ひらつーの「今週のひらかた」最下部で掲載しているコーナー『今週のセッション』のまとめです。

2023年11月ごろから、「枚方まつり」「寝屋川まつり」に出るのを目標に、2週に1回バンド練習&このコーナー「今週のセッション」を続けています。バンドを組んだことがない、なんなら楽器未経験もいる3人によるバンド。
今回はその「今週のセッション」をまとめて読みやすくした記事です。これまでアップした記事の続きですね。
「今週のセッション」の内容は自称小説ですがエッセイ風味だったり、日記だったり、レポだったり。リレー形式でお届けしています。
いつか祭に出た時に、こんなバックグラウンドが…!?とかこいつこんな性格なのか!とか、ちょっとバンドの解像度があがるので、お時間ある方はぜひぜひ。普段のですます調ではなくだある調で違和感すごいですよ!(どうでもいい)
先日枚方まつりまとめ記事にも記載しましたが、この記事があがる3日の翌日の10月4日(土)に、我々は枚方まつり2025でライブをします!!


何の因果か、お笑い芸人ライブと虎鷹さんのライブの間に挟まれてしまいました…なんかハードル高い。
15時35分スタートで、記事作成時点の天気予報だとちょうど雨があがる時間帯。そうです、
天気予報が雨!!
完全に想定外ですが、虎鷹さん目当ての人はほら、ちょっと早めに来ていただいたりとか……。
僕ら目当てじゃなくていいんで、枚方まつり目当てのついでに!ついでにぜひ!!
ではでは本編へ〜!
主な登場人物
ゆうぽん
→バンドのギターボーカル。
普段はねやつーやもりかどを主体に、ひらつーでも色々活動している。
バンド結成前からギターを練習してひける人。
すどん
→バンドのベース。普段はひらつーを主に活動している、ごはん担当。
ベースは持ってたけど弾けない。
たま
→新ドラム。ひらつーのイメージキャラクターの初代お枚の方。
現在はひらつーアンバサダーとして活躍中で、何にでもチャレンジする人。
ちるみか
→ひらつーのイメージキャラクターのこ枚の方。
現在はひらつーアンバサダーとして活躍中で、名前をちるみかに改めてる。キーボード担当。
第30話 男と女の違い(すどん)
またバンドで揉める時期がやってきた。それはもちろん、選曲についてである。

インスタライブを終えて、次の目標に向かって歩き出したDecoポン酢。次なるライブで演奏する曲を、インスタライブ後に話し合って決めた。
今回はその話し合いのあとの、はじめてのセッション・デイ。
ひととおり練習してわかった。あれだけ時間をかけて話し合って決めた5〜6曲のうち、やっていけそうなのは2曲くらいだということを。
僕が選んだ曲はダメだった。僕はこれまでマイナーアーティストのメジャーソング推しでやってきたのだが、今回はメジャーアーティストの一番メジャーな曲じゃないけどシングル曲を選曲した。
具体的に言うと、スキマスイッチの「view」をチョイスした。
みんなこの曲を知らなかった。
それでいて、この曲の楽譜や動画がネットにあんまりなかった。練習するのが難しかった。
そして決め手はVo.ゆうぽんのひとことだ。
「すどんさんは選曲に音域を考慮していない。男と女で出せる声は違う。それでいてキー変更は拒む。一体何様なのか」
ぐうの音も出ない。一切考慮していなかった。男と女の音域の違いを。

