はわからず。【追記】池から用水路へ魚が流れていかないように、くいとめていたそうです!

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ですがたくさんの人だかりができていました。

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そして捕まえた魚を移送している時、何か生き物が落ちたようで拾われていました。

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非常にわかりにくいですが、落ちたのはおそらく蟹っぽいです。手のひらサイズ。【追記】モクズガニという種類だそうです!

山田池公園と蟹といえば、アンダーグラフのベース、中原さんが山田池公園で30センチくらいの蟹を見た!というエピソードを以前のインタビューでお話されているんですが、この蟹の大きいバージョンとかかもしれませんね。

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だんだん日が傾いてきた頃、空を見るとヘリが飛んでいました。もしかしたら空撮という可能性も。

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そして遠くの方では何やら発見したようで、ちょうどその瞬間を撮影していたクロ@ひらつー
「緑の方は何かレアなものを捕まえたっぽくて、感動を分かち合いたくて周りをキョロキョロするも、誰も気づいてくれないようでした」とクロ。

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そうして陸地にもってきて水を洗い流されてました。これはまさか……

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まさか!

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あのすっぽんが!!!

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そして15時半ごろ、池の水もかなり抜けて、

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最後の総括的なものが行われました。

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何が何匹とれた的なお話などをされていましたが、そのあたりは……放送をどうぞ。

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高校生たちも誇らしげな笑顔。見てたらなんかほっこりします。

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最後は記念写真を撮って終了。

本日3月11日の放送の裏側感覚でお届けしました!
番組を見逃したという方は、池の水全部抜くシリーズはたまに再放送をやっていたりしますので、テレビ欄を要チェックですね!

月一レギュラー化とのことですし、いつかまた枚方に番組がやってくることを期待して、テレビ映えする池をひらつーでも探してみようと思います!

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ライター:すどん@ひらつー すどん@ひらつー