東海道難所の1つ、鈴鹿峠を越えて泊まるのは旅人が集う東海道マストステイの宿【枚方から東京へ徒歩旅3日目】

11月18日から始まりました、すどん@ひらつーによる【枚方から東京へ徒歩旅】。
今日は3日目のようすをお届けします。

徒歩旅表紙

東海道記事一覧

1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目 
7日目 
8日目 
9日目 
10日目 
11日目 
12日目 
13日目 
14日目 
15日目(最終日)

簡単なルール

★東海道は全部徒歩

★使えるご飯&宿代は前日に見つけた枚方ポイント(※枚方っぽいもの)と占い(魚座の順位)による乱数に連動
→どういうことなのか、占い表↓
占い表

★お金は余ったら翌日に繰越

★人の優しさはありがたく受け取る

★宿がどうしてもない場合は緊急避難として電車にのって宿までいくかもしれない。できるだけやらない。あと次の日元の位置まで戻る

ルールの詳細、経緯等は初日の記事をどうぞ。

本日の結果

本日の結果はこのようになっております↓


総歩行距離は28.36km、時間は9時間20分(でも休憩とかもつけっぱで、なんなら終了後もしばらく消すのを忘れてた)、2510キロカロリー消費。

今日全然歩いてないやん!ってなるかもしれないですが、今日は鈴鹿峠越えをビビっていたのと、泊まりたい宿があったのであんまり進みませんでした。

全体として見たらこんな感じ↓
東海道マップ
47/57次までやってまいりました。数字でみるとまだまだですが、東海道の中盤はいっぱい刻んでるっぽいので、まぁよしとしましょう!

なお昨日の枚方ポイントレートは×150円で、ご飯と宿代に計5400円使用可能でした。

本日の出費↓

★プロテインドリンク 167円
★モンスター(瓶) 320円
★コーラ(ゼロと間違えた) 151円
★道の駅でうどんと肉ご飯セット  670円(やったと思う)
★石垣屋 3500円
★晩ごはん スーパーで買い出し 518円
合計 5326円!!
予算5400円内におさまりました。おさめました。

そして本日の枚方ポイントの結果は、12枚方ポイント!
占いは魚座は11位だったので、ブービー的な意味で高めの×800円となり、明日使える金額は……

9600円!!

ヌルゲーやん!
でもね、今日の区間はおそらく東海道の中でも特になにもないエリアだったので、レートが高くてめっちゃ助かりました!危なかった!

明日の目標は、四日市くらいまでいきたいなぁと。
この2日はゆっくりしていたので、明日は思いっきり進もうと思います!
明日もよろしくお願いします。

道中が気になる人向け

甲賀市


昨日晩ごはんが食べられなかったので、お腹がすいておりました。

東海道3日目-1911201
出発して、すぐそばにある水口宿へ。

東海道3日目-1911203
水口宿は宿場町でありながら城下町でもあったということもあり、全体的に歴史にも力をいれている印象をうけました。

東海道3日目-1911202
またしても交流館的な施設は朝から開いておらず、利用を断念しましたが、ちょうどベンチがあったので、


しかも冷めているので美味しさマックスです。

東海道3日目-1911204
絵になる駅を見つけたりしながら街道を進みます。


エスパー国防長官、救って下さい。

水口宿を抜けて歩いていると見つけたのは久しぶりのあの文字↓


ひ、枚方!!!
水口といえば枚方から国道307号線一本で来られる場所なんですよね。

東海道3日目-1911207
この山の先の先に枚方があるんやな…とか思いを馳せながら、旅はつづきます。


そこで土山に突入。甲賀市広い。

東海道3日目-19112011
土山宿の本陣跡。

東海道3日目-19112010
解説文も力が入っています。

東海道3日目-19112013
宿場町感としては、まぁまぁある方だと思います。石碑がいっぱい。
長さもすごいそうです。


歩いていたら見えてきた、前方にそびえ立つ山々。
ここでまさかの枚方出身の酒井格さんよりアドバイスをもらってテンションがあがりました。
というか初日にはHRKTを盛り上げてるTERUさんにも応援いただいたりも。

そもそもTwitterでコメントいただいている皆さん、結構励みになっておりますのでこの場を借りてお礼申し上げます!ありがとうございます!