代わりにDrumsたまから提案された曲はダメだった。デリケートな僕は、陽キャなオーラの曲は受け付けないという致命的な病を患っている。
音楽性の違い。
やはりこの「よく聞くバンドの解散理由」というそれは大きいのか。
この日の練習の前に僕はもう1つ曲を提案した。
みなさんはこの漫画「ふつうの軽音部」をご存知だろうか。
僕は年甲斐もなく、ここ最新2話は連続で泣いてしまった。だからそのノリで銀杏BOYZ「エンジェルベイビー」を提案したという流れだ。
もちろん却下されたのだが、僕はこの漫画に出てくる歌はほぼ知っている歌だ。好きな歌がいっぱい出てくる。
何がいいたいのかというと、「ふつうの軽音部」で演奏されている曲なんだから、バンドの選曲については僕の提案の方が「ふつうの軽音部」なのでは…?ということだ。
それをゆうぽんに言ってみたところ、
「軽音部じゃないんで」
ド正論である。
しかし僕は懲りずに自分の好きな曲を提案しつづけようと思う。
それはきっと、なぜバンドをはじめたのかという理由に繫りそうだからだ。僕は広く浅く刺すより、狭く深く刺したい気持ちがあるのだ。
第31話 すどんの画策(ゆうぽん)
11月は私ゆうぽんの仕事の都合で、セッションを1週延期してもらった。

そうして迎えた3週ぶりのセッション。
key.チルミカが仕事のため欠席。曜日がイレギュラーだったためかGt.のオオキニはうっかりすっぽかしをかまし、この日はDr.たまとBa.すどん、そして私Vo./Gt.のゆうぽんで3人での練習となった。
3週間ぶりに集まったわけだが、その間何もしていなかったわけではない。先日は少し早い忘年会を兼ねたオオキニの歓迎会を開催した。

しかし、肝心のオオキニは体調不良で欠席。オオキニの歓迎会なのに主役が不在の謎の会となってしまった。

そしてトピックスはもうひとつ。私ゆうぽんがエレキギターを新調した。
これは仕事の取材のために島村楽器で新調したものなのだが、この件はまた後日お伝えしよう。
今回、3人で集まったセッションで、すどんとゆうぽんは感じたことがあった。それは久しぶりのスリーピース体制だということ。
Decoポン酢は結成当初、スリーピースバンドだった。紆余曲折あり、今の5人体制になったのだ。今は大阪を離れている初代ドラムのコマキと3人で始めたあの頃が懐かしい…。
そんな感傷に浸っていたセッション後、すどんがこう言った。
「年始休暇を利用してコマキに会いに埼玉に行こう」
……そんなこんなで、せっかく関東に行くのならついでに仕事を絡めてなにか出来ないかと画策するすどん。
「年始に埼玉に行こう」以外の情報をなにも聞かされていないゆうぽん。
そして、この計画をまだ一切伝えられていない肝心のコマキ。
果たして本当に実現するのだろうか――。
このままでは大阪から埼玉まで突撃した後「来ちゃった♡」現象が起こってしまう。今この記事をもってコマキに伝えたい。
わたしたちは埼玉に、行こうとしている――。
第32話 おおきに!あんがと!ほなバイバイな!(すどん)

オオキニ・フォン・ブライヒレーダー。
我々が「オオキニ」と呼称する男の真名だ。彼は日本の枚方で生まれた、ドイツ貴族の血が流れる日本男児。4歳で渡欧し、8か国語を使いこなす帰国子女でもある。
そんな彼は幼いころから音楽の英才教育を受けてきた。ヴァイオリン、三味線、ハンドベル……あらゆる楽器を徹底的に叩き込まれた彼は、その音楽に愛された才能を使ってこれまでにも数々の功績をあげてきた。
マーキュリー賞、チャイコフスキー国際コンクール、挙句の果てには歌という名前がついているというだけで、NHK全国短歌俳句大会までも総なめにした。

そんな彼が今、我々Decoポン酢のメンバーとして活動している。担当はギター。
本人は作曲もできるため、オリジナルソングもやりたがっている。これまでに書いた通り、彼は全体的に技術レベルが高く、音楽面では各メンバーからも頼りにされている、素晴らしいドイツ貴族だ。

ただ現在、いろいろあって我々ひらつーねやつーの会社を卒業し、独身貴族を貫いている。つまり他メンバーとはバンド以外では縁がない状態で、辞めそうで不安だ。
そんな心配もあってひらつーねやつー送別会&Decoポン酢歓迎会を、前回のとおり開催したのだが、体調を崩して参加できなかったブライヒレーダー。4人で楽しんでごめんよブライヒレーダー。
とはいえ、最近の様子を見ているとバンドを辞めることはなさそうで安心した。今後とも永遠に仮入部状態でバンドを頑張ってくれると嬉しい。
なおこの記事は80%くらいが嘘で構成されているが、ひらつーねやつーの会社を卒業したというのは本当。100%本当だ。
オオキニ
→オオキニ・フォン・ブライヒレーダーはリードギター担当。でも実際のところはピアノも弾けるし、音楽に精通している。爵位は子爵
第33話 オリジナリティ(すどん)
オリジナル。そうオリジナルだ。突然降って湧いて出たオリジナルの話。
バンドのLINEを開いたら、オリジナルの曲が出来ていた。なんか出来ていた。多彩なGt.ブライヒレーダーが作ったのだ。
僕は悩んだ。
僕はオリジナルの曲をやる気はあんまりない。それをやるくらいなら、好きなアーティストのマイナーソングをさもオリジナルかのような空気を出して演奏したい。
悩んだ結果、僕はそのままのことをLINEに投入した。だってこのままオリジナルバンドになってしまうのは、モチベーションの維持が難しくなってきそうだと考えたからだ。
その結果、後日ゆうぽんに軽く注意されたりしたけれども、釘をさす重要性を説き返したりした。世間のバンドの解散理由での「音楽性の違い」という言葉がリバーブした。
そんな出来事が年末にあり、年明け。2025年の初のセッション。久しぶりにベースを弾いた。

そこで急遽演奏することになった懐メロ。小中学生時代を思い出して、僕はなんとなく考えを改めた。
オリジナルは変わらずやる気ないけど、これまで嫌がっていた、特段好きという曲じゃなくても演奏するのはありだな、楽しいな、ということだ。
改めて、演奏するモチベーションは「楽しい」にあったはずだということを思い立った。
なおまだ開いていないバンドのLINEには、どうやらまたオリジナルソングがアップされたようだ。オリジナルソングは楽しくなれるだろうか。教えてくれ、しげる……!
第34話 モチベーション(ゆうぽん)
マンネリとは、「マンネリズム」の略である。すなわち、状況に慣れて新鮮味がなくなっていたり、代わりばえのないものになっていたりすることを指す。

Decoポン酢の今の現状がそうだといっても過言ではないだろうか。いや、もしかするとそう感じているのは私だけで、他のメンバーはそうでもないのかもしれない。
バンドを結成して1年すこし。その間、隔週に1回音楽室に集まり音を合わせることの繰り返しで代わり映えのないまま過ごしてきた。発表らしいものといえば1度、音楽室にてインスタライブを行っただけだ。
新しい練習曲を作れば多少変化があるかと思われたが、なかなかまとまらず仕舞いだ。すどんはオリジナル曲を拒否しているし、それぞれに仕事やプライベートに忙殺される日々を前に、ライブをする兆しもない。
なにか変化を作らなければならない。そう感じる。
終わりへの始まりが、今音を立てて近づいてきていることを、刻一刻と感じている。
第35話 救済の音楽(すどん)
「あなたのことを深く愛せるかしら」
そう、あの曲だ。僕が高2の時に出来た初彼女に中ノ池公園でフラれた時に聴いていたあの曲だ。
その7年後、僕が今の奥さんに最初に1ヶ月でフラれた時に聴いていたあの曲だ。
中ノ池公園でフラれる直前に、フラれるなんて思ってもいなかったので呑気に触っていた冷たい頬だ。
付き合って1ヶ月で今の奥さんにフラれたショックで、思い出をスライドショーにしちゃった時の音楽が冷たい頬だ。
何度もかえっている気もするけど、もう一度原点にかえることにした。