つづいて看板↓
東海道3日目-1911209
この周辺には鈴鹿馬子唄という歌が伝承されておりまして、「あいの土山 雨が降る」なんです。

もうね、そんな歌どおりにせんでもいいやんってくらい、雨と晴れが次々とやってまいりまして。傘を出してはしまう、というのの繰り返しが体力を削っていきました。

東海道3日目-19112017
ちなみに鈴鹿峠の滋賀県側はこのようになだらかな坂が続いているだけのやさしいルート。


つづいて鈴鹿峠までついにたどり着いた僕。
ここで見つけたのは……

東海道3日目-19112023
次の宿場町までレンタルできる杖!!

東海道3日目-19112024
1人でこんな写真とっちゃうくらいにはうれしかったです。杖、めっちゃ助かるんです!

東海道3日目-19112026
ここから先は見て分かる通り、ほぼ下り坂。杖が大活躍する場面です。

東海道3日目-19112027
峠の途中ではこのように景色がいいところもありまして、

東海道3日目-19112028
この旅はじめてとなる海がみえました。

三重県亀山市

東海道3日目-19112031
三重県に入ろうが、鈴鹿峠を下り続けまして、しまいに国道1号線に出ますので、そこを進んでいったり、曲がってみたり。

東海道3日目-19112034
すると次の坂下宿がみえてきました。

東海道3日目-19112035
坂下宿は今や街道らしさは町並みにはありませんが、昔は規模が街道一とも言われたとの記載が。

東海道3日目-19112036
そしてこの坂下宿の奇妙な建物の横で、

東海道3日目-19112037
杖をかえしました。

するとどうでしょう、先程まで最強を誇っていた自分の身体、そしてメンタルが、あっという間に最弱へと変身。杖は最強アイテムだったのです。
足ガックガク。こんなに疲れてたんだと一度認識したら終わり、落ちる歩くペース。

東海道3日目-19112041
ですが、次の宿場町である関宿までなんとか到着。

東海道3日目-19112043
関宿。

東海道3日目-19112044
お気づきになりましたか!!

東海道3日目-19112045
めっちゃ町並みがきれいなだけでなく、

東海道3日目-19112048
電柱がない!
しかも高さが整えられているのか、奥行きの景色も広く、景色に感動。
宿場町としての完成度が高いんです。

東海道3日目-19112046
他にも無料の足湯があったり、

東海道3日目-19112042
無料の駐車場もあったり、

東海道3日目-19112047
風情あるトイレもあったり。とにもかくにも感動しました。これはTKD57総選挙でなぜ1位じゃなかったのが疑問の、宿場町だけで観光地になるレベルの町並みです。

東海道3日目-19112053
そんなわけで今回泊まったのが、この石垣屋。
東海道を旅するなら必ず泊まった方がいいといわれている、いわばマストステイの宿

東海道3日目-19112051
レトロな館内にレトロなもの達が飾られていて、

東海道3日目-19112054
これはまさかの冷蔵庫。

東海道3日目-19112055
料金表。素泊まり3500円で、寝具持参で2500円です。

東海道3日目-19112058
チェアハンモックがあったり、

東海道3日目-19112061
風情な庭があったり、

東海道3日目-19112064
何の変哲もないおもちゃコレクションを押すと、

東海道3日目-19112063
隠し扉になっていて漫画の部屋があったり。
ちなみに漫画は全部寄付なんだそうです。

施設もいろいろすごいんですが、一番はやはり
旅人との交流!!

この日も平日にも関わらず6名の旅人さんが宿泊していて、皆さんすごい人。
お酒を飲みながら旅人さんと語らうとわかったのは、今日宿泊している人の中に東海道を歩いている人が僕以外にも2人もいるということ。

東海道3日目-19112065
(宿のキッチン)

宿の常連さんによると、東海道を歩くのは当たり前、日本一周も当たり前、むしろそこでようやくスタート地点についた、みたいな感じのよう。

飲みながら東海道の先輩たち(東京からのルート)に聞く今後の難所。
そしてここに泊まりに来た珍しい人を聞いてみたら、世界をヒッチハイクで回っている女性や歌川広重にあこがれて東海道を歩いているスコットランドの方、人力車で東海道を歩いている方などなどいろいろ伺うことができました。枚方から来る常連さんもいるそうです。

そんなこんなで飲んでいたらもう0時を回っていて、そこで気づいたのはやっぱり孤独な旅でコミュニケーションをとるに飢えていたんだということ。
そういった意味ではコミュニケーションをとることができるので、マストステイの宿です!オススメ!
ただ泊まる時はルールがあるので公式サイトをちゃんと読んでくださいね!


今日はだいたい40kmほどの徒歩になる予定です、よろしくお願いします!

便利なまとめ記事をどうぞ!



お店を探すならここから

仕事探すならここから

広告の後にも続きます

広告の後にも続きます

いいお店、見つかるかも?