なぜかベースを買って足掻いていた20代のころよりもっと前、ギターのFコードで挫折した高校3年生の時の気持ち。あの頃の僕はスピッツ一神教と言っても過言ではなく、スピッツばかり聴いていた。そしてギター演奏に挑戦したくらい、何かを表現したかった。
でも独学には限界があって、同時期に始めた友人がメキメキ上達していく中、僕は指が短いから…とかほざいてギターを諦めた。何もかも中途半端だった。
あれから20年が経ち、当時は組めなかったバンドも今じゃ5人もメンバーがいて、諦めかけた楽しい架空の日々に一度きりなら手が届きそうな昨今。
やはり僕にはスピッツしかいない。そう思った。やはり最優先はあの時の燻っていた自分に「おっおう、今は何とか音楽できてんで」って胸をはって言えるくらいの暮らしっぷり。あの頃の自分を救うにはやはりスピッツしかない。
そのために改めて、スピッツにてっぺんからつま先まで浸る生活に還ろう!そしてバンド内で一番の揉め事である選曲の争いから抜け出そう!おいてきた何かを見に行こう!
……そんな長い前置きになりましたが、僕は今後バンドメンバーに提案する曲はスピッツのみにすることにしました、という宣言でした。
「冷たい頬」、いい曲ですよ。
下手くそなベース担当としては、ベースソロがあることだけご勘弁。
なお僕が提案する曲以外はスピッツ以外になるので、実際にライブをやるならいろんな曲が聞けるんだと…思います。そろそろライブをやらないと、モチベーションがなぁ〜。
第36話 「音楽をやっている」と言えるということ(ゆうぽん)
バンドを始めてから1年半ほど。いろいろと良い意味で変化したことがあるが、一番良かったことといえば、人に堂々と「音楽やってます」と言えることだと思う。

まだお互いのことをあまり知らない人や、久しぶりに会う人などと話すとき、話題のきっかけとして「趣味」や「最近ハマっていること」を話すというのはありがちなことだろう。
そういう機会が来たとき、答えるのが「趣味でバンドをやっています」という返しだ。
概ね好意的な反応をもらえる事が多い。具体的には「なんのパートやってるの?」とか、「どんな曲をやるの?」などだ。
こういった形で堂々と「音楽をやっている」と言えるということは自分にとってバンドを始めた最大のメリットだと思う。
改めて初心に立ち返り、好きなギターをかき鳴らすことを。
「バンド」という形で仲間と音を奏でることを。
手探りでも、精一杯の丁寧さで歌うことを。
めいっぱい、楽しもうと思う。そんなことを考えていた今日このごろだった。
第37話 指揮者もいいけどタンバリンもありだね(すどん)
デコポンは固くない。全然固くなかった。
しかし僕は固いのを求めていた。とにかく固いのがよかった。
つまりマッチしなかったのだ。固いのが好きな僕と、柔らかいデコポン。
そう、Decoポン酢の話じゃなくてデコポンの話。やっぱり端っこが固いのは八朔とかなのかな。デコポンはめっちゃ柔らかくて食べやすかった。
柔らかさといえばそう、柔軟性。
今バンドには柔軟性が求められている、というかそうならざるを得ない状態で、最終的にはバンドからサークル化してしまうのもありかもなという話もあがっている。
メンバー間でも練習量に差があったりして、モチベーションの差もあるから、仕方ないね。
僕も練習デイしか練習していないので、いつでもベース→指揮者への転換を身構えている状態だ。代わりのベースはいつでもウェルカムなのである。

そんな中、いつも練習に使っている部屋に備え付けられたドラムが新しくなった。
「これで今日のあのコーナーのネタは決定ですね!」
とドラムのたまは言っていたが、


確かに綺麗になったのだけど、このコーナーのネタをドラムが新しくなった、で引っ張るのは難しいように思えた。

今週は練習のあと、何度目かになる、バンドで演奏する選曲タイムがあった。
僕はデコポンばりの柔軟性を発揮して、みんなが提案する曲に「最高やん」をいい続けた。
新しいドラムのように、新しい僕は否定をするのをやめたのだ。
どんな流行りの曲が来ても、どんな陽キャの曲が来ても、僕は自分が選んだ曲を軸に、モチベーションを保ち続けようと思う。いきものがかりもあいみょんも最高やん。
第38話 遠征計画(ゆうぽん)
前回の話し合いの結果、新しい曲目が決まった。
そうと決まれば早速練習だ。

ベースのすどんは1年間の約半分、多くの余暇時間を副業に費やしているという。
そのため3月前半頃まではほとんど自主練習する時間を取れなかったが、やっと終わったとのことなのでいよいよ本格的バンド練習が始まりそうだ。

なんだかんだでまだ公の場で演奏したことがない我々。
確かに最初「実力不足のうちに人前で演奏するのは止したほうが良い」といった意見を出したことがあったが、それにしても勿体ぶり過ぎだろう。初めてセッションを行ってから、もう1年半にもなるのだ。
モチベーション的にも、そろそろ舞台に立たねば。この意見はバンド内でも一致している。目標はGW明けだ。
と、その前に、我々にはやるべきことがある。埼玉に行くのだ。
「Decoポン酢」「埼玉」のワードで心当たりのある人は、完全にこのコーナーの愛読者だろう。

そう、初代ドラマーのコマキが現在住んでいるところだ。
最初はこの3人でバンド活動をしていたのだが、諸事情で大阪を離れることになった彼女の代わりに新ドラマー・たまが加入し、その後もチルミカ、オオキニと次々にメンバーが加入し、今の5人体制となったのだ。
やや迷走している「Decoポン酢」の現状に変化を与えてほしい。そんな気持ちで、我々は埼玉に会いに行く。
とはいえそれぞれ仕事の都合などで埼玉遠征に行けるのはゆうぽん、すどんの2人のみ。運転要員も鑑みると、もうひとりくらいほしいところだ。
となると、自転車で東京―枚方間を移動できる体力があり、かつ楽器も演奏できる例の彼に出動要請を掛けるべきか―検討に検討を重ねたい。
第39話 バンド、改名します(すどん)

三寒四温が現実味を帯びてきたこの日のセッションの後、珍しく話が進んだ。
Decoポン酢は、改名しようと思う。
理由は進んだ話の内容にある。寝屋川まつりに出演するための具体的なプランがまとまってきたためだ。
どうやら寝屋川まつりに出演するためには、6月に動画審査を突破する必要があるらしい。
そのためには、余裕をもつことを念頭に置くと、4月中に審査される曲の演奏をほぼ完璧にし、5月中に動画を撮影、そして編集して6月に送付する、というスケジュールを進めていく必要がある。
そうなると時間がない。そう、余裕をぶっこいていたら時間が全然ないことに気づいたのだ。
出演するためにはなりふりかまっていられない、使えるコネは全部使おう。だから動画審査を送る時に改名。そう、改名しよう。
「Decoポン酢 from 寝屋川つーしん」に……。
……。
なお、枚方まつりの出演を狙う時は「Decoポン酢 a.k.a 枚方つーしん」にする予定だ。
媒体名を使えばちょっとくらいは客寄せパンダにもなれる、つまりイベント運営側にもメリットが……プライド?捨てました。

この日は他にも、僕念願のストリートライブ計画も進んだ。僕はたまに電子ドラムを購入させただけでは飽き足らず、カホンを購入させる営業っぷりを見せた。
アコギとベースとカホンを使い、ストリートライブをやる。聞く気がなかった通行人に無理やり音楽を聞かせる、なんて魅力的なんだろう。そのうち1人でも刺さればいいなと思わないばかりだ。とりあえずは、河川敷でストリートライブ…ではなく、ストリート練習することから始めようと思う。うん、ストリート練習ってなんだ?
第40話 失われていた感情(コマキ)
とうとうこの日がやってきた。そう、
Decoポン酢の埼玉遠征の日である。諸事情で大阪を離れ、現在は埼玉に住んでいるコマキの元にギタボのゆうぽんとベースのすどんがやってくるのである。
正直に言おう。バンド活動を離れてからモチベーションが保てなくなり、ドラムを触る日はどんどん減っていってしまった。
なかなかスティックを握る気力にならない日々が続く中、近づく埼玉遠征の日。わざわざこっちまで来てくれるんだし、ちゃんと練習しないと!と思いながらも、あまり練習ができていないまま当日を迎えることに。

ギタボのゆうぽん。元々上手だったけど、歌もギターもパワーアップしていた。

ベースのすどん。なんだかすごくさまになっていた。でもすごく眠そうだった。(運転お疲れ様)

今回だけ特別にオカリナで参加してくれた元弊社スタッフのガーサン。鳥のさえずりが聞こえてきそうな音色で空気が和んだ。
久しぶりに電子ドラムではないドラムを叩き少しとまどいつつ、全然成長していない自分に焦りを感じながらも、強く思っていたことがある。
セッションって楽しいんだな
と。

あぁ、久しぶりだな、この景色。失われかけていた感情が戻ってきた気がした。音楽って楽しいんだね!
あっという間にセッションの時間は終わり、大阪へ帰っていったDecoポン酢。
もっとドラムが叩けるようになりたいと強く感じた日だった。
次会ったときはXJAPANの紅を叩けるようになってるからね!(無理)
第41話 スリーピースバンドやんか(すどん)
忙しかったり、みんなの予定が合わなかったり、ホタルを見に行ったりしていたら前回の練習から2ヶ月近くが過ぎていた。
寝屋川まつりに出演するために予定は全てパーになり、気がついた時には寝屋川まつりの応募期間が終わっていた。
目標がなくなってしまった。
そしてバンドの練習だ。オオキニ・フォン・ブライヒレーダーは仕事で参加できなくなり、チルミカは忙しくてもう来れない。
熟練者2人の離脱を受け、Decoポン酢は実質いま、スリーピースバンドになった。ギタボ、ベース、ドラムのシンプルスタイルだ。
いろいろ思うことはある。ただ目標がなくなったのは失態だ。こうなればどうにかして9月の枚方まつりに出場したい。それよりも先に何かしらのライブにも出たい。
それにやっぱりリードギターかピアノもほしいし、営業という名の勧誘活動も再開せねばならない。
なんだこの追い詰められっぷりは。バンドとしては今は谷にいる気がする。
しかしそんなに絶望しているわけではない。なんだかんだとバンドとしてはいい感じになってきた気がする。
上の投稿を見てもらったらわかると思う。
カチカチじゃなくてチカチカだ。
ここを1つの区切りとして、次回からDecoポン酢の新章をはじめようと思う。手始めにはやっぱりあれか?何らかのゲストでも呼ぶか?

先日好きなバンドのライブに行った。これまで意識していなかったベースを気にするようになって、僕は日々の練習により解像度が上がったことを実感した。バンド、組んでみてよかったなと。
といったところで今回のまとめは終了です。続きは今週のひらかたで読めますが、もう少ししたらまたまとめますので、そちらをぜひぜひ。
冒頭に書いたとおり、枚方まつりに出場が決まりました〜!僕は緊張対策でお酒をいれていきますので、ハッピーなステージにできたらいいな〜と!待ってます!縁日を楽しみながら、遠くから聞こえてくる僕らの演奏、みたいなシチュエーションで!
◆関連リンク
情報ありがとうございました!
